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高山植物真っ盛り! ~和名にまつわるお話~

2018-06-23 13:15:39 | 季節の移ろい(夏)

6月半ばから7月初めというと、梅雨真っ盛りの時期ですが
山では高山植物真っ盛りの時期でもあります。
天候に恵まれれば、山頂では眼下に雲海が広がり
足元に高山植物が咲き乱れる吾妻の山々は、この季節が最も華やかです



©松井孝郎
<イワカガミ>
和名の岩鏡は、岩場に多く生え、丸く光沢のある葉の特徴が
手鏡のように見えることからつけられたと言われています。


©松井孝郎
<マイヅルソウ>
和名の舞鶴草は、ハートの形をした葉が、鶴が羽を広げているように見えることや
その様子をデザインした家紋の舞鶴紋に似ていることから来ていると言われています。


©松井孝郎
<ミツバオウレン>
和名の三葉黄蓮は、漢方薬の薬草であるオウレンに似ていて
葉が3枚あることに由来しています。


©松井孝郎
<ハクサンチドリ>
和名の白山千鳥は、白山に多く咲くことと
花の形が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられました。


©松井孝郎
<チングルマ(果穂)>
和名の珍車は、果穂の形が子供の玩具である風車(かざぐるま)に似ていることから
稚児車(ちごくるま)が転じて名付けられた、との説が主流になっていますが
稚児車と呼びならわされている玩具はないそうです。
そのため、稚児車からの転化ではなく
チングルマとオキナグサの果穂が似ていることから来たのではないか、とも言われています。
オキナグサは北陸地方の方言で「チゴバナ」、越中立山の方言で「チグルマイ」というそうです。
「チグルマイ」は「チゴノマイ」が転化したもので
稚児の舞う姿、すなわち、子供が首を振りながら舞うと、髪の毛が渦を巻くように揺れる様子が
果穂の様子と似ているために呼びならわされていたようです。
その方言が全国に波及し、「チグルマイ」がさらに転化して「チングルマ」になった
とも言われています。
いずれにしても、かわいらしい名前です。


本日は高山植物の和名について、少しご紹介しました。


さて、来週、ブログ管理人は吾妻小舎に上がります
小舎でお目にかかれるかどうかは、いらしてみてのお楽しみ
発見時は、どうぞお気軽にお声掛けください(チリ紙交換か?←時代がわかる)

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きいて!きいて!
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