ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

こどもの日

2005年05月05日 | Weblog
5月5日はこどもの日。
このこどもの日に関連して、最近の子供の置かれている状況と私が育った頃との違いを考えて見ました。

私はいわゆる団塊の世代に属するので、小学校入学時には教室が不足気味で、小学校一年生の時は「二部授業」がありました。
つまり・・・、教室が不足していたので一つの教室を二クラスで使用するために、午前開始のクラスと午後開始のクラスがあったのです。
午前開始のクラスは普通に朝登校し、給食を食べて帰宅ですが、午後開始のクラスは昼少し前に家を出て、給食を食べることから学校が始まりました。

そしてどのクラスも50人以上の子ども達がいました。
今のような40人学級とか30人学級とかは全く考えられず、教室が児童で一杯溢れていました。それでも授業は平然と行われ、歩き回る子どもや授業中ぺちゃくちゃ喋る子どもは一人もいませんでした。

勿論、中にはとても元気な子もいましたが、他人に迷惑をかけるということはなく、いわんや授業が成り立たなくなるなどと言うことは一度も経験したことがありません。

親や先生達の特別な厳しいしつけが行われていた記憶も無く、クラスは何時も問題なく運営されていました。

此処数十年の間に、日本の学校が何で今日のようにたくさんの問題を抱えるまでに様変わりしてしまったのか不思議でなりません。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする