核心部岩場が見えてきた。
1月5日(風雪)
霞沢岳
メンバー:Sさん・shibata
ルート:坂巻温泉~釜トンネル~霞沢岳西尾根~霞沢岳~同ルート下降
日帰りで行けそうなバリエーションルートへ行こうということになり、霞沢岳西尾根を登るのは3回目だったと思うが、Sさんが下ってはいるが登ったことがないということで一緒に行くことになった。
6:00坂巻温泉出発。気温は高く道路沿いの電光掲示板はー1℃となっている。少し歩いただけで暑くなりフリースを脱ぐ。
7:00西尾根取りつき到着。雪は少ないが送電線の踏み跡の急傾斜を登り尾根に登りあげる。
そこから踏み跡はH2100まで続いていた。下ってくるパーティーから昨晩だけて30センチほど積もったと聞いて頂上までの深いラッセルを想うと気合いが入る。
その後も数名下ってくるパーティーやテントは張ってある横目に私たちがトップで登っていく。H2100以降雪は風で飛ばされている部分が多く思っていたほどのラッセルは無く順調に高度を稼げた。ところどころ前日の踏み跡がうっすら残っていた。
核心の岩場部分はロープを出さずSさん余裕で越えていく。しかし、登り終わったところで脚が攣りそうになりしばし休憩。私より4~5kg近く荷物が重いのに私と変わらないスピードで登るから大したもんです。でももっと荷物を軽くする技術も必要かも。
休憩後私が先頭でラッセルして頂上を目指していると左足のアイゼンが無いことに気付く。核心からここまで来る時にハイマツや深雪に足を取られたときに外れたようだ。頂上までもう少しだし帰りに探せば大丈夫だろうとそのまま頂上へ向かう。
11:50頂上着。風が強く景色も見えないので記念写真だけ撮って即下山。アイゼンを探しながら下山するが風で部分的にトレースが消されている上、視界が悪く見つからない。20~30分探したが見つからず諦めて下山することにした。アイゼンがないので核心ではロープを出して下降。その後の急傾斜は慎重に下山すれば問題なかった。
14:30取りつき到着。のんびりトンネル越えて坂巻温泉まで歩く。もちろん温泉も入らせていただきました。
アイゼンを紛失してしまったのは痛いが、年始登山無事戻って来れたことに感謝。
今年も家族と山に感謝しながら仲間と楽しみながら登っていこう。よろしくお願いします。
Sさんのあの重い荷物担いでラッセルと想うと気が滅入ります。
コンビニにランチパックのみみで作ったラスク売ってました。
こちらこそよろしくお願いします。