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BWV 1025 (ogawa_j)
2010-11-30 11:03:18
このBWV 1025は、「私的CD評」の「他にもあるバッハのヴァイオリン・ソナタ 」や「湘南のバッハ研究室」の「ヨハン・ゼバスティアン・バッハのフルートのための室内楽作品―その真性(Echtheit)と成立事情(Entstehungsgeschichte)を探る― 」で触れましたように、ヴァイスの組曲を原曲に、バッハが一声部加えた作品です。作曲(編曲?)の動機は、1738年夏に、フリーデマン・バッハとともに、ヴァイスとクロップガンスがライプツィヒを訪れ、バッハの家で何度か演奏を楽しんだと言う記録と密接に関連しているように思えます。冒頭のファンタージアだけが原曲が不明ですが、ヴァイスの作品がいずれかの段階で、これを含んでいた可能性もあります。
 
 
 
コメントありがとうございます (aeternitas)
2010-11-30 18:53:24
いつもくわしく補足していただきありがとうございます。
ご存知かと思いますが、Sony Classical/Vivarteから「Bach & Weiss」(SK 51351)というCDが発売されていて、キルヒホフとカルミニョーラの演奏で、このイ長調の組曲が収録されていますね。
 
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