冬季五輪は「平壌」ではなく「平昌」、開催都市がアルファベット綴りを強調
AFP=時事 1月26日(火)17時19分配信
今日、こんな面白い記事がありました。
2018年の冬季オリンピックは、韓国の「平昌」で開催されますが、
この地域は、「ピョンチャン」と発音し、
アルファベットでは「Pyeongchang」と表記します。
しかし、近いところに「平壌・ピョンヤン・Pyongyang」があって
混同しやすいので
大文字を使って「PyeongChang」と書くことにしたらしいですね。
笑える措置かも知れませんが、
過去に訪問者が混同して北朝鮮にいってしまった事例があったらしいので
この話を聞いたら笑えません。
2014年9月に平昌で開かれた生物多様性に関する国連の会議に招待されたケニアの半遊牧民マサイ(Maasai)の代表者は誤って空路、平壌に到着してしまい、怪しんだ北朝鮮の入国審査官に5時間にわたって尋問された。この代表者は500ドル(約6万円)の罰金を払った後、中国の北京(Beijing)へ送り返された。
この件は、国連会議の出席者だったため
ある程度国際的な権威もあり、
5時間で済んだかもしれませんが、
五輪を楽しむために韓国に向かったつもりの一般観光客が
万が一間違えて平壌に入ってしまったら、
どうなるかは誰も保障できないと思います。
北朝鮮、観光に来た米国人大学生を逮捕
朝鮮日報日本語版 1月23日(土)9時18分配信
北朝鮮は、
宣教活動や観光で北朝鮮に入国した外国人に
無理やり罪を着せて何ヶ月も何年間も「抑留」し、
絶妙なタイミングに恩着せがましく解放させるといった
「人質外交」を繰り返しています。
先日の発表も
水爆で国際社会の攻勢が強まると
11日に続き22日も抑留米国人の存在を知らせ、
アメリカを脅かしているわけです。
実に卑怯だと思います。
こういった背景を踏まえると
ピョンチャン・オリンピック開催側の懸念も
十分理解できますね。
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