goo blog サービス終了のお知らせ 

万券のジーコ

アラフォー金融マンの競馬ライフ

鳴尾記念

2004年12月11日 17時21分29秒 | 重賞予想のコーナー
11月27日の京阪杯では、出走した3才馬5頭全てが掲示板独占という出来事が起こった。今年の3才馬が強いのか、古馬陣が情けないのかはさておき、このレースにも強豪3才馬スズカマンボがエントリーしてきた。
 初の古馬相手の朝日CCでは斤量53kgとはいえ、上がり33,7の切れ味を見せ快勝。菊花賞でも内容の濃い6着と、古馬一線級の見当たらない今回のメンバーでは鉄板か?
 対する古馬陣のエースは、朝日CCで53kgのスズカマンボに対して58kgでハナ差の2着だったヴィータローザ。その後も毎日王冠、天皇賞秋と強敵相手にマズマズの内容、得意の阪神に替わるのはプラス材料で、良馬場なら逆転可能。
 ダンツジャッジ、古馬全滅の京阪杯6着馬、一応古馬最先着。ウォーニング産駒にしては距離の融通性あり、ただし2000mは距離長いか?(1800・2200mはスタミナいらず、1600・2000mはスタミナ必要。したがって2200mの勝鞍のあるダンツも2000mはキツイ)
 サクラセンチュリー、1600万条件馬だが、阪神実績は無視できない。
 シャーディーナイス、理想の叩き2戦目、春のレース内容は重賞級。要注
 マイソールサウンド、距離微妙も実績上位馬、秋の惨敗続きもGⅠだけに、ここでは無視できる。
 トレジャー、マイル中心で使われてみたり、一転して2200~2500m路線に矛先を変えたり、落ち着かない。意外と2000mベストの可能性もある。お買い得馬?
◎ヴィータローザ
○スズカマンボ
▲シャーディーナイス
△トレジャー
×マイソールサウンド


中日新聞杯

2004年12月11日 01時17分58秒 | 重賞予想のコーナー
 プリサイスマシーンは昨年の覇者、それ以降全く勝って無いが、強敵相手の善戦が目立つ、直近2走、毎日王冠4着、マイルCS5着は走破時計からも非常に優秀。ここに入れば文句無しの実績といえる。しかし、ここはあえて狙いを下げてみたい。確勝を期してここを択んだ陣営の気持ちも判るが、GⅠ5着馬だけに同じ週に阪神で行われる鳴尾記念に挑戦して欲しかった。手薄なメンバー相手に目先の1勝という意図が見えすぎである。過去にもこのパターンで断然の実績馬がローカルの重賞で思わぬ不覚をとる、といったことは数多く繰り返されてきた。
 本命はアンフィトリオン。福島記念では8着だったが、勝ち馬とはコンマ2秒の僅差、前々走の京都では強烈な末脚で突き抜けた。流れが向けば望みあり。
 その他では、中京巧者エーティーダイオー。同型が多いのがイヤだがトウカイアロー、ニシノサブライムの関東逃げ馬陣、ナイトフライヤーは10戦連続マイル戦に出走している為、マイラーのイメージが強いが、1800mも4戦2連対と悪くない。
◎アンフィトリオン
○エーティーダイオー
▲プリサイスマシーン
△トウカイアロー
×ナイトフライヤー
注ニシノサブライム 

朝日杯FS

2004年12月10日 00時36分03秒 | 重賞予想のコーナー
 1番人気は過去10年で9連対、勝負どころで不利のあったクリスザブレイヴ以外はきっちり連対を確保しており、軸馬としての信頼度は高い。
 しかし、今年はどうだろう?どちらが1番人気になるかは疑問だが、ストーミーカフェもペールギュントも両馬とも不安はある。前者は札幌2才Sからの直行で、やや間隔に開きがあり、しかも逃げ先行型の脚質も坂の在る中山では有利に働くとは思えない。後者は東スポ杯は2着に敗れたものの内容は濃かった。問題は勝ったデイリー杯、京都と中山では求められる能力が全く違う為、京都競馬場で魅せたあの強烈は末脚は中山では再現は不可能。また2着止まりも可能性あり。
 スキップジャックは相性の良い京王杯2才Sからの臨戦、血統的にも距離延長がマイナスになるとも思えず、有力候補。心配はここ2戦が後方からの競馬だけに、直線のゴチャつきによる不利や前が塞がり脚を余すシーンも・・・うまく捌けば1着もある。
 穴、マルカジーク。条件戦あがりでOPは初、強敵相手に未知数だが、SS産駒ながら母はスピード馬、マイル向きの血統構成。前走の内容も強かった。
 シルクネクサス。マルカジーク同様、強敵とは未対戦。ハミを変えてから強い2連勝と内容が一変、父グラスワンダーもこのレースの勝ち馬で、もし勝てば親子制覇の話題付き。
 エイシンヴァイデン、マイネルレコルトは実力的には狙えない事も無いが、過去10年で前走連対を外している馬の台頭は無く、強くは押せない。あっても3着までか?
◎マルカジーク
○ペールギュント
▲スキップジャック
△ストーミーカフェ
×シルクネクサス
注エイシンヴァイデン

12月11日/12日

2004年12月09日 23時48分37秒 | 今週の狙い馬
中山3日目11R 師走S
ジェイケイガバナー
1600万条件からの昇級初戦、相手強く力不足の懸念あるが、距離ベストで中山ダート2戦2勝と好相性、鞍上も魅力。
中山4日目10R 冬至S
ハリケーンルドルフ
休養明けだが、春はスーパージーン等と好勝負。中山2200mもベストの条件。
中山4日目12R メイヂヒカリM
ダークマター
良績はダートに集中しているが、GⅡ青葉賞では6着と健闘、時計も速く1000万条件なら1発もある。
阪神3日目9R  エリカ賞
サムライハート
これは見るレース。本物か偽者か?
阪神4日目9R  摂津特別
ゲヴァルト
京都での2戦は人気を裏切る結果となったが、得意の阪神マイルなら巻き返し必至。

12月4日・12月5日開催

2004年12月08日 23時55分24秒 | 注目馬!ガッカリ馬?
阪神2日6R
アドマイヤジャパン・・1着 
子供っぽさが残る、前半の行きっぷりもイマイチ。しかし、抜け出してからは抑える余裕、完勝。
フラッグシップ・・・・4着
出脚つかず後方から、終いは良い脚を使っていた。牝馬限定戦なら勝ち負け。
中山1日4R
ナイキバリアント・・・1着
パワフルな大型馬、ダート向き。
中山1日10R葉牡丹賞
メジロコルセア・・・・7着
メジロドーベルの全弟。人気先行の懸念的中。しばらくは静観か?

重賞回顧 阪神JF

2004年12月08日 01時02分23秒 | 重賞回顧
単勝1、5倍の1番人気ラインクラフト、残念ながら期待を裏切る結果になった。向正面で躓くような場面があったが、それが原因なのかそれとも血統的なことなのか直線では弾けそうで弾けなかった。
 昨年のスィープトウショウやフォーカルポイントの活躍で、エンドスィープ産駒もある程度距離に融通性が在ることが認知されてきた。ラインクラフトにおいては、はたして距離への適性がある方なのか?短距離というカテゴリーの中において絶対的な強さを見せるタイプなのかは今後の検討課題である。
 勝ったショウナンパントル、阪神1600mで内枠3枠5番に入った幸運をフルに生かした印象を受けるが、道中後方で折り合いに専念し、上がり34,4秒の切れ味は1級品。血統的にも距離延長は問題無く、桜花賞、オークス共に有力候補。
 2着アンブロワーズ。馬体重プラス22kgは戻ってのもの、好位置をキープし、やや早仕掛けぎみながらの際どい2着は、上位3頭の中では1番強い競馬をしたとも言える。距離延長は微妙だが桜花賞では隠れた1番手候補。
 その他では4、5着馬は不人気に反発するかのような健闘。前者はキャリア1戦の身、ソツの無いレース運びで上々の内容。後者はイレコミ、馬体細化、外枠、等の不利を覆して5着、身体能力は高い。
 ライラプス、リヴァプールの人気上位陣は外枠の不利ももろに被った形、しかし、掲示板くらいは確保して欲しかったのも事実。特にライラプスに関しては血統的にも注目馬だけに、今後もしばらくは人気を背負いそうなので、馬券的には取捨は慎重にならざるをえない。(逆に人気では切って妙味か?)

重賞回顧 ステイヤーズS

2004年12月08日 00時53分22秒 | 重賞回顧

 3600mの別定戦、勝ったダイタクバートラムには願ってもない条件だった。残り半マイルから大外を回ってのロングスパート、最後は3馬身差の大楽勝、さすがは天皇賞春で1番人気になったほどの実力馬である。
 いささか先走りの話となるが、ダイタクバートラム、有馬記念に駒を進めてくるようなら狙ってみても面白い。
 毎年、有馬記念ではアルゼンチン共和国杯、及びステイヤーズS等の中長距離重賞を勝ってきた馬が、天皇賞秋→JCと王道路線の馬達の間に割って入り穴人気に押されるが、結果は決して芳しいものでは無い。本来からするとダイタクバートラムも過去の例に倣うのなら触手を伸ばしてはいけない馬である、しかし今年に限ってはどうだろう?
 古馬の大将格ゼンノロブロイは2000mベストの馬、2400mのJCも楽勝していて一見、距離の不安は無いように見えるが、JCの好走は自身の東京コースの好相性に寄るところが大きい。
 逆に右回りコースでは、昨年の有馬記念、勝ったシンボリクリスエスは別格にしても、早仕掛けの4角先頭、最後は一杯になってしまったリンカーンすら交わせずの3着、明けて日経賞では格下ウンジェネラーレの逃げ切りを許す始末、宝塚記念4着(これは鞍上にも問題あり)、京都大賞典では今度はナリタセンチュリーに差し切られ、とても大将格とは言えないお粗末さ。
 その他の古馬陣もGⅠ級は軒並み回避濃厚、出走してきそうな馬もヒシミラクル、タップダンスシチー等、調子に疑問符の付く馬ばかり。
 3才馬にしても皐月賞、ダービー馬不在。菊花賞馬デルタブルースも個人的には疑問、有馬とは相性の良い菊花賞馬ではあるが、父ダンスインザダーク産駒における中山コースの相性の悪さは否めない。堆一期待できるのはコスモバルク、中山の舞台はバルクにとって格好の条件。
 以上の理由から推察してみても、ここはあえてダブーに挑戦してみて、ダイタク本命も損は無いかもしれない。
 さて話は逸れたが、その他目に付いた所では、2着グラスポジション。やはり全走10着とはいえ僅差、距離や展開も見方したこともあるが、重賞級の力はあった。来年の天皇賞春では面白い存在に。
 3着テイエムジェネラスは大健闘。元々、長距離での実力は認知されてはいたが、それ以上に重馬場巧者、京都馬の印象が強すぎた。中山競馬場でよもや好走するとは意外だった。
 昨年の勝ち馬チャクラは9着といい所が無かった、瞬発力不足に加え58kgがこたえたようだ。とはいえ実力馬だけに今後もスタミナ勝負になるような時には注意したい