ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

入札参加辞退届 その3

2008年06月12日 | 入札・談合
昨日は19年度の入札参加辞退届理由で気になるものを羅列してみました。
「人員手配困難」、「業務多忙」、「見積り額が予定価格上回る」などは考えようによっては納得できます。
特に、予定価格を事前公表した場合に、指名を受けた者が見積もりを出したら予定価格をオーバーしてしまったら、当然その入札に参加しても無意味なわけで、辞退をするのは至極当然の話です。

しかし、辞退理由の「一般貸切旅客事業の許可資格を県内では有していない」などは、何故市は「資格がない者を指名したのか」が不思議です。
資格がないことを市側は知らずに指名してしまったのか、あるいは知っていたが、数を揃えるために何らかの理由により指名したのか、疑問が湧いてきます。
「知らずに指名した」と言うのであれば、指名する時に使用する調査資料に何を使ったのかが問われてきます。

メーカーから値段が出てきていない」とはどういうことを意味しているのでしょうか?
これは明らかにメーカーは指名を受けた業者には入札に参加して欲しくないというメーセージだと思われますが、市の意向とは明らかに反する行為です。
昨年8月の消防署の備品をめぐる入札でも同じようなことが行われていました。
L社は指名を受けた市内某業者に、入札日前日まで値段を提示しませんでした。
何度催促しても値段の提示を拒まれた指名業者は、一時辞退まで考えたと言っていました。
入札日前日にやっと提示があったので、何とか辞退は免れたのですが、提示された値段が定価の91%という、超高額でした。この事例などは、実質的には「メーカーから値段が出てきていない」に等しい行為だったと言えるでしょう。


仕様書商品の仕入れが困難」等という辞退理由を読むと、「同等品申請」は認めていなかったことが分かるのですが、何故同等品申請を認めていなかったのかが疑問です。
また、もしかしたらここでも消防署備品購入の事例と同じ原理が働いていたのではないかと疑いたくなります。
入札に参加しようとしても、メーカーが品物を入れてくれなかったり、価格調整をしてしまい、入札参加者間での自由競争が阻害されていたのではと不安になります。

水門事業より撤退している」と言う理由も、考えてみると市側はどんな基準で指名したのか疑問を抱かざるを得ません。
撤退してその事業をしていない業者を指名していたわけですが、何でそんなことになったのか、全く持って理解不可能です。

これまで私は何回も「指名基準を明確に示して欲しい」と議会で訴えてきましたが、いつも当局の答弁はあいまいでしたが、辞退理由を知れば知るほど、疑問と言うより疑惑が深まります。

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