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NHK朝ドラ『あさが来た』の魅力的なカップルたち、そして込められたメッセージ

2016年04月03日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

NHK朝ドラ『あさが来た』が終わってしまいました。

このドラマは、昨年のTBSドラマ『天皇の料理番』と同種-脚本、演出、主役級からチョイ役までの俳優の質が高い-で、この撮影現場が一団となっているのを感じさせる、素晴らしいドラマでした。 

このドラマでは、私の記憶にある限りでもこれだけ多数の夫婦、カップルがでています。 

白岡あさ&新次郎
眉山はつ&惣兵衛
白岡政吉&よの
今井忠興&梨江
白岡榮三郎&さち
眉山菊&栄達
うめ&雁助
(雁助&ツネ)
白岡千代&啓介
亀助&ふゆ
大隈重信&綾子
治郎作&カズ
みわ&山平十郎
眉山養之助&節 

これらのカップルは、脚本家が身近な人達をモデルにしたのではないかと思えるくらいで、「あてはめようと思えば、大抵のカップルがどれかにあてはまるのではないだろうか」と思えるくらいリアルな描き方でした。 

(私自身は「あさ&新次郎型」です。これは、妻も夫も興味の対象が違う、妻が人目を気にしないで型破りな行動もする、夫は妻を応援する一方自分の趣味を楽しむ・・・という点で。いずれにしても、どのカップルも、人物も魅力的で、もう彼らを観ることができなくなってとても寂しいです。) 

ところで、あさは最終回で、
 (以下は2016年4月2日の『あさが来たパチパチはんのスタッフブログ
http://www.nhk.or.jp/osaka-blog/asagakita/241425.html
より抜粋させてもらいました。)

「皆さん、知っての通り、うちは江戸の嘉永生まれのおばあちゃんだす。うちらの若い頃は、そら不便だしたのやで。電話はもちろん郵便のあらしまへん。馬車や汽車かてあらしまへん。誰かに何か伝えたい思ても、脚絆(きゃはん)穿(は)いてひたすら幾つも山を越えるしかあれへんかったりしたもんだす」 

「それがほんまに便利になって。うちは、昔の方がよかったなんて、ちょっとも思てしまへんのやで。そやけどなあ・・・・なんでだす?」 

「国が育ったらもっともっとみんな幸せになれる思てたのに、こない生き辛い世の中になってしもたのは、なんでなんだすやろなあ?」 

「戦争は銃や大砲で人を傷つけて、新聞や世論は人を悪ういうたり勝手な批評して人の心傷つけるばかり。みんなが幸せになるための武器は、銃でも大砲でも悪口でもあらしまへん。(頭と胸を指し)ココとココだす」 

「そうだす。人の気持ちをおもんばかることの出来る優秀な頭脳と、柔らかい心、それさえあったらそれで充分なんだす」 

と皆に話していました。

このメッセージは、世界どの政治家や著名な学者の言葉よりも私には響いてきました。

NHKの朝ドラ『おしん』が世界の人々を感動させましたが、この『あさが来た』では感動を受け取ると共に、ドラマからのメッセージも世界の人々が受け取ってくれるとよいな、と思わずにはいられません。

(蛇足ですが、「あさが来た」は 英語バージョンでは“Sunshiny Asa”のようです。「あさ」と「朝」の掛け合わせが英語ではできないので、努力賞というところか。) 

素晴らしい脚本を書いてくださった、大森美香さんのインタビューのリンクも貼り付けますので、どうぞ。 

NHK
柔らかな力を描く
脚本大森美香さんインタビュー
http://www.nhk.or.jp/asagakita/special/special3.html 

オマケ: 

出番もセリフも少なかったのですが、私はこのドラマで、榮三郎の奥さんのさちさん役の柳生みゆさんが印象に残りました。 

柳生みゆさんが2002年(or 2003年)に出演していた日本とイランの合作映画です。

『風の絨毯』日本予告篇
https://www.youtube.com/watch?v=ewwRD38AiEU 

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