ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

反問権

2011年02月25日 | 議会改革
議会改革進展度の一つに、反問権を認めているか否かがあると思います。
今朝の朝日新聞千葉板で、我孫子市議会が来月の議会から導入を決めたことが報じられています。
県内では、流山市議会、山武市議会が既に導入しているようですが、当局の反問権が導入されると議会と当局との緊張関係は一気に高まるでしょう。
質問する議員は、曖昧なことを言ったら逆に当局から突っこまれることが予想できるので、きちんとした調査による裏ずけがないと質問はできなくなるはずです。
台詞読みっこのお芝居も、やりにくくなるはずです。

浦安にも、議会活性化特別委員会を作り、議会改革をするために動いたはずですが、結果は、私が何度も指摘してきたように時代に逆らう形のもにになってしまいました。
反問権をどうするかについての議論は私の記憶ではなかったように思います。

4月に新しい議会が誕生したら、すぐに本当の意味での議会改革委員会を作り、市民に開かれた議会運営にするために、そして当局に緊張を強いる議会に生まれ変わるために活動を開始すべきです。

市民は、議会が生まれ変わることを望んでいます。
議会が生まれ変わらないと、行政のチェックなどできません。

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総合評価でも談合

2011年02月25日 | 入札・談合
2月12日毎日新聞で総合評価方式でも談合が行われているとの報道がなされています。
これは国レベルでの話ですが、当然市レベルでも同じようなことがおこなわれていることを想定しなければなりません。

浦安市の場合、総合評価方式での業者選びが増えているようにも思いますが、談合は心配ないのでしょうか?

クリック毎日新聞記事
   
「業者に提出が義務付けられる「技術提案書」の内容が価格とともに評価の対象となるが、複数の業者が同一の書類を提出するなど談合が疑われるケースが続発。国土交通省の発注事業だけで昨年度、問題のある入札が99件あった。」

一業者が他の業者の書類を提出(作成)する・・・、浦安でも同じことが発覚していましたよね。三年前の6月議会で同じような事例を指摘したら、私の発言は議事録から削除されてしまいましたが・・・。
国は、入札の実施を見送ったり、入札参加資格を取り消すなどの対応をしていますが、浦安市の対応は何もナシ。
議会も力がないから、何もしなかった、と言うより、議事録から私の発言の削除をしてしまいました。その後、何の反省もナシ。

談合はつきものだという認識の元でどうするかを考えないと、結局市民は高い買い物をさせられることになってしまいます。

防止策としては
①不正を届け出たところは処罰を免れる、
②談合には厳罰でのぞむ 
この二点を徹底する以外方法はないように思います。




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