三鷹の小学校に行って来ました。
「自分のよさをいかそう」
という題で、ゲストティーチャーが話をするというもの。
「自分のよさをどういかすか・・・」今まさに私自身も模索中の課題を、偉そうに上から話せる訳がないので、今まで自分がやってきたこと、今自分がやっていること、考えていることをそのまま話しました。
体の大きな小学6年生とは言えども、大人は何でも知っている、と思っているこどもたちに対して、自分の言葉が多かれ少なかれ影響を与えてしまうということに、少々恐怖を覚えた瞬間もありました。
その位、この小学校のこどもたちの目はまっすぐであり・・・何かを求めるまっすぐな目ばかりでした。
講師経験があるとはいえ、良く考えれば日本語でこども達に話をするのは初めて。英会話講師時代、日本語で長い話をしたのは二度だけ。こども同士がものすごいけんかをした時と、辞める時ぐらい。思った以上に不慣れな自分がいました。そんな不完全な私の言葉から、それぞれが必死で聞き取ってくれたようで。。。感想文を聞いた時、こどもたちの読解力に驚き、感心しました(笑)。
正直、こどもたちの夢はまだ、先生や親から言われた言葉に覆われてしまっているのが現状のような気がします。きっとこれから、そのベールを剥いでいくのでしょう。
「得意なことは○○です。伸ばしたいことは○○です。」
と照れながら話す言葉の奥に、もっともっと違うものがある気がし、必死でそれを掘り出そうとしたのですが・・・。今日は私自身も肩に力が入っていたせいもあり、うまくいきませんでした。
でも、あのまっすぐな目を見ていると、きっとこれからゆっくり自分で掘り出していける気がします。その為の道具を少しでも残せていればいいな・・・。