熟メン茶々丸の「毎日が美びっとカルチャー」

アートショップ店主・熟メン茶々丸のアート・シネマ・グルメ・スポーツなどのカルチャーコラム。

映画 クーリエ:最高機密の運び屋

2021年10月04日 | 【映画・ドラマ・演劇】

ポスター画像

サラリーマンがスパイ!ベネリクト・カンバーバッチ主演の事実に基づくスパイサスペンス作品「クーリエ:最高機密の運び屋」を鑑賞

現在ダニエル・クレイグ最後のボンド007の最新作が上映中ですが、今回はスパイと言ってもMI6の命を受けたイギリスの民間人が主人公となるスパイ、しかも彼がキューバ危機を救った実在の人物です。

米ソ冷戦時代の1962年。ソ連がキューバに核ミサイルをアメリカに向けているとの情報は入るあのキューバ危機の時代です。主人公の英国人セールスマンのグレヴィル・ウィンは、民間人にも関わらずCIAとMI6の依頼を受けてモスクワへと飛ぶます。グレヴィルは国に背きソ連軍参謀本部情報総局の高官ペンコフスキーとの接触し機密情報を西側へ運び続けます。

前半は、家族にも知らせることが出来ず、セールスマンの腕を買われて任務を遂行するグレヴィルと戦争を回避を願うペンコンスキーの緊張感の中で信頼を深め友情を育んでいく二人の交流が描かれています。口ひげにスーツ姿のサラリーマンを演じるカンバーバッチは、今までの配役とは異なる風貌です。クールなイメージを逆手にとり、ビジネスユーモアでソ連で表のビジネスマンを演じるカンバーバッチが、後半では容疑をかけられ投獄され地獄の生活を味わいます。獄中でのカンバーバッチは真実を再現するために丸刈りで10キロ以上の減量で挑んでいます。

一人の人間として戦争を命がけで回避しようとしたグレヴィルとペンコンスキー、二人の運命はラストで異なる運命をたどりますが、二人の絆に感動しました。戦争兵器の進化により一瞬にしてすべてを失う危機をはらむ戦争。自らの信念と使命に生きた二人の姿を通じて学びぶことは多くあります。


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