BRITISH FAIR 2005

昨日、うめだ阪急でやっている『英国フェア２００５」に行ってきました。
ローズガーデンやさまざまな英国的商品がありなかなか楽しかったです。
ですがお目当ては『キングス・ジョンズ・ハンティング・ロッジ』のクリームティー。

焼きたてのスコーンと本物のクロテッドクリーム（クリスティーの愛した手で攪拌したものではないでしょうが）と聞いて行かなきゃ！とはせ参じたのですが…
あまりの行列に待てませんでした
せめてスコーンでも買って帰ろうとしたら売れきれでした

ですが会場は見ごたえたっぷり
「ハンテル」のアリスのミニチュアシリーズ、欲しかった～
でもなかなか１つに選べないんですよね。
「つままれる白の王様」か「挨拶するマトン」があったら買っていたかも。

そういえば同じ阪急で「ガラード」のティアラ盗まれたそうですね。
価格は￥３６００００００。
私は￥３６００万ってすぐ読めなかったです

どうやって盗んだのかすごく不思議です。
ショーケースのガラスや鍵はこじ開けた形跡が無く、鍵もきちんと引き出しに入っていたそうです。
しかも営業時間中に！！
警報装置つけてなかったのかなぁ。
保険かけていたとは思うけど…あまりのことにびっくりです。

でも聞くところによると宝石って出自が一番大切で、たとえ本物のすばらしい石であっても、鑑定書やこれまでの経緯がわからないものは買い叩かれるらしいです。
だから犯人も￥３６００万盗んだと思っていても売ってみたら足元見られてそんなには値がつかない（それでもかなりの金額にはなるでしょうけど）そうです。

クリスティーにもこんなほんの隙を突いて宝石を盗む話があります。
『グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件』（ポワロ、短編集「ポワロ登場」収録）
『高価な真珠』（パイン、短編集「パーカー・パイン登場」収録）
『レガッタ・デーの事件』（パイン、短編集「黄色いアイリス」収録）

ポワロやパーカー・パインのような探偵がささっと犯人を捕まえてくれたらいいんですけどね～