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映画 アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方:世界を呑み込むビジネスマン


今回の映画レビューは、アメリカ大統領になったトランプのルーツ的映画「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」です。

再び大統領となったドナルド・トランプ。今トランプ大統領の一挙手一投足に注目が集まっています。巨大な権力を持つアメリカ大統領の中でも類まれな存在であることは誰もが認めるところでしょう。それは、これほどまでに予測不能な大統領はいなかったと思います。そして、今回の映画は大統領就任を予測するように作られ、公開された事実に、本人は当然ながら批判してますが、アメリカの懐の深さを感じます。

物語は、人種差別により政府から訴えられ不動産業を営む父の会社が倒産の危機にさらされる二十代のトランプからスタートします。父から受け継いだ仕事をまじめにこなすトランプに高級クラブの会員である悪名高い辣腕弁護士、ロイ・コーンが手を差し伸べます。酒も呑めないナイーブで金持ちお坊ちゃまが、ロイにより仕立て上げられ、やがてロイが手に負えないほどの怪物へと成長する過程を描いてます。

前半はロイを中心に描かれるのですが、当時のニューヨークを中心にした時代背景とロイとトランプの性的嗜好や元夫人イヴァナとの出会いと関係など、かなり詳細に描かれ、しかも反トランプ、親トランプ両方にも共感を得られそうな作りに仕上がっていて、なかなか面白い作品でした。

世界が戦々恐々となっている今、この映画はある意味でトランプと付き合う上でひょっとしたら良いヒントなるのではないかと思います

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