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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

今週末にも関東圏ではガソリン供給は平年並に戻る

2011-03-23 10:26:17 | ブログ情報(News Release)
ガソリン 関東ではかなり回復(河野太郎)
http://www.taro.org/2011/03/post-956.php

既に出荷量は戻っていることから、今週末には、関東圏のガソリン供給量は震災前の水準に戻るそうです。
情報不足による混乱時には、こういう情報を拡散していく必要があります。

報道で取り上げられるのは、放射線量の話のように不安感を煽る情報ばかりで、ニュースにならないネタはどれだけ有益な情報でも報道されません。
最近、NHKスペシャルでなぜ日本人は戦争に向かったかというテーマでマスコミの体質が取り上げられていたが、今も戦時体制時から全く変わっていないですね。

不安を煽る → 人々は情報を求める → 新聞部数&視聴率 UP → 不安を煽る → ...

首都圏の給油所は行列解消

何ができるか真剣に考えたら原発反対とは言えないと思う

2011-03-22 18:47:29 | ブログ情報(News Release)
・・・。

こういうデモは日本のTV報道では黙殺されるんだろうけど、原発すべて停止したら復興不能になってしまう。
感情論に流される気持ちはわかるが、0か1の二元論で語るのはやめよう。


渋谷で1000人規模の原発反対デモ、「即刻原発を停止せよ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0322&f=national_0322_014.shtml

東北大学の学生は、東北関東大震災による被災から1週間が経過してもなお、物資や医療要員が足りず、改善が見られない被災地の現状を紹介し、「これらはみな日本政府の原発への過信が生んだもの」と主張した。福島第1原子力発電所での放射線漏えい事故は震災救援の大きな障害となっているとし、「即刻すべての原発を停止する必要がある。今回の原発事故は想定外の損失と混乱を引き起こした。東京電力の情報の透明度には疑問が残る」と主張した。


以前から当Blogで主張しているように、死ぬまで病気しない人を健康というのなら、この世界から病気はなくならないし健康な人も存在しないことになる。
しかし、病気とうまく付き合っていくことを健康というのなら、多くの人が健康に生きることができる。

この相対的な宇宙に存在するモノは全て、トレードオフから逃れることなどできない。
絶対など有り得ないのだ。
相対性の悪魔から逃れることは人類の見果てぬ夢だが、生きている限り実現は不可能だ。

日本人ノーベル賞作家が海外誌で原発批判を展開していたが、その理由が原爆の犠牲が生かされていないということらしい。
だったら火を使うのも辞めようと呼びかけたらどうだ。
今もリビアや多くの国々で多くの火力兵器が人を殺傷している。
鉄もだ。
刃物も使うな。
歴史上、多くの人を殺してしまった。
人類が人殺しの道具とするものは何でもだ。

次世代のことを考えたら、どうしてそんな無責任なことが言えるのだ。
人々は今すぐ原始的生活に戻れるわけではない。
自然と共生して生きていく道を選ぶとしても、全てがすぐ変わるわけでもないし、全ての人がそれを望むわけでもない。
人々はいつだって現実に向き合って生きていくしかないんだ。
今日、この瞬間を1つ1つ積み重ねて生きていくしかないだろう。
にも関わらず科学万能主義だとか現代人の驕りだとかいって、現実を無視するのは文学の中だけにしてもらいたい。
原子炉を今すぐ停止したら、どれだけの人間が路頭に迷うか考えたことがあるのか。
経済活動が停滞し、社会情勢が不安定化し、治安が悪化したとしても、貧しかった時代に戻れば人々は助け合って幸せに生きるとでもノスタルジーに浸って考えているのか。

被災地の人々のことを想像してみろ。
これが日本の報道期間が全く教えてくれない現実だ。
(注意:悲惨な状況が苦手な人は見ないでください。)
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1375.html

こういう人々を助けるのに、何が必要だ?
真剣に考えたことがあるのか?!
想像力が欠如した人間の言うことだ。

人手より兵站のプロの手腕に期待

2011-03-22 17:05:54 | ブログ情報(News Release)
今さら私のような素人ごときが意見することではないのですが、被災者への支援物資が基地に大量に積まれたまま届かないこと問題について。

当初から予想されていた問題ですが、今後さらに現場から「足りない」「足りない」というコメントが寄せられるので、余計に全国から支援物資が届くわけで、不足していたはずのものが余り始めたりします。

報道を見ていると物資不足の問題ばかりが取り上げられますが、全くといっていいほど補給戦略が見えてきません。
補給基地からラストワンマイルのリーチが足りていないが、それを解決する手立てがあるのかどうかです。
(実はあるのかもしれません、当Blogでも自衛隊のスキームを取り上げました)
Twitterなどを使って物資に関する需給のマッチングサイトなどが立ち上がっていますが、これはあくまでも補給を補完する性格上のもので、このシステムに頼っているだけでは問題は解決できません。

被災報道を見ていて、戦線が伸びきった時の兵站の維持がどれだけ大変か身に染みてよくわかります。
こういう時に戦略無き補給作戦を実施しても必ず失敗に終わります。
人手が足りない前に戦略が足りていないのです。
兵站の確保は戦力運用の中で最も重要なテーマであり「戦略のプロは兵站を語る」とよく言います。

支援物資が必要な人々は、30万以上の避難生活者の他に、その周囲に数倍いると思われる自宅待機者ですが、まず最も重要なのは、この全ての位置・必要な物資内容・在庫状況・支援を必要としている人員構成などを捕捉できているか?という点です。
地方の行政機関が機能不全に陥っているので出来ていないというのなら、自衛隊・警察・消防・米軍・地域消防団などの情報を一元化するとともに、ここに戦力(ヒト・モノ・カネ)を大量投入することです。
これは戦争と同じです。
情報戦で負けていては話になりません。
正確で迅速な情報が勝負の分かれ目です。

"ほぼ"軍隊の自衛隊が指揮をとっているのであれば、兵站に関する戦略もプロが立案していると願ってやみません。

巨大地震の今後 (追記あり)

2011-03-22 12:49:04 | ブログ情報(News Release)
このシナリオは恐ろし過ぎる・・。
三陸沖に起きた地殻変動に関してバランスを取る為に他の部分も動くという話。

三陸~茨城沖にある南北500kmにおよぶ巨大な震源断層面が最大30mほどずれ動く

→ 一部の場所で近くの歪を開放させる一方で、別の場所では逆に歪を蓄積させる

→ 東日本全体の地殻歪が再配列・不安定化する

→ 歪変化は、一部の地震や火山噴火を促進させる影響を与える

→ 歪の再配列にともなう地震や火山噴火が、今後数年かけて東日本全体で起きる


東日本沖で起きた巨大地震について(小山真人)
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/EastJM9.html

[前略]

また、今回の地震では、三陸~茨城沖にある南北500kmにおよぶ巨大な震源断層面が最大30mほどずれ動きました。さらに、地震後も震源断層は安定化せず、「余効変動」と呼ばれるゆっくりとした断層運動が継続しており、その一部は震源域の周囲にも洩れ出しているように見えます。(国土地理院による)

こうした一連の断層運動は、一部の場所で地殻の歪(ひずみ)を解放させる一方で、別の場所では逆に歪を蓄積させることがよく知られています。東日本全体の地殻歪が再配列・不安定化したのです。

こうした歪変化は、一部の地震や火山噴火を促進させる影響を与えるため、さっそく富士山の真下で3月15日夜の地震(M6.4)を引き起こしました。さらに茨城沖の南側に横たわる房総沖のプレート境界でのM8級の続発地震も心配ですし、関東平野の内陸直下の地震に与える影響も懸念されます。こうした歪の再配列にともなう地震や火山噴火が、今後数年かけて東日本全体で起きていくことになるでしょう。

実際にインドネシアでは、2004年スマトラ沖地震(M9.1)の南側に隣接したプレート境界で、3ヶ月後にM8.6の大地震と大津波が生じました(図2)。その後も、M8級の大地震が何度か引き続いて今日に至っています。こうした状況が今後日本でも続くことが懸念されます。

つまり、日本の地殻は、言わばパンドラの箱が開いてしまった状態にあります。これまでの地学的に平和で安定した時代は終わりを告げたと認識し、どうか頭を切り替え、限られた資源とマンパワーを有効に配分してください。そして、住民全員が十分な防災対策をしつつ、この長い未曾有の国難を乗り越えるために、それぞれの持ち場で自分の培った力を存分に発揮してください。私も自分ができることを遂行していきたいと思います。


【追記】

東海・東南海地震、促進されず 名古屋大が解析(47news)
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032201000649.html

解析では、東海・東南海地震の想定震源域に加わった力は、両地震が実際に発生した場合に出るとされるエネルギーの0・1~0・2%程度で、発生を促進する傾向はほとんどみられないとの結果が出た。


親族の地震学者曰く、「地震の予測はあてにならない。」そうですが、これは信じたいと思います。

人は信じたいものを信じるのです。

仮設住宅は最善の策ではない らしい

2011-03-22 12:34:05 | ブログ情報(News Release)
なるほどー、勉強になります。
私なぞは無知なので復興支援や仮設住宅について何も知らなかったので、報道で「仮設住宅」と聞いても右から左に流すだけだったのですが、仮設住宅が最善の策かどうかは議論があるようです。
ちなみに、仮設住宅は1つ建てると400万円(建設費300万+撤去費100万)かかるそうです。

仮設住宅は次善の策(山内康一)
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-8fe2.html


[前略]

阪神大震災モデルにとらわれると仮設住宅重視になりますが、
その後の鳥取県西部地震の例を見ると住宅再建がベターです。
仮設住宅はあくまで次善の策という認識が必要だと思います。

また、次善の策として仮設住宅を使うとなった場合でも、
公共用地に集団で「仮設住宅村」を建設するよりも、
自分の家の庭や畑に仮設住宅を設置できるようにすべきです。

[中略]

国の定義では「仮設」とは2年だそうです。
だから仮設住宅は2年で撤去するのが原則だそうです。
そのための撤去費用も数万世帯分になると半端ではありません。
希望者には仮設住宅を渡し切りにして撤去費を浮かすのは、
きわめて現実的なやり方だと思います。

計画停電しないエリアのなぜ

2011-03-22 12:18:04 | ブログ情報(News Release)
計画停電しないエリアについて様々な都市伝説が飛び交っています。
街中で聞いたのは、刑務所があるとか、警察署があるとか、その他いろいろ。

実は私の自宅もなぜか一回も停電していません。
周りに特に重要と思われる行政機関も何もないのに、なぜ停電しないのか不思議です。

私が最も信じている説は、会社の同僚から聞いた「リストにないの?なら変電所の問題だよ。」という言葉。

現在位置:asahi.comニュース社会災害・交通情報記事.計画停電の疑問、東電担当者に聞きました(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180596.html


Q 自宅がグループのどこにも見あたらない。

 A 変電所の都合などで、その場所を停電させると他地域への送電に大きな影響が出るところは、停電対象外です。

自衛隊がヘリから物資を投下しないのは無意味だから

2011-03-22 12:09:34 | ブログ情報(News Release)
都市伝説らしいです。
怖いですね・・噂って。

自衛隊のヘリから物資を投下する?(河野太郎)
http://www.taro.org/2011/03/post-955.php

[前略]

対策本部にいたヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員(元一等陸佐)に、なんとかなりませんかと尋ねると、隊長、首をひねる。
「河野さん、なんで自衛隊のヘリから物を落とすの。ヘリが降りればいいじゃない。」

[中略]

ことら大尉こと、宇都隆史参議院議員(元一等空尉)が詳しく説明してくれる。

「日本の航空法89条は空中からの物件の投下を禁止しているけれど、自衛隊は適用除外。今回の支援でヘリから物資を投下しているかといえば、していない。なぜならヘリを降ろして積み卸しをしているから。

自衛隊のヘリが物資を投下する方法は二つあって、ひとつは低速前進しながら後部ハッチを開け、機首を上げると物がハッチから連続して滑り落ちていく。これは滑走路のような場所でやるが、今回はなかなかそんな場所がない。

二つめは、大きな網の中に物資を入れて機体の下に吊す。低空でホバリングしながら降ろすことはできるが、これも今回、着陸して積み卸しができるので、あまり意味がない。

物資の投下は固定翼(飛行機)でよく行うが、気象の安定と落下ポイントにかなり大きなエリアが必要になり、その場の安全の確保も必要になる。投下した物をどうやって回収するのかも問題。物が壊れないように特殊な梱包なので普通の人では開封できない。もちろん地上の誘導員も必要になる。」

[中略]

航空法があるから自衛隊が物資の投下ができず、被災地に物が届かないというのは、どうやら都市伝説のようです。

世界が東京は安全だといい始める頃合だ。停電を除けばね。

2011-03-21 20:35:10 | ブログ情報(News Release)
今の状態でも、十分多くの海外諸国よりも安全だと思う。

福島第1原発:日本への渡航制限「必要なし」 WHO(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000e030023000c.html

一部の外国大使館や外国人などが東京から西へ「避難」している対応については「感情的な問題だ。それぞれの危機対応なので、気持ちは理解はできるが、現時点で公衆衛生上、東京に滞在するのに健康への危険は低い」と指摘した。


福島第1原発:東京、「健康上の危険ない」 IAEA(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000e030024000c.html

国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)のグラハム・アンドリュー科学技術担当補佐官は18日、同機関の専門家チームによる放射線量計測の結果、「東京都内で健康上の危険はない」との評価を明らかにした。


下記のページと同様の内容を当Blogでも事故発生当初から主張してきたつもりです。。
全くの専門外でも、よほどの情報弱者でない限り、論理的に考えれば、このような考えに行き着くのが標準的です。
一般の国民が理解すればよいのはこのレベルの話で、これ以上のことは専門家に任せておけばよいのです。
TVや新聞だけに頼らず、信頼に足る専門家なり有識者を情報ソースとして持っておくことが重要です。

放射能の影響をどうとらえたらよいのか?(河北新聞社)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm


◎被ばく量、普段と同じ/報道・発表、科学的に正確
東北大加齢医学研究所 川島隆太教授

 連日の新聞やテレビの報道にあるように、東京電力福島第1原発の事故は深刻な状況にあります。皆さま大変不安なことと思います。

<「絶対」と言えず>
 こうした中、信じられないことですが、放射能の被ばくを恐れて、診療を放棄し逃げだす医師まで出ていると聞きました。東北大医学系研究科の教授として、放射線防御に関する医師への教育が足りなかったと猛省するとともに、同じ医師として、そのような人がいることが悲しくて悔しくて仕方ありません。
 現在の放射能に関する報道は科学的には極めて正しいものです。東北大でも放射能の測定をいくつもの研究室で行っていますが、政府の発表にうそ偽りはありません。
 こうした報道を見聞きしていて皆さんが一番不安に思うのは、専門家が決して「絶対に」安全であるとは言ってくれないことだと思います。絶対ではないのだから、危険なのではないかと感じるのは当たり前です。専門家は科学者の良心から、絶対とは口が裂けても言うことができません。
 少し難しい言葉ですが、放射線の影響には確率的影響というものがあり、放射線を一度でも浴びると何らかの影響が出ると考えなくてはいけないと科学者は考えます。だから、うそをつきたくない科学者の口からは「恐らく」安全という言葉しか出てこないのです。


政府や東電からの情報が少ないことはあっても、意図的な嘘は有り得ないもう1つの理由は、「嘘のつきようがない」ということでしょう。
世界中が福島原発に注視していて、なおかつ放射線量は観測できてしまいますからごまかしようがありません。
政府や東電は嘘をつきたくても嘘を付けないのだから、嘘を言っているかどうかに着目するのはナンセンスです。
揚げ足取りに一生懸命になるのは日本報道機関の習性ではありますので、この習性を理解しておくとよいでしょう。


外国人たちが大勢、日本からの脱出を試みていますが、飛行機で米国や欧州に逃げ帰ると空気の薄い高高度の場所を飛行するため、地上にいるときよりも大量の放射線(宇宙線)を浴びます。
 その強さは80マイクロシーベルト。10日間、現在の放射能を浴び続けるのと一緒です。しかも現在心配されている放射能はほとんどが服や靴に付いています。自宅に帰り、服や靴を脱ぐと、24時間被ばくし続けることは難しいのです。この程度の放射能を気にする人は、飛行機に乗るとかえって大量に被ばくするので、船で逃げだすことを科学者として推奨します。


それ言えばよかった・・帰国する人々に。
「船で逃げ出せば?」って。


<喫煙の方が有害>
 先ほど「確率的影響」という話をしました。実際に放射能をどれだけ浴びると、どのような障害が起こるのかは、今回のような低濃度の放射線の場合は、影響が目に見えないので、明らかに影響が出る高い濃度の放射線を浴びた時の状況から類推しており、「確率的」という言葉を使います。
 ですので、正確にどの程度の悪影響があるかを正確に計算することは誰にもできませんが、同じ確率論で言えば、現在のレベルの放射能を1カ月間浴び続けるよりも、たばこを一箱吸う方が皆さんの寿命を縮めます。


全くもってそのとおり。

液状化がはじまった瞬間

2011-03-21 17:49:10 | ブログ情報(News Release)
今更ながら3月11日の震災時に浦安で起きた液状化の映像です。

2011.03.11 earthquake urayasu chiba Japan 東北地方太平洋沖地震


液状化のリアルタイム映像。
今回は津波映像といい、世界で稀に見る貴重な映像が多くとれたようです。

ちなみに、金かけて埋め立てたところは液状化しにくいらしいです。
ここは金かけたのか知りませんが・・。
浦安は若い家族向けの新興住宅地として人気だったのだが・・人生わからないものです。。

↓よくわかりませんが、土木技術者によると水が飛び出るだけ?なんでしょうか。

液状化現象についての解説(大貫剛)
http://togetter.com/li/114267

街角は落ち着きを取り戻してきたようです

2011-03-21 17:28:03 | ブログ情報(News Release)
昨日は計画停電がないことがあらかじめわかっていたせいか、街はいつも以上に人で賑わっていました。
みんなストレスがたまっているんですね。。

で、今日は関東地方は雨だったのですが、商業施設の中は人で賑わっていました。
やはり計画停電の威力はものすごいものだったのですね・・。
私の予想ではみんな雨にビビッて外に出ないと思ったのですが、そうではなかったようです。
道には人が少ないので皆車で移動してるってことでしょうか。
(使わないでいいところではガソリン使うなって・・)

で、私は毎日複数のスーパーやドラッグストアを回って商品棚の様子を確認しているんですが、商品にもよりますがだいぶ戻ってきてますね。
当たり前ですが、食品が戻ってきてます。
スーパーによって偏りがありますが、かなり品不足が改善されてきました。
(なかなかオムツやトイレットペーパーが戻りませんな・・)
当初から当Blogで指摘していたように、食品は供給量が減っていない状況かつ消費量が増えるわけではないので、買いだめ疲れが発生します。
買ったはいいが使い切れないからです。
私は地震発生直後から1週間~10日で戻ると指摘しましたが、予想通りの展開です。

ひとつ気になったのは、早速ほうれんそうの値段が下がっていることです。
昨日まで一束200円弱程度だったのものが今日は100円になっていました。
しかも水で洗われていました。
風評被害を見越して店舗側で先手を打っている感じですね。
風評被害で福島の米も残っているとか・・・原発事故起きたのいつだよ・・って思いますが、とにかく今が買い時です。

苦笑せざるを得ないのは、消費期限の短い食べ物を買いだめするという行為がいろんなところで見られたことです。
納豆や豆腐を買いだめする高齢者の話を聞いて笑いを通り越して呆れかえりました。
パン屋に行列作る光景も毎日見られましたが、これも面白い現象です。
米が手に入らないからなのでしょうか?(笑)
米なんか余っているので我先に買いだめる理屈がわからないのですがね。
(今思えば即席ご飯を買いあさった人たちは何がしたかったんでしょうか・・)

先週のイトーヨーカドーでの一幕
小さい女の子を連れたお母さんが即席ご飯を買い漁っていました。

女の子:お母さん!なんでご飯買ってるの?

母 親:・・・。

女の子:ねぇ!お母さん!なんでご飯買うの?

母 親:・・・。

女の子:おかーさん!!

(母親は無言で買い物を進めるのであった)


(私の心の声)

おねえちゃん、私が答えてあげるよ。
君のお母さんはね、なんで自分が即席ご飯を買っているのか知らないんだよ。
だから何も答えられないんだ。
何かよくわからないけど、周りが買っているから買った方がいいのかなと思っちゃうんだね。
でもさ、こういうのを集団同調バイアスっていうんだ。
人間なら周りのみんなと同じ行動をしてしまいがちなんだよ。
意味なんてなくていいんだ。
動物として本能的に周りに合わせて行動しちゃうんだよ。
大人はよく子供に説明を求めるくせに、実は自分達も説明できないことばっかりやってるのさ。
これに対抗するには知識が必要なのさ。
だから、おねえちゃん、あなたは賢くなるんだよ。
そういう私も、日常から理屈じゃない感情に押し流されて生きる代表格みたいな人間だがね。


さて、前にも書きましたが、海外から赴任している会社の同僚達の何人かが先週末に帰国したのですが、今頃安堵しているのでしょうか?
普通に考えたらわかることだと思いますが「あんたの国が日本より安全?なわけないじゃん」ということです。
そもそも異常事態に冷静な判断をせよという方が難しいのかもしれませんね。

震災でも日米の構想力の違いがよくわかる

2011-03-21 12:53:14 | ビジネス
アメリカ第7艦隊(US7thFlt)のTweetによると


空母ロナルド・レーガンの画像分析者が、艦載機であるF-18が上空から撮影した45,000枚以上の被災地の写真をチェックし、見逃したSOSサインなどがないかの確認作業を行いました。


このITを駆使するあたりが何ともアメリカらしいというか・・
人手でやると人海戦術になり、かつ正確性が落ちる作業を、テクノロジーを使ってどうやって実現するか。
普段から感じていることだが、こういう問題解決力、つまるところ広い意味での構想力の違いが、日米で激しい。

技術力の違いではなく、構想力の違いなのだ。

如何に迅速に計画停電をやめるか

2011-03-21 12:06:11 | 経済
電源復活と放水の効果がある程度認められるということで、福島第一原発に関する異常報道が落ち着いてきた。
既に始まっているが、当初から当Blogで予想した通り、いたるところの放射線量をガイガーカウンターなどを使って計測し、大騒ぎすることがメインになっていくだろう。

ただ、原子炉の問題の場合には、地震直後で人々の心が浮ついていたことと、また水素/水蒸気爆発の衝撃的な映像の影響もあって、その流れに流されてしまう専門家が多かったが、この放射線量の問題に関しては、衝撃度という点に関して原子炉ほどのインパクトがないだけに、冷静な報道が目立つ。

マスコミという拡声器がどちらの方向に振れるかにもよるが、放射線に関する報道は基本的には落ちついて行くと見ている。
もはや今の日本では、本質的ではない虚構の情報に右往左往する余裕などないのだ。
地に足を付けた活動が重要であり、日本人の瞳は覚醒していくと私は信じている。
ただ、マスコミはニュースのネタが切れると何をし出すかわからないので、注意は必要だ。

さて、閑話休題。

ここ1~2日を眺めていると、ようやく今後の話が多くなってきた。

特に経済だ。
問題はエネルギーだ。
エネルギーが日本経済を維持していくのに圧倒的に足りていない。
少なくても、計画停電をどうにかしなければならない。
このまま計画停電が続けば日本経済に与える影響が甚大で、東北どころか日本全体が沈む可能性が高い。
とにかく、実現性および即効性のある対応策を考え、スピード感を持って行動に移す必要がある。
これは日本全体で取り組むべき至急の課題だ。

現実的な解としては、価格の調整機能(価格メカニズム)を信じるしかないと思う。
公共財に対して価格メカニズムが有効に機能するかどうかは、やってみないとわからないレベルだとは思うが、それ以外に有効な手立てが思いつかない。
(価格メカニズムだと実際に効果を持つまで1,2ヶ月必要かもしれない。)
理想的には、最も迅速かつ確実な方法は、電力供給側で戸毎に供給量にキャップ(上限)を当てはめることだ。
しかし今ない武器について語っても仕方がない。
(ただし、この方法でも、各家庭で医療器具などを使用している場合などで戸毎の交渉が必要になり、この交渉コストが発散すると実効性が失われてしまうが。)

短期的には電力供給量を増やすことはできないのだから、解決すべき問題は明瞭である。

「電力需要ピークをどう抑えるか」である。
経済活動や生活に最低限必要な電力量を担保しながら、ピークを抑え込んでいく、正確にはピークを均して平準化していくことだ。
こんな時、やれることは何でもやった方がいい。
実行に移すのが遅れれば遅れるほど、損失は大きくなっていく。


緊急提言2:
基本料金の見直しで、節電と利用平準化を進めよう (野口悠紀雄)
http://diamond.jp/articles/-/11554


、「各家庭の基本料金を、40A以上は5倍程度に値上げする」というものである。これは、大変優れた方式だと考えられるので、その意義を検討してみたい。

[中略]

この方式の長所はいくつかある。

 最も重要なのは、判断が個々の家計にゆだねられていることだ。「契約アンペア数を引き下げる」ということさえ、強制的なものではない。各家庭が個別事情を勘案して、自主的に決めればよいことである。

 また、その時々の節電、利用の平準化なども、各利用者の個別事情を勘案しながらなされるだろう。

 一般には、「価格を引き上げると、所得が低い家計が購入できなくなる」という問題が発生する。しかし、ここで提案した方式によれば、基本的な生活には支障が出ない。これも、基本料金方式の優れた点だ。

 計画停電方式の最大の欠点は、こうした個別事情が勘案できないことだ。実際、計画停電によってさまざまな不都合が生じていることが報道されている。

 電車等の公共的利用に関しては、勘案されるようになったが、信号機などでは問題が残っている(都内の信号機は約1万5000基あるが、停電時に自動発電するのは700基程度しかないとされる)。実際に、交通事故も発生した。

 医療関係でも深刻な問題が発生している。自家発電を装備した病院でも、すべての必要電力には対応できず、エレベータや空調に問題が生じる。人工透析などにも支障が出るという。

 人工呼吸器などの医療機器を在宅で用いる家庭に関しては、東電が自家用発電機の無償貸与を始めた。そうした措置はもちろん必要だが、それだけで対応できるとは限らない(関東地方で用いられている人工呼吸器は2万台程度と言われるが、東電が準備できる自家用発電機は2000台から3000台程度と言われる)。

 こうした事態が長期的に続くことは、是非避けるべきだ。

[中略]

なお、「40A以上は5倍にする」というのは、例示に過ぎない。40Aは3倍、50Aは5倍、60Aは7倍といったことでもよい。具体的な設定は、さまざまなデータを勘案して決定すべきである。


問題は、一体何倍にしたら計画停電をしなくてよいレベルまでピークを平準化できるかだが・・。

それと、価格メカニズムだと実際に効果を持つまで1,2ヶ月必要かもしれない。
請求書を見て驚いて使用を控えるというパターンもかなりあるような気がする。
これこそマスコミ拡声器を使い倒して周知していく必要があるだろう。

地震後の日本 パンドラの箱に残っていたもの・・「希望」

2011-03-19 23:11:06 | 社会
危機的状況の中の希望(村上龍)
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/

パンドラが箱を開けて様々な邪悪のものが飛び出したあと、たったひとつ箱の中に残ったものがあった。

「希望」だ。

なぜパンドラの箱に「希望」が残っていたのか?

ある哲学者が「希望こそが最大の災いだから」といったが、これは嘘だ。

なぜ嘘か?

希望がなければ何も変わらないからだ。

変わらない世界に意味はない。

この宇宙では全てが変容する、希望は変容を許容する、だからそこに意味が生じる。

希望があって初めて生命に意味が生まれるのだ。

希望がなければ災いもない。


私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」と。


日本に希望がないのは、災いも意味もなかったからだ。

だが、今回の地震が全てを変えた。
地震前と後では、世界が変わったのだ。


だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。


地震は日本に希望の種を植え付けた。
それは、日本が変容を許容し、意味を求めていくということを意味している。

頭の柔らかさの勝負

2011-03-19 22:04:03 | ブログ情報(News Release)
酒を飲み過ぎた・・不謹慎でしょうか。

今日もみなとみらいに行って来ました。
コスモワールドが休園していて残念でしたが、ワールドポーターズなど人が少なくて過ごし易くてよかったです。
いつもなら食事するところに困るわけですが、今日は全く心配する必要もなくよかったです。

また、停電がないことがあらかじめわかっているせいか、いつも以上に最寄り駅の複合施設付近は人でにぎわっていました。
観光地までは行かないけれど最寄で息抜きという感じでしょうか。

その後に美容院で髪を切ってきたのですが、そこでの話やこれまで自分が見てきた状況を総合すると、やはり今回の地震で利己的さを前面に押し出しているのは、いろんなところで指摘されているように高齢者と主婦が代表選手のようです。
一方では定年退職した電力会社OBが福島に乗り込もうとしていたり、若者がボランティアで街角に出て義捐金のお願いをしていたりするのに、社会的にほとんど寄与しない人たちが我欲丸出しで品物を買い漁るとは、悲しいことです。
これは相当不謹慎な言い方ですが、もう後先短い人々が次世代を犠牲にしてでも損をか被りたくないと一生懸命になるのは、もう哀れとしか言いようがありません。
そのくせ「原発反対」や「エコ」とか主張するのですから、もはや開いた口が塞がらないレベルであきれます。
「世代間格差」の問題はここでも深刻のようです。
バカバカしくなってきますね。

さて、閑話休題。

どうも福島第1原発の3号機の使用済み核燃料プールは破損していない見込みのようです。
水面が確認されているということが根拠らしいので微量の漏水は否定できないですが、まずはよかったと思います。
漏水してたら復旧は絶望的だなと思っていましたが、プールが無事なら冷却装置が回復すればなんとかなると期待します。
一時はこんな苦闘を何年間も長期的に継続する必要があるかもと危惧しましたが、なんとかなりそうな気配がしてきました。
電力が復旧すればいろんなことができるようにはなるので希望が持ててきます。
どれだけ放射能汚染を局所的に抑え込めるのか注視していきましょう。
まぁそれでも東京は大丈夫だと思いますけど。
そういうこともあって東京から離して建設されているわけだし・・これは原発議論の中で禁句なのですがね。

聞いたところによると、プールに水を供給するアイディアとして、水ではなく氷を上空から投下する案もあるそうです。
その他いろいろあるそうですが、的中率という点では確かに名案だと思います。
少なくてもヘリからの散水よりはマシでしょう。

この話を聞いて「アポロ13」を思い出しました。
月着陸船アクエリアスは2人乗りの設計のため、3人分の二酸化炭素を処理する空気清浄機が必要になります。
NASAの地上スタッフは知恵を絞り、ボール紙やビニール袋,粘着テープを使い空気洗浄機をこしらえるのです。
当時のスーパー優秀なスタッフ達が宇宙船にある道具を使って図工の時間みたく空気洗浄機を作るのです。
そのときの主任の言葉が印象的でした。
「今こそNASAの存在意義を示せ。」みたいなこと言った気がします。
(全然違うかもですが・・)

普段は高度な問題に頭を使っている人たちなわけですが、死ぬか生きるかの際で必要になるのはこういう単純な図工の能力だったりするものです。
今、原発の問題も似てるなと思いました。
ある種非常に幅広く学際的というか、もう誰のアイディアでも有効なこと考えたやつの勝ちみたいな状況です。

頭の柔らかさ、それも大きな視点からの柔軟性が必要とされています。