三位一体節後第9日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「主よ、汝のしもべの審きにかかずらいたもうなかれ」(ARCHIV PRODUKTION 439 387-2)です。このBWV105は1723年7月25日に初演されたカンタータで、全6曲からなっています。第1曲の合唱曲では、アダージョとアレグロを鋭く対比させているのはリヒターらしいところ。録音は1976/77年で、独唱は、エディト・マティス、ユリア・ハマリ、ペーター・シュライヤー、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ。管弦楽と合唱はいつものようにミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団です。