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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

関係代名詞の制限用法と非制限用法【第453回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-10 05:23:46 | 関係代名詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

いろいろな種類のブラシをロボットがあっという間に作り上げていきます。
今日は、「関係代名詞の制限用法と非制限用法」について、「Interesting Engineering」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の制限用法と非制限用法

▷今日の例文

 例▷ These machines make brushes that will impress you.

 訳例▷ これらの機械はブラシを作ります。あなたは感動するでしょう。




▷解説

 関係代名詞には制限用法と非制限用法があります。
 例1▷ I have a brother who is a doctor.
 例2▷ I have a brother, who is a doctor.
 例1が関係代名詞の制限用法で、「私には医者をやっている兄がいます。」という意味になります。
 この文の場合、他にも兄弟がいる可能性が示唆されています。
 例2は非制限用法で、「私には兄が一人おり、彼は医者をやっています。」という意味になります。
 このように制限用法と非制限用法で意味が変わってくる場合があります。
 また、関係代名詞の「that」には制限用法しかありませんので、非制限用法を使いたい場合は「, which」「, who」などを使います。

 しかし、実際にはかなりあいまいなケースも少なくありません。
 例えば「今日の例文」では、「that」という関係代名詞が使われており、形の上では制限用法ですが、意味を解釈する上では、そこはあまり重要ではないように思われます。
 また「今日の例文」では「that」の指しているものがあいまいという面もあります。関係代名詞は柔軟に解釈する必要がありそうです。

 いろいろな人がいろいろな文章を書くので、必ずしも学校で習った文法通りの文章が世に出ているわけではありません。
 
▷その他の単語

 machine: 機械
 brush: ブラシ
 impress:  〜に感動[感銘]を与える
   
▷今日の例文は「Interesting Engineering」から
 タイトル:Brush making machines



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