Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

日本版プランド・ペアレントフッド団体ができる日は近い?・胎児の人権

2018年03月18日 | 福祉・医療

前回の記事、 

昨年ラスカー賞を受賞していたプランド・ペアレントフッド-フェミニスト団体の副業
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/68095aadea497b3bd61ba52f466c5ba4 

に、 

このプランド・ペアレントフッドが臓器売買で儲けていたとしないとしても、このフェミニスト団体が、胎児の臓器を欲しい人につないでいたのは確か。
この団体ができた当初はともかく、今は「女性のために」というためだけの団体ではないのも確かでしょう。  

(日本も「望まない妊娠をした女性やその子供のために」と、政府を巻き込んで活動をしている方がいますが、Planned Parenthoodの日本版も作ろうとしていますかね。HPVワクチン過激推進派、科学原理主義者たちと非常に仲がよろしいようですので、あり得るかも。)  

と書きましたが、おそらく、フェミニスト団体が中絶胎児や、死産の赤ちゃんを利用するのが当然の動きが出てきてもおかしくない気がしてきました。 

こちらご参考まで。

https://www.ippf.org/countries/japan 

以下は、「胎児の人権」について考えるためにどうぞ。

NHK
中絶胎児の利用
http://www.nhk.or.jp/heart-net/life/morgue/m06.html

http://www.nhk.or.jp/heart-net/life/case_study/c14.html 

胎児細胞を集めろ 

1998年の時点で、アメリカの人体組織マーケットは少なくとも3兆円規模と言われていたが、既に胎児細胞もマーケットに出回り始めていた。

アメリカ臓器移植ネットワーク(UNOS)を通す臓器とは違って、胎児組織の調達・分配方法は確立されていない。さらに胎児組織を使った実験や組織の保存などについての規制もほとんどない。

ヒトの細胞を分離・培養する高度な生物学的な技術を商品として扱っている、アメリカのセルシステムズ社は、6箇所の病院と契約を結び、その病院内の手術などで切り取られた皮膚や臓器を入手し、そこから細胞を取り出し、研究材料として売っていた。出荷先は、アメリカ国内の大学や製薬メーカーなど3000ケ所以上、輸出先は世界30カ国にのぼる。なかでも胎児の細胞は多様な需要がある。血友病や糖尿病の遺伝子治療の研究に使われたり、肝臓細胞は失われた肝機能の再生の研究などに使われる。

セルシステムズ社の胎児の繊維芽細胞は、当時1単位250 ドルで売られていた。

胎児細胞の利用目的は病気の治療だけではない。

「人工皮膚」の製造は、歯茎の肉片についた口腔粘膜の粘膜細胞を一つ一つバラバラにするところから始まる。バラバラにした細胞を培養液に入れると、増殖して皮膚になるのだ。

この研究の最終目的は、細胞から人工肝臓や膵臓をつくることである。肝臓や膵臓をつくるには、成人の細胞では限界があり、成長過程にあって分裂能力を十分に保持している幹細胞を数多く持っている胎児細胞が必要となってくる。

軟骨の欠損などが原因の関節障害に対しては、金属製の人工関節を埋め込む手術が実施されているが、金属製の関節は、素材が磨耗するなどの欠点がある。大阪大学医学部は軟骨細胞を関節に移植する技術を開発したが、ここでも成人の軟骨細胞の増殖力が問題で、胎児の軟骨細胞を使えれば、技術的には実用可能な段階にきている。 

ちなみに米国では「胎児の人権を認める法」があるようなのですが・・。 

ウィキペディア
胎児の人権
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8E%E5%85%90%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%A8%A9 

抜粋: 

アメリカ合衆国では、胎児の人権を認める法により、女性が麻薬、アルコールで胎児に害を与えたことを理由として、女性の拘禁、入院、親権剥奪の例がある。親のタバコも問題にされる 

中絶や子供の養子縁組をあっせんする動きについての是非は私にはわかりません。 

しかし、「望まない妊娠をする権利」を与えてしまい、その結果としてでてくる(貧困層の)中絶胎児や死産の赤ん坊を利用したいとする人達の為の貢献団体となるとしたら、それは倫理的に許されないことと私は考えます。 

こちらもどうぞ。 

胎児の実験
https://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/e6ddb123262787a088767a1a01dd137b

 ナショナル・ジオグラフィック
人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/022000076/
 

ジカ熱騒動-スロベニアでの32週中絶、本当は「中絶」とは呼ばないのでは?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/6d965b9dd9cd472a4241718baf7b8acc

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