Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

みゆきさん

2010年11月19日 | 友人・知人

外国人の友人達と文通を通して意見交換をしているのは良いのですが、こうした海外の人と文通をしている人とおしゃべりしたくなります。

(私のまわりにも、私が外国人ペンフレンドを紹介した友人達がいますが、彼女達・彼達の文通は日本語のやりとりだったり、頻度が非常に少なかったりで、英語の相談等ができない。)

こうして文通を始めたのが、英語圏の国のペンフレンドを持ち、海外旅行も好きなゆかりMさん(『友人はボーダーレス』参照

http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/d/20091121)

しかし、彼女は残念ながら兵庫在住でなかなか実際に会うことができません。

それでまた何回かjapan-guide comに日本人女性の募集(「できれば関東在住者」という条件)を出していたことから、大阪に住むみゆきさんという同世代の女性と知り合い、メールを交わすようになりました。最初は、彼女が大阪在住なので一瞬迷いましたが、まあそんなことで彼女を逃すともったいない気がして・・・正解でした。

彼女、みゆきさんは、最初に頂いたメールの文面の印象で感じたとおり、理知的、真面目、それでいて大変情の厚い女性です。

英語に関して、私に「英語はコミュニケーションのツール。上達させたいとは思うけど、とりあえずは単純でも良いから意思の疎通ができれば良い」というような開き直りがあるのに対して、みゆきさんの場合は、「まずは語学を学問として楽しみたい」という気持ちがあるようです。

こういうこともあって、みゆきさんは「英会話」より「読み書き」重視。ついでにいえば、彼女は英語を学びつつも、「機会があったらラテン語を学びたい」と言います。

私と若干似たところはあっても、それでも私より向上心があるゆかりMさんは「読み書き」「英会話」共バランス型。こちらはskypeや電話で外国人の友人と会話もたまにしています。

私の英語は、どちらかというと情報収集の目的もあるので「読み」に偏重。そして結果、目からの英語なので「会話」は苦手なままで、必然的に「書く」方ならなんとか・・と言う具合です。

当たり前のことなのですが、英語(語学)の習得方法って人それぞれ-まあそれは語学習得に限らないのですが、そうあらためて思いました。

さて、このみゆきさんですが、6年前にあるペンパル協会に申し込み、ペンフレンドを紹介してもらったそうです。その時紹介されたのが18歳の中国人の青年H君。

最初はあまりの年齢差に気乗りがしなかったそうですが、「紹介されたのも縁だろう」とみゆきさんはH君と文通をすることにしたそうです。

二人が文通は現在も続き、H君は今はもうみゆきさん(独身)にとって息子さんのような存在です。彼女は日本の大学に入ろうと来日したH君を暖かく見守り、先日はH君の大学の入試に付き添っていったといいます。

数日後、私がH君の結果について彼女に問い合わせると、

「H君のD大学の受験結果は××日に出ます。それまで心休まりません。・・・・・お気遣いを有難うございます。」

という返事。思わず今年の冬息子の大学受験を経験した私などはにんまり笑ってしまいました。

みゆきさんは気がついていないでしょうが、H君はみゆきさんと出会えたことを、彼女以上に感謝しているでしょう。

みゆきさんは、他に日本に住むアメリカ人のペンフレンドもいるようですが、英語の良き相談相手にもなってくれるだろうと、おなじみアメリカ人ティムさんと、そして彼女がイタリアに興味があることを思い出して、イタリア人の知人ファビオさんも彼女の文通相手として紹介しました。

「縁」を大切にするみゆきさん。彼ら二人も同様なので、良い関係を築けることでしょう。

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