Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

宮崎市で子宮頸がんワクチン副反応者に補償・村中璃子氏と山下俊一教授の対談を

2016年06月01日 | 福祉・医療

宮崎日日新聞 (2016年5月31日)
保険初適用で補償、子宮頸がんワクチン副作用 宮崎市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00007629-miyazaki-l45 

宮崎市は30日、子宮頸(けい)がん予防ワクチン接種との因果関係が否定できない症状を訴えた同市在住の10代女性に対し、補償金2170万円を支払うと発表した。市が加入している全国市長会予防接種事故賠償補償保険から支払われる。子宮頸がんワクチン接種に関連した同保険による補償は、同市では初めて。 

子宮頸がんワクチンを打ってから重い症状が出てしまった少女たちがほしいのはお金ではなくて、元の健康体。 

とはいえ、その少女を診察することもないし、因果関係がないと言い切る証拠がないにもかかわらず、患者とワクチンの因果関係を否定し、そしてその患者や家族を貶める輩が大手を振っている現在、この宮崎市の対応は患者さんたちにとっては大変ありがたいものでしょう。 

ところで、上で行ったような無責任な医師、子宮頸がんワクチンの広告塔として、村中璃子氏がいますが、今年4月、こんな対談がWedge Infinityに出ました。 

Wedge Infinity
「放射能と子宮頸がんワクチン、カルト化からママを救う-開沼博、村中璃子」 

この記事は、表題と前編のさわりを見ただけで言っていることがわかるので、記事を読むのはやめてしまったものです。(リンクはつけないので、読みたい方はタイトルで探してください。) 

村中氏と開沼氏、放射能を恐れる母親たちと、子宮頸がんワクチンの危険性を説く母親を「カルト」とまで言っていたようですが、今考えると、「子宮頸がんを心配して危険を無視しても子宮頸がんワクチンをここまで強行に推し進めようとするのなら、(普通の感覚であれば、)癌を引き起こす可能性がある放射能が子供たちに及ぼす影響ももっと心配する」というのが、普通なのではないかと思います。 

311の時、「放射能の影響はニコニコ笑っている人にはこない」と言っていたのは長崎大教授(福島大副学長)。 

山下教授の言葉は、人々を危険から遠ざけることを阻止するのに使われたので問題外ですが、ただ、「癌細胞ができたとしても、身体の免疫力によって細胞を消滅させることがある。ストレスがあると免疫力が弱まって癌細胞と戦えない」ということがあると言われているので、「笑う=ストレスがない状態=が癌を防ぐ」というような図式は成り立つでしょう。 

(それにしても、福島の被災者があの状態で「笑えない」くらい、教授ともあろう人間がわからなかったのでしょうか?被災者を馬鹿にし過ぎ。) 

同じく放射能の危険を恐れる母親を侮辱する村中氏には、
「HPVに感染しても、笑っていれば癌にはならないから、ワクチンは不要」
と言ってほしいです。
 (実際、HPV(ヒト乳頭種ウィルス。これが肌に感染するとイボに。)に感染する人はとても多く、感染しても自然治癒する人がほとんど。)

今度Wedgeで、山下俊一教授と村中璃子氏の対談をしないですかね。 お互いダブルスタンダードを恥じずに発言するでしょうが。

(Wedge Infinityの大江紀洋氏が6月に編集長を降りると言う噂が流れていましたが、まだ変わっていないようですから、彼の監修で。) 

参考: 

福島で人体実験?-日本は中国政府を非難できず
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3c4568a635011f4edcfbc2ab477c96e6 

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