体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

radikoで思うこと

2011-01-28 21:47:29 | Music
今は微笑みの国に行った同期から教えてもらったradikoがとても重宝している。
もっとチャンネルが増えてくれれば・・・、他の地方のラジオも聴ければ・・・、と色々希望があるのだが、PCでラジオが聴けるのがとても良い。
(でも、微笑みの国ではradikoは聴けないんですよね・・・。)

思い返せば、一番ラジオを聞いていた頃は中学から大学を卒業まで。
中学、高校の頃はまだLPが主流で、LPが2500円ならCDは4000円弱。
しかも、CDがLPと同時発売されるのは希で、LP発売時点でCDが遅れて発売されるとわかっているのはまだマシな方。
今みたいに欲しいレコードをバンバン買うことも出来なかったから、新しいアルバムが発売されてどこかのFM曲でアルバムの特集がされるとエアチェックしまくってたなぁ。
(おそらく、若い人はエアチェックという言葉の意味を知らんのだろうなぁ。
LPの頃はA面のコンセプトとB面のコンセプトが異なる音作りとかしているアルバムとかあって面白かったのだが・・・。)

大学を卒業して以降、ラジオを聞く機会が激減し、昔から買い続けているアーティストのCDか、CMなんかで耳に残った曲のCDしか買うことが無くなった。
新しい音楽と出会う機会が激減し、CM曲かTV番組の挿入歌でしか新しい音楽に出会う機会が無くなったからだ。
(とは言え、最近はめっきりTVを見る機会も減ってきたので、新しい音楽に出会う機会も減ってきたが・・・。)

当時はリピート機能が無い時代だったので好きな曲を繰り返し聴くには技術が必要だった。
レコードならレコードへの針の落とし方を鍛える必要があったし、カウンタが無い頃のカセットは巻き戻す時に停止ボタンを押す勘が必要だった。
カセットは同じ曲ばかり聴いては巻き戻しするので、テープが伸びて音がくすんだりしたっけなぁ。


会社に入って、とある商品を開発している時にボソッと部長にこんな台詞を言ったことがある。
「人間はどこまで便利になれば、それ以上便利になることを拒むのでしょうかねぇ。」と・・・。
部長には「どこまで行っても絶対満足なんてしないよ」と一蹴されたが、本当にそうなんだろうか・・・。

今もradikoを聴いていて、そう思った。

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