レーズンパン。

息子の朝ごはん用にレーズンパンを焼きました。
気がつけば今まで息子に私が焼いたパンを食べさせたことがないかも…
手間をかけて作ったものを残される悲しさを考えるとその気になれなかったのもあり。
息子の大好物のレーズンパンは父も母も苦手なので食べてくれなかったらどうしようもないということもあり。
なかなかその気になれませんでしたが、相当お好きなようなので重い腰をあげて作ってみることにしました。
せっかくなのでレシピの配分よりも多めにレーズンを入れてみたのですが、ちょっと少なかったような？
まぁ、息子は喜んで食べてくれたのでよしとしましょう。

レーズンパンを作っているとレーズンにまつわるエピソードを思い出しました。
あれは私が働き始めて初めての忘年会。
一次会の後、助教授（当時、大学病院に勤めていました）に二次会に誘われました。
最初は断るつもりだったのですが、周りから「絶対に行かないとダメだよ！」と言われてついて行くことに。
助教授と3名のDrとともに助教授の行きつけという高そうなバーに連れて行っていただきました。
私以外は全員Drで紅一点、しかも場違いな高級バー…
とんでもなく居づらかったことを覚えています＾＾；
そのお店でおつまみ？で出てきたのが房についたままのレーズン。
「これ、すごく美味しいから食べてみて」
と言われ、レーズンが苦手なことなどもちろん言えずにまる飲みしました（苦笑）
その後も「美味しいでしょ？さ、遠慮せずに食べて」と言われ、ひきつりながら何度も飲み込みました…
一度食べたらもう後には引けないので。
その後、会計が十数万（！）になっているのを知り、背筋が凍りました…
財布には5千円ほどしか入っていないし（若かったんです＾＾；）、カードも持っていなかったので…
お酒の味が一気にわからなくなりました…
結局、助教授が払ってくれたのですが、本当に生きた心地がしませんでした。
せっかく高級のお酒が飲めたのにもったいないことしたな～
いまさら思う私です＾＾；

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