アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

日米共同演習(小松基地)

2010年12月12日 | 小松基地(日米共同演習)
 12/1から小松基地と日本海G空域で日米共同演習がおこなわれた。日本海で行われた日米共同演習に韓国国防省が視察し、6日から韓国軍は朝鮮半島周辺で射撃訓練をおこない、実質的に日米韓共同演習として強行された。(地図はG空域)

 米韓共同演習の直後12月3日から始まった日米統合共同演習(小松基地など)は史上最大規模で行われ、12月6日には、自衛隊統合幕僚長と米軍第13空軍司令官が小松基地に入り、演習指揮を行った。小松基地が前線司令部となり、北朝鮮に対して軍事的重圧をかけている。日米韓軍事演習はまさに戦時における「訓練」であり、戦争に発展する可能性を内包している。

 135年前には、日本は江華島を砲撃し、朝鮮侵略を開始した。今ふたたび、朝鮮半島の東西から「訓練」と称する軍事挑発によって、同じ道を歩もうとしている。年内には再度米韓合同演習が予定されており、自衛隊の参加がもくろまれている。

 菅首相は「朝鮮半島有事で、自衛隊派遣による拉致被害者救出」と排外主義を煽り、1932年第1次上海事変(中国侵略)を引き起こした「在留邦人の生命・財産の保護」論を口にしている。
 
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