古畑 淳士の競馬と気まぐれコラム

◆とりあえず、思ったこと、考えたことを忘れないため記録に残すことにしました。 競馬の予想も少々・・・。

尖閣諸島問題に物申す!!

2010-09-25 23:35:18 | 社会

何度も同じ話題で恐縮ですが・・、
ただもう腹が立ってしかたがないので、書いてしまいます。
(`・ω・´)
言いたいことは山ほどありますが、
ここは絞って三つにします。

一つ目
 石原都知事(この方もあまり好きではありませんけれど・・・)の談話の通り
 「せめて、こんな理不尽な横暴がまかり通るんなら、中国の政府の真意を知るためにも尖閣で向こうから衝突してきたと称している保安庁の言い分が正しいのかどうか、保安庁の持っているビデオを公表してもらいたい
 その通り!!
なぜ、ビデオを公開しないのか!?、また大マスコミは公開させようとしないのか!?
衝突してきたという事実は、領土問題云々ではなく、危険な行為としてその責任者(船長)を逮捕するのは当然だと思うのですが・・・。
まさか、中国に気を使っているとか・・・、
まさかまさか、でっち上げだったなんて、言わないですよね!?
中国は関係なく、日本国民に対して、ビデオを公開する必要があったのではと、思います。
でなければ、まったく納得できません。

二つ目
 菅直人首相は24日午後、ニューヨーク市内で記者会見し、那覇地検が中国人船長を釈放したことについて「検察当局が事件の性質などを総合的に考慮し、国内法に基づいて粛々と判断した結果だ」と述べ、あくまでも地検独自の判断であると強調した。
 前原外相も、「検察が国内法にのっとって対処したということであり、決まったことについてとやかくいうことはない
」と発言。(産経新聞25日 15時32分配信)
関連して、
那覇地検の鈴木次席検事が記者会見で中国人船長の釈放決定を発表した際、その理由の一つに「日中関係への考慮」を挙げた。

それに対し↓
 元東京地検公安部長の若狭(わかさ)弁護士は「検察庁は外交問題の担当機関ではなく、中国との関係をどうこう言うのは越権行為」と首をかしげるその上で「経験上、検察単独では判断できず、指揮権発動はなかったとしても、何らかの政府の判断が検察側にもたらされたのではないか」と推測する。

 中国は、政府があくまで国家としての姿勢を世界に知らしめていました。
対して、《菅・仙石・前原》日本は、この重要な問題を、あくまで検察にまかせると判断したわけです。
「国内法」に基づいて・・・、と首相と外相は言いました。
「国内法」に、日中関係への考慮が明記されていたということでしょう!??
なるほど・・・、
・・・、
まるで、他人事ですね。
地検の越権行為に対しても、尖閣諸島問題に対しても、

このまま那覇地検が釈放していなければ、どうしたのでしょうか!?
日中関係がさらにギクシャクして修復不可能になっていっても、那覇地検に判断をゆだねたということですよね。

なるほど・・・、そうですか。
政府は、判断しないと!!
・・・、
《菅・仙石・前原》の三人には、
残念な人たち!!という以外に言葉はありません。

三つめ
 昨夜、TV朝日の「朝まで生テレビ」を見ていた時のことです。
出演者の一人、宋文洲(ソフトブレーン株式会社創業者)さんが、この問題に関する中国国内の反響について語っておりました。
中国(一般市民)では、どうやらこの問題、あまり知られていないようで・・・!??
ご存じのように、中国メディアはすべて政府の監視下にあるので、尖閣諸島問題についても統制がとられているようです。
確かに、放送はしているようですが、中国国内では、政治に関心のある一部の人しか興味はないらしいということです。
・・・!?
では、日本の大マスコミは、なぜ連日大々的にこの問題を、あたかも中国で大問題になっているかのごとく放送しているのでしょう!?
先ほどの宋文洲さんも、それが不思議でならないと話していました。

そうなんですか!?
中国一般市民(いわゆる中国世論)は、たいして興味のない問題なんですね。
・・・、
ならば、
つまり、日本の大手マスコミは、中国の戦略にまんまとのっかって、中国の手足となり、私たち日本人を不安に落とし入れるような放送を連日していたということになります。
独自の調査などする気もなく、ただ中国の言い分を垂れ流していただけなのか・・・!?
・・・、
宋さんが言っていることが事実だとすれば、
大マスコミは、間抜け!!という以外に言葉が見当たりません。


しかし、
政府といい、大マスコミといい、
もう一度使ってもいいですか!?
開いた口がふさがりません


以上


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