以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

平均単価壱萬伍千円也のゴミの再生。(笑)

2018-04-26 13:19:16 | 日記
故障原因探求と試験材料としてヤフオクや解体屋さんから買い漁ったKE車のオートクルーズモジュールだった箱物ユニットの物体に元の機能を復活させて役を成す様に致しましたー。(笑)




今回の一件でKE車のオートクルーズシステム全体を調査した上でオイラ独自で作成したトラブルシュートの作業標準によってシステムの状態を把握した上での修復が行える様になった為、不良箇所の特定が迅速且つ確実に行える様になりました。。。(笑)

クルーズアクチュエータのチェック法やポテンションメーターのチェック法や故障判断に必要な基準となる数値の幅などや、オートクルーズモジュールの故障判断とその修理に最低限必要な実装部品のデータや比較演算ICの仕様等を含めた修理資料がウチに蓄積されました。。。(笑)

勿論、当時のアナログ回路なのでアナログ回路や基盤の構成を読む知識と自動車側の知識を理解出来る人ならばこの程度の話はお笑いネタかも知れませんね。。。(笑)

当時の工業製品における設計製作技術の弱点を理解していない人がラジオや無線の知識程度で手を出すと深みに嵌りますな。。。既に現代の最先端技術の常識の範囲では解決がつきにくいブツですわ。。。

勿論、こういったユニットが30年後に日本の国で修理されて再生されている何てVDOさんも考えていなかっただろうし、ソレを証拠に基盤に基盤試験やトラブルシュートを行う為のテストポイントでさえも絶縁ニス仕上げになっていて電位や波形、実測値の数値的解析さえも難しくしています。

最低限、旧い基盤の再生知識と制御システムの流れが理解出来ていないと完治させる事は難しいと考えます。

どうしてもDIYで独自のやり方で解決を狙う方は自分で全てのワイヤリングを暴き出してシステムを熟知した上での着手が無難なのでしっかりと勉強して下さい。
その為にサンプルを取り寄せたり完動品を分解して模擬電流試験をしたりの経費を惜しんではいけません。
自分の所有車の為にDIYに要する費用を惜しみなく投入して下さい。
ソレが最も贅沢な解決手法、、、DIYよる修理です。
全くお膳立てになる資料も何も御座居ません。勿論、メーカー供給の配線図も御座居ません。
基本知識は多くの文献から学習して下さい。
このシステムについての教科書も無いので教科書を自分で作る気持ちで挑んで下さい。

己によって得た経験値とデータは大切な財産です。
学ばぬ者には絶対に手に入れられない財産です。
ズルして付け焼き刃な知識で手を出せば手痛いしっぺ返しを喰らいます。
インターネット等で他人の公開した情報やマニュアル化されたモノしか学べぬ人には厳しい内容かと存じます。。。

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