アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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死を美化するよりも生きる権利を!

2013年10月05日 23時10分03秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
生活保護「ヤミの北九州方式」を糾す―国のモデルとしての棄民政策
クリエーター情報なし
あけび書房


JR横浜線踏切事故で老人を助けようとして亡くなった女性に褒章授与だと。冗談も大概にしろ。老人は明らかに自殺するつもりだった。その老人の無念に何故誰も思い至らない。
確かに、自分の命を投げ打ってまで人の命を助けようとした女性の行為は気高く尊い。私には決して真似の出来ない行為だ。でも、老人の命も同じ様に気高く尊い筈なのに、その老人が自殺にまで追い込まれた事に対して、何故その無念に誰も思い至らないのか。これだけ毎日の様に人身事故で鉄道が止まっているというのに。
幸い老人は一命を取り留めたが、この老人が生活の苦しさやましてや政治批判を口にしようものなら、またネトウヨがワラワラと湧いてきて、「お前を助けようとした人が身代わりに死んだというのに、何を生意気な!」と叩き始めるのが、この国の姿だ。過去のイラク日本人人質事件や北九州「おにぎり食べたい」生活保護餓死事件の時の様に。
それを安倍は、裏では生活保護や年金額の切下げ、解雇規制緩和や消費税増税で、弱者をいたぶる様な政治を散々しておきながら、こんな時だけ言い子ぶって。安倍や自民党の政治家どもに果たしてそんな資格があるのか。人の死を弄ぶより前に、人が死なずに済むような政治をしろ!それがきちんと行われてさえおれば、おそらく女性も死なずに済んだ筈だ。


「助けなきゃ」女性は踏切へ 父「やめろ」 JR横浜線
朝日新聞デジタル 10月2日(水)7時6分配信

 【竹野内崇宏、柏樹利弘】横浜市緑区中山町のJR横浜線で1日昼前に起きた踏切事故で、神奈川県警緑署は、男性(74)を助けようとして列車にはねられ、亡くなった女性は、同区台村町の村田奈津恵さん(40)と発表した。男性は鎖骨が折れるなどの重傷を負ったが、命に別条はないという。

【写真】高齢者を助けようと女性が列車にはねられたJR横浜線の踏切事故。現場には2日昼前、献花台が設置され、多くの人が訪れ、花を手向けた。亡くなった村田奈津恵さん(40)の自宅近くに住む会社員、黒川知己さん(36)は「事故を知り、心が痛んだ。村田さんの勇気に手を合わせてお祈りさせていただいた」と話した=横浜市緑区中山町

 同署などによると、男性が下り線の線路上に横たわったまま踏切の遮断機が降下。踏切待ちの車の列の先頭にいた村田さんは車を降り、「ひかれちゃう」と言いながら踏切内に入った。
 父親の村田恵弘(しげひろ)さん(67)によると、奈津恵さんは恵弘さんの運転する車の助手席にいた。踏切内の男性を見て「助けなきゃ」と話し、「ダメだよ、やめろ」と制する恵弘さんを振り切って車を降りた。踏切に入り、線路上で腹ばいになっていた男性のもとにしゃがみ込んで動かそうとしたという。
 恵弘さんは「困っている人を放っておけない子だった。男性には長生きしてほしい」と話した。
 奈津恵さんは両親と3人暮らし。4、5年前から恵弘さんが営む不動産会社を手伝っていた。この日も、2人で外回りを終え、会社に戻る途中だった。
 従業員の男性は、奈津恵さんについて「温厚でやさしい人柄」と語った。商店街で道に迷った高齢者や酒に酔った人を介抱し、名前や住所を聞いて家族に連絡することもあったという。
 JR東日本横浜支社によると、運転手は踏切の手前約200メートルで奈津恵さんらに気づき、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000006-asahi-soci

安倍首相、死亡女性に感謝状 横浜線踏切事故
2013.10.4 05:02 サンスポ

 安倍晋三首相(59)は3日、横浜市緑区の踏切で男性(74)を助けようとして電車にはねられて死亡した会社員、村田奈津恵さん(40)に首相名で感謝状を贈ることを決めた。村田さんの行動が国民の共感を呼んだことから政府として表彰すべきだと判断した。菅義偉官房長官(64)が遺族の元に出向いて感謝状を手渡すことを検討している。また、警察庁は警察協力章の授与を検討している。
 事故は1日午前、JR横浜線の踏切で発生。父親の車に同乗していた村田さんは、踏切前で止まった際に男性に気付き、線路に入って助けようとして電車にはねられた。男性は鎖骨骨折などで重傷を負った。村田さんがレールとレールの間に動かしたため助かったとみられる。
 緑署や目撃者によると、男性は事故直前、レールに覆いかぶさるように横たわっていたが、電車通過後はレール間の砂利の上で、電車の進行方向に頭を向けて倒れていた。同署は村田さんがとっさに移動させ、男性の体が車体下の隙間に入り込む形になったとみて調べている。
 JR東日本によるとレールの高さは約18センチ、車両底部まで約17センチで計約35センチの隙間があった。
 運転士は踏切の約200メートル手前で村田さんと男性を発見してブレーキを作動。通行人も非常ボタンを押したが、電車は止まりきれなかった。
http://www.sanspo.com/geino/news/20131004/pol13100405010000-n1.html

生活保護基準 前例ない引き下げノー 「食費1日600円さらに減額」 全国会議が集会
2013年7月28日 しんぶん赤旗

 安倍政権による8月からの生活保護基準引き下げ(3年で最大10%)を目前に、法律家や市民などでつくる生活保護問題対策全国会議は27日、東京都内で設立6周年記念集会を開きました。約170人が参加。その問題点を学び、基準引き下げなどの改悪にどう立ち向かうのか、活発に議論を行いました。

(写真)「保護基準引き下げを許さない」と運動を広げる決意を固めあいました=27日、東京都内

 当事者や医療、労働、障害など各分野の支援者ら9人がリレートークで生活実態を訴え、引き下げを撤回させる運動への決意を語りました。
 横浜市の男性(49)は、障害年金を受給し、住宅扶助のみを利用。1日の食費は600円を目安に生活しています。「生活扶助基準の引き下げで住宅扶助、障害年金がともに減額になると聞き、利用者だけでなく国民全員の問題だと気づいた。なんとしてもくいとめたい」と訴えました。
 立川市から参加した先天性骨形成不全症の障害をもつ車いすの女性は、学校に行けず、小学校は週に2回訪問教育を受けただけといいます。「中卒では就労も難しく、門前払いでした。生活保護は頼みの綱。利用できないときがくるかも、と危機感でいっぱいです。みんなでたたかおうと地域で団体をつくり勉強会を始めた」と話しました。
 花園大学の吉永純教授、中日新聞の白井康彦編集委員が、基準引き下げの「根拠」とされた厚生労働省独断の消費者物価指数のでたらめさを報告。吉永さんは最低賃金や年金、就学援助適用などに連動する問題を指摘しました。
 全国会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士が、「前例のない引き下げには前例のない対応が必要」と、▽1万人を目標に「審査請求」運動で、引き下げの違法性を明らかにする▽全国で身近な常設の相談場所をつくるなどの提起をおこないました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-28/2013072801_04_1.html
コメント (2)
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