体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

何が「共に戦え」だ!

2006-09-13 00:34:12 | Rugby
既に報道されているように、ラグビー日本代表のヘッドコーチ(以下HC)であるエリサルドが、フランスの1部リーグ「アビロン・バイヨンヌ」のスポーツマネージャーに就任したらしい。
アビロン・バイヨンヌは現ヤマハの村田選手が1999年から3年間所属したチームとしてご存知の方も多い事と思う。
村田選手のHPにも今回の件についての感想が日記に綴られている。
曰く、ビックリする以外ないと。

日本ラグビー協会側もかなり困惑しているようだ。
◎太田 日本代表ゼネラル・マネージャーのブログからも、現在の困惑した状況が見て取れる。

しかしである。

ちょっと舐められすぎてるんちゃいまっか?

仮にも一国の代表チームのHCを務める人が、他チームの「アドバイザー」を兼務するなんて有り得ない。
しかも、2007年W杯フランス大会の出場をかけた最終予選が目前に迫っていると言うこの状況下で。
アドバイザー就任の発表タイミングが悪いだけではなく、HCとしての姿勢が問われる。
だいたいトップリーグが開幕しているにもかかわらずスカウティングもせず、第1節を見てフランスへ帰ってしまうなんて。

私は、以前のラグビーマガジンのLET'S VOTE!で強化の進まないエリサルド体制を、支持するでもなく支持しないでもなく静観するという立場を取った。

それは大きな間違いだった。

エリサルドHCがメディアに向けて発言したのを見る機会は、協会のHP,ラグビーマガジンなどが主たるものであるが、日本代表を強くしたいと言う情熱のかけらも見えない。
マイナースポーツのラグビーだからジャーナリストの数もたかだか知れているだろうが、彼を擁護する記事を読んだ事が無い。
人望が無いのだ!!
この人にチームを預ければ希望の光が見えるというものが、これっぽっちも無いのだ。

こんな状況下で「共に戦え」って、誰と戦えって言うの。
外国人監督待望論の神輿にのって、不適当な人を連れてきたツケを協会だけに押し付ける気は無い。

だけど、多くの人がそうであるように、今回の件に私は心の底から失望した。





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