桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

カメラ片手にいずこへ行かむ(2)

2009年05月04日 22時09分48秒 | のんびり散策

 今日四日は東のほうを目指しました。
 最初に訪れたのは幸谷(こうや)観音です。我が庵からはマツモトキヨシの本社前を通って、徒歩二十
分弱。



 写真の観音堂には通称黒観音と呼ばれる漆黒の十一面観音が祀られています。ほぼ等身大(158センチ)の木像です。
 賽銭箱越しに顔を近づけたり、背を屈めたりしてみましたが、胸から下しか見ることができませんでした。
 あとで知ったのですが、この観音様が開帳されるのは十二年に一度だけ。干支でいうと午年(つまり五年後)の四月十八日一日限りだそうです。



 幸谷観音下の山径です。
 街路灯がなければ深山幽谷の趣がありますが、右手の竹林のすぐ下には民家がありました。

 光明寺というお寺を過ぎて道なりに歩いて行くと、水戸街道に出ました。
 まだ二十五分ほどしか歩いていなかったし、昨日今日とつづけて歩いているせいか、まったく疲れていませんでした-ウォーキングの効果が出るにしても、そんなに早く顕れるはずもないのですが……。
 帰るとしても、同じ道を辿るのも芸がないと考えたので、水戸街道添いに一気に馬橋を目指すことにしました。



 馬橋駅近くで鉄線(テッセン)の花を咲かせている家を見つけたので、無断撮影に及びました。私は長いこと鉄線がクレマチスの和名だとは知りませんでした。

 旧水戸街道の坂をダラダラと下って、馬橋駅東口にある萬満寺に着きました。



 臨済宗のお寺ですが、境内には弘法大師の碑があり、水掛け不動もありました。それもそのはず、開基当初(1256年)は大日寺といい、真言律宗のお寺だったのだそうです。
 本堂に祀られている不動明王は中気除け不動として著名です。厄除けの仏様、ことに不動尊は全国到るところにありますが、中気除けというのは、ここ萬満寺ただ一つだけだそうです。
 護摩供養があるのは毎月二十八日。さぞ大勢の信者を集めるのでしょうが、今日はまったくの無人でありました。

 ここまでくると、馬橋駅は至近です。
 新松戸までは常磐線でも流鉄でも一駅ですが、いささか距離もあるので、電車に乗るかとも思いました。が、せっかくだから歩こうと決め、やや疲れ気味の脚にカツを入れながら、遮二無二歩いて帰りました。この日の散策は所要一時間四十五分。途中、喫煙一本のみ。

↓今回歩いたところです。
http://chizuz.com/map/map56244.html

 鉄線の花を見たので、山崎ハコの「てっせん子守唄」(昭和五十九年)を添付したかったのですが、You Tubeにはないようです。代わりに「ANOU」。

 ♪ANOU 僕はいりませんか? ANOU いいとこあるんだけど……。
http://www.youtube.com/watch?v=Yz95q5U-AjA


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