8月15日号の「(6月議会)議会だより」では、「浦安市川市民病院の民設民営化移行に関する意見書の提出について」の意見書が、6月議会で可決されたことが「一面小見出し」に載り、3頁にはその全文が掲載されています。
これを読んだ方から、「広瀬さんもこの意見書には賛成をしたのですか?」と聞かれてしまいました。
紙面を見る限り、反対者がいたことは書かれていませんので、当然読まれた方は「全会一致で可決」と思うのは無理ありません。それも、可決された発議内容全文がかなりのスペースを割いて(3頁の約1/3以上が割かれている)掲載されているのですから、市民の目につきます。
この発議、私以外にも確か共産党の三名も賛成はしていなかったと思います。ということは、議員の1/5は賛成していないのですから、少なくともそのことぐらいは紙面の何処かに書いてあれば、上記のような質問はないと思います。
近日中に議会だより委員会に申入れをします。
というより、採決結果を議員名を入れて一覧表で公表すれば解決する問題ですね。
私が市議になった当時は、議会だよりに掲載されている各議員の一般質問の要約箇所に、市議の名前が入っていませんでした。
最初の見出しに一般質問をした市議の名前が質問順に掲載されていただけなので、どの議員の質問内容を掲載しているのかを市民は知ることが出来にくい状況でした。
議会だより委員になった私は(15年、16年)直ぐにそのことを指摘し、要約箇所ごとに市議の名前を掲載すべきだと提案をしました。
しかし、中々その意見は通りませんでしたが、近隣市の議会だよりが殆ど市議の名前を明記している実態が明らかになり、紙面が変わっていきました。
議員は自分の発言に責任を持つのは当たり前ですから、誰が質問をしたのか分かりにくい紙面では、「無責任」との批判も出てきてしまいます。
議会だよりの紙面内容を変えるのは結構時間がかかりますが、市民の誤解を招かない為にも、少しでも実態を伝えるものにしていかなくてはなりません。