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いくら何でも療養食にカップ麺はないだろう!

2022年12月05日 20時57分26秒 | なにわB級グルメ探訪

名古屋の知人がコロナに感染してしまいました。幸い軽症で体調不良もなかったので、12月8日まで自宅待機となりました。その知人が自宅に配達された療養食の写真をLINEで送ってくれました。上記がその写真です。以下がそのLINEのやり取りです。知人の了解が得られましたので、やり取りの全文をここに公開させてもらいます。

知人:名古屋のコロナ自宅療養者向けの配食サービスの宅配が先ほどありました。これで3食分となります。

私:これで3食分という事は、パン・牛乳・コーンスープは朝食用、カップラーメンは昼食用、弁当・ご飯・お茶が夕食用となるのでしょうか?
仮にコーンスープを昼食に回したとしても、昼食の品数の少なさと栄養の偏り具合が気になります。カップラーメンがメインの食卓となるようでは…。
あの悪評高い維新・大阪府政のコロナ療養食とも五十歩百歩では…。
 
※注:参考記事
 
知人:正直、これでは足りないですね😅
 
(約6時間後に追伸)
私:さっきはサラッと流したけど、このコロナ療養食、余りにも酷くない?
 
まず最初にカップラーメン。いくら何でも療養食にこれは無いでしょう。こんな物、毎日食べていたら、治る病気も治らなくなります。
 
そして弁当のおかずも。右手前にあるのはソーセージドッグか何かですかね。コンビニのコロッケ・唐揚げコーナーでも似たような物を時々見かけます。その他のおかずも、揚げ物にちくわの煮物とか、茶色系のおかずばかりで、緑黄色野菜が全然無い。
 
幾ら自炊下手の私でも、もう少しマシなおかずを用意しますよ。
 
もうコロナ禍での生活が始まってから数年経つのに、何故いまだにこんな療養食しか用意出来ないのか?アフリカの開発途上国やアジアの独裁国家ならいざ知らず、仮にも先進国で民主国家である筈の日本で、何故、こんな療養食しか用意出来ないのか?
これは「物理的に出来ない」のではなく「最初からやる気がないから」です。昨今、中国政府のゼロコロナ政策に対して、国民の不満が高まっていると話題になっていますよね。でも、この療養食の中身や、コロナ療養患者に対する行政の扱いを見たら、中国ともそう変わらないと思います。
 
この療養食のメニューを考えたのは、愛知県庁ですか?それとも名古屋市役所ですか?もし名古屋の河村市長なら、彼は典型的な新自由主義者なので、充分あり得る話ですが。
 
これ、ブログに取り上げても良いですか?この写真をLINEで流して良いですか?もっと療養食の写真を送ってくれたら、うちのブログでじゃんじゃん取り上げますが。
 
知人:ブログで取り上げるのはいいですよ。既にTwitterにアップしてますし😅。
ちなみに名古屋市が委託している業者が配達してますね。
「お弁当コース」と「レトルト食セット」が選べて、レトルト食セットだと
3日分のレトルト食がまとめて送られてくるようです。
私は「お弁当コース」を選びました。↓

知人:LINEで流すのもいいですよ。私も複数のLINEグループに流してますから😅

知人:以下は別のLINEグループに送ったメッセージのコピペです。

軽症ですと、基本配食サービスを除いて、自宅療養だと基本放置プレーだと思った方がいいです。

あと、軽症者向け療養施設は名古屋市内のビジネスホテルを流用したもので、地元メディアやtwitterにアップされている画像だと、そこではそこそこの質の仕出し弁当が提供されているようです。私は敢えて自宅療養を選びましたが。

1  12/1に発熱外来に行き、PCR検査とインフル検査を受けましたが、名古屋市の発熱外来は今のところ機能不全には陥っていません。
2  軽症の場合、基本的には薬は処方されません。私が貰ったのは、自分で希望した解熱剤(カロナール)だけです。
3  希望者は軽症者向けの宿泊療養施設か、配食サービスを利用できます。
4  私は配食サービスを希望し、12/2にネットから申込し、明日12/4から12/8まで無料で配達されます。三食分、弁当もしくはレトルト食が配食されるらしいです。
5  配食サービスが利用可能になるまで2日ほどかかるので、余裕をもって3日分は食料を備蓄しておいた方がいいです。
6  保健所からSMSが届き、毎日厚生労働省のMy-HER SYSに健康状態を入力するように要請されます。特に保健所から電話などありません。
 
やり取りの全文は以上です。名古屋市の自宅療養者向け配食サービスの内容については、私の方からもネットで独自に調べてみましたが、やはりパンやパック米、缶詰やレトルト食品中心のメニューでした。
 
健常人が対象の災害避難所や生活困窮者向けの炊き出しなら、まだこのメニューでも最悪やむを得ないと思います。しかし、病気療養中の人に対して、いくら何でもカップ麺の配食はないでしょう。カップ麺なんて、はっきり言って「有害物質」の塊ですよ。まず揚げ物なので油の量が半端ない。塩分も非常に多いので腎臓に負担をかけます。保存料などの食品添加物も大量に使われているので、骨のカルシウムが溶け出したり、発がん性物質が増えたりするリスクが非常に高くなります。逆に野菜はほとんどないので、そんなものばかり食べていたらビタミン欠乏症になります。
 
昔、生協に勤めていたので、食品の安全性については、どうしても敏感にならざるを得ません。今は一人暮らしなので、レトルト食品も購入しますが。それでもインスタントラーメンやカップ麺のたぐいだけは、今も購入を控えています。たとえ、コロナ待機期間の数日間だけと言えども、仮にも病気療養中の人に対して、インスタントラーメンやカップ麺なんかよく配食出来るのものだと、はっきり言って、あきれ返っています。
 
今はもう生協の弁当宅配サービスもあるのだから、なぜ行政もそれらを積極的に活用しないのか?誰も好き好んでコロナにかかった訳ではない。その病気療養者に対して、この仕打ちはないと思う。これ一つ取っても、社会的弱者に対する行政の扱いは、本質的な部分においては、ハンセン病患者を隔離収容し、治療もまともにせず、断種手術まで強制し、見殺しにした戦前の頃から、全然変わっていないのではないか?今の中国のコロナ政策とも変わらないのではないか?

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