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信州大学池田修一教授提訴-「対立仮説つぶし」「レッテル貼り」が科学的?

2016年08月19日 | 福祉・医療

信州大池田修一教授提訴-A氏の証言は・・・
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ed137b724f81a331db427b35e6a314bb

の続きです。 

今回の裁判の対象になったWedge社の記事の一つは以下のものです。

子宮頸がんワクチン研究班が捏造
厚労省、信州大は調査委設置を
利用される日本の科学報道(続篇)

2016年06月23日(Thu)  村中璃子 (医師・ジャーナリスト)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7124
  

村中・大江両氏の池田教授バッシングが始まったのは、以下の記者会見以降。 

毎日新聞(2016年3月17日)
子宮頸がんワクチン
脳機能障害、患者8割が同じ遺伝子
http://mainichi.jp/articles/20160317/k00/00m/040/109000c
 

子宮頸(けい)がんワクチン接種後の健康被害を訴える少女らを診療している厚生労働省研究班代表の池田修一信州大教授(脳神経内科)は16日、脳機能障害が起きている患者の8割弱で免疫システムに関わる遺伝子が同じ型だったとの分析結果をまとめた。事前に遺伝子型を調べることで、接種後の障害の出やすさの予測につなげられる可能性があるという。厚労省内で開かれた発表会で公表した。 

 研究班は信州大と鹿児島大で、ワクチン接種後に学習障害や過剰な睡眠などの脳機能障害が出た10代の少女らの血液を採り、遺伝子「HLA−DPB1」の型を調べた。

 その結果、「0501」の型の患者が信州大で14人中10人(71%)、鹿児島大で19人中16人(84%)を占めた。「0501」は一般の日本人の集団では4割程度とされ、患者の型に偏りが見られた。 

 池田教授は「ワクチンの成分と症状の因果関係は分からないが、接種前に血液検査でHLAを調べることで発症を予防できる可能性がある」と話した。 

 研究班は今後、対象を手足の痛みなど別の症状のある患者も含めて150人に広げ、発症の仕組みなどについて研究を続ける。 

 子宮頸がんワクチンは2009年12月以降、小学6年から高校1年の少女を中心に約338万人が接種を受けたが、副作用報告が相次いで13年6月から接種の呼び掛けが中止されている。【斎藤広子】 

免疫異常誘発の可能性 

 厚生労働省研究班の今回の分析は、子宮頸がんワクチンの接種を引き金に免疫機能が異常をきたし、過剰な反応が起きている可能性を示す。調査数が少なく「科学的に意味はない」(日本産科婦人科学会前理事長の小西郁生・京都大教授)との指摘もあるが、厚労省の専門家検討会が原因とみている接種時の痛みや不安に伴う「心身の反応説」とは異なる観点からの研究で、今後が注目される。 

 世界保健機関(WHO)は同ワクチンの安全宣言を出し、接種を事実上中断している日本の対応を批判している。名古屋市も昨年、7万人対象の調査で接種者と未接種者の間に発症差はなかったと発表しており、接種再開を求める声も強い。 

 ただ、患者らが訴える症状の原因は、解明の途上だ。研究班は複数のワクチンをマウスに接種する実験で、子宮頸がんワクチンを打ったマウスの脳だけに神経細胞を攻撃する抗体が作られたとしている。また、人種差があるHLA型に着目した研究は、国ごとに違う副作用発生率を比較するのに役立つ可能性があり、新たな知見が得られるかもしれない。

 接種再開の議論をする際は、こうした原因解明の取り組みや治療法の開発の状況を考慮することが求められる。【斎藤広子】 

村中・大江氏の池田教授攻撃に対し、私はブログ、

対立仮説を言葉でつぶすだけの村中璃子氏とお仲間たち・癌撃退はパスツールよりメチニコフ理論が有効では?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/a74ee695b940679b5708f91db95c2ff3 
に、

「私は村中璃子氏他、お仲間たちの医学者たちの子宮頸がんワクチンと副反応について仮説を立て検証中の医学者に対するネガティブキャンペーン、および、自説(ワクチンが安全という仮説)がなぜ正しいかを証明しようとせずに、「自分達が言うことは正しい」とだけ訴えるやり方には、ただ驚くばかり。」 

と書きました。

今回の提訴について、シンガポール在住の生物学者の北島遊正氏が、 

「自称医師の村中氏が、遺憾だとかなんとか言ってますが、池田教授は科学者としての立場(研究班の代表として、という部分)も明確にしておられるし、そもそもピアレビューのない研究発表では、データの厳密さよりも議論の足場となる新規性が重要です。」

とツイートされていますが、同意します。 

こうしたツイートに対し、村中璃子氏の記事を称賛した医師たちは、こうツイートしています。 

「名誉毀損で訴えることは全然ルールに合致してるけど、医学者がとるべきプロセスではない。医学的な反論には医学的にデータ示して「そんなことあらへん、ほらみろ」と反駁するのが筋なんです。法曹界の世界観が医学・医療のそれとは噛み合わないのは、ずっと前から申し上げていることです。」
by 岩田健太郎氏  

「池田先生は名誉毀損で訴えればいいと思います。ただ、学術界で池田先生の信頼はなくなりました。山中教授のように、記者会見でノートを見せればいいでしょうに。」
b
y 上昌広氏 

「池田修一医師は「薬害弁護士」にそそのかされて、名誉毀損の訴訟を起こしたのではないだろうか?」
by かるがもクリニック atsushi miyahara 氏

「池田修一氏の代理人弁護士の清水勉氏は薬害オンブズマンパースンでした。村中氏の言う薬害弁護士ってことですね。」
by  EARL氏 

(提訴について久住英二医師はリツイートのみ、桑満おさむ医師は言及していないようです。)

これらが医学者的な発言なのでしょうか?私には到底そうは思えません。

なお、村中氏の記事のあとに、信州大学に調査委員会が設置されたときの村中氏のツイートもついでに数本貼り付けておきます。 

「今日の毎日新聞夕刊、「週刊文春によれば」とは書くのに「ウェッジによれば」「村中璃子によれば」と書かないのはなぜでしょう。本人は「裏を取った」規則があるなどと言っていますが、筆者への敬意を払わず、言い訳を並べるのは、報道でもジャーナリズムでもありません。」 

「「外部から疑問が寄せられていた」のではなくて、私がウェッジの記事で最初に指摘したんですが、信州大学に予備調査委員会設置決定という報道がついにヤフーのトップにまで来ました。」  

「個人の1本の筆でトップニュースを作ったことに関しては感無量ではある。ここからはメディア、アカデミア、行政に初報への敬意、そして、少女たちへの本当の愛と責任をもって行動して欲しいと願う。」 

参考:

子宮頸がんワクチン信州大学が調査委設置-Wedgeの大江紀洋氏のtweet
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c3983f3c5a853515b80fb17d3b5be91c

子宮頸がんワクチン信州大学が調査委設置-村中璃子氏のtweet
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/093f1f412e28a7933173748bb6f69766 

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