吾妻さくら病院

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加齢による筋力低下を防ぐ

2018-06-06 08:45:07 | 健康・病気
「サルコペニア」という診断基準があります。
これは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。あるいは、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。

また「フレイル」といって、加齢とともに運動機能や認知機能等が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態を指す言葉もあります。

1.体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
2.疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
3.歩行速度の低下
4.握力の低下
5.身体活動量の低下
以上の項目のうち、3項目が当てはまると「フレイル」、2項目以下が「プレフレイル」とされております。比較的若い方にも「プレフレイル」に該当する方が増えているとも言われています。

フレイルの状態になっていると風邪をこじらせて肺炎を発症したり、転倒して打撲や骨折をする危険性があり、自分の感情をコントロールできなくなることもあります。さらには転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけにフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。

フレイルの状態に、家族や医療者が早く気付き対応することができれば、フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る可能性を減らすことができます。

「フレイル」や「サルコペニア」の兆候がある方は、基本的に十分な栄養の摂取と散歩など低負荷の運動が効果的であり、適切な対応を取れば回復することができるので、早期に発見して対応しましょう。
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