20220908 馳知事の独走(小松基地第2滑走路問題)
馳知事は知事選(3月)で第2滑走路建設を公約として掲げ、当選後空港企画課の尻を叩き、第2回小松空港中期ビジョン策定検討委員会(6/2)、小松空港協議会(6/20)を開催させ、8月18日には上京し、財務省、国交省、防衛省などを訪問し、第2滑走路建設のための調査を要求した。
その「要望書」を入手したが(9/7)、3枚とも一言半句も変わらず、「我が国の防衛政策上の小松基地の重要性」、「小松空港(注:基地)に第2滑走路が整備されれば、…有事に備えた機能強化が図られ」、「第2滑走路の必要性について、調査をしていただきたく、…格別のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます」と、締めくくられている。
要望の結果、豊田国土交通副大臣「地元の気運が高まらないと進みにくいのではないか」、宮本財務大臣政務官「国交省としっかり分析をして、必要性を示し、理解を得ていく必要がある」、浜田防衛大臣「検討にあたっては、必要な協力はさせていただく」などと応じているようだ。
要望書には、「第2滑走路による騒音等の周辺環境への影響」と一言入れているが、あくまでも「第2滑走路の必要性の調査」であり、結論ありきの要請である。
第2回小松空港中期ビジョン策定検討委員会(6/2)の議事録のなかに、「最終報告」という言葉が数カ所現れていたが、開示文書には含まれておらず、空港企画課に問い合わせたところ、国交省が作成した「小松空港における資産調査及び民間ヒヤリングの結果」(2022年4月)であることをしぶしぶ認めた。
すぐに、開示請求したが、「石川県情報公開条例第7条第6号に該当」、「公にすることにより国との信頼関係を損なう恐れがあるため」という理由で非公開にされたが(8/30)、そこには県民の権利を抑圧してでも、国の顔色をうかがうという姿勢がありありと見える。
石川県空港企画課は、あらかじめ、この文書の存在を秘匿し、バレれば「非公開決定」にするという、情報公開制度をないがしろにしている。
馳知事は知事選(3月)で第2滑走路建設を公約として掲げ、当選後空港企画課の尻を叩き、第2回小松空港中期ビジョン策定検討委員会(6/2)、小松空港協議会(6/20)を開催させ、8月18日には上京し、財務省、国交省、防衛省などを訪問し、第2滑走路建設のための調査を要求した。
その「要望書」を入手したが(9/7)、3枚とも一言半句も変わらず、「我が国の防衛政策上の小松基地の重要性」、「小松空港(注:基地)に第2滑走路が整備されれば、…有事に備えた機能強化が図られ」、「第2滑走路の必要性について、調査をしていただきたく、…格別のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます」と、締めくくられている。
要望の結果、豊田国土交通副大臣「地元の気運が高まらないと進みにくいのではないか」、宮本財務大臣政務官「国交省としっかり分析をして、必要性を示し、理解を得ていく必要がある」、浜田防衛大臣「検討にあたっては、必要な協力はさせていただく」などと応じているようだ。
要望書には、「第2滑走路による騒音等の周辺環境への影響」と一言入れているが、あくまでも「第2滑走路の必要性の調査」であり、結論ありきの要請である。
第2回小松空港中期ビジョン策定検討委員会(6/2)の議事録のなかに、「最終報告」という言葉が数カ所現れていたが、開示文書には含まれておらず、空港企画課に問い合わせたところ、国交省が作成した「小松空港における資産調査及び民間ヒヤリングの結果」(2022年4月)であることをしぶしぶ認めた。
すぐに、開示請求したが、「石川県情報公開条例第7条第6号に該当」、「公にすることにより国との信頼関係を損なう恐れがあるため」という理由で非公開にされたが(8/30)、そこには県民の権利を抑圧してでも、国の顔色をうかがうという姿勢がありありと見える。
石川県空港企画課は、あらかじめ、この文書の存在を秘匿し、バレれば「非公開決定」にするという、情報公開制度をないがしろにしている。