【風知草】:「コロナ後」の政治=山田孝男
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【風知草】:「コロナ後」の政治=山田孝男
新型コロナウイルスで巣ごもりの冬、「民主主義とは何か」(講談社現代新書、昨年10月刊)という本がよく売れている。
著者は、菅義偉首相が日本学術会議会員への任命を拒んだ宇野重規(しげき)・東京大社会科学研究所教授(53)=政治思想史。
発売3カ月で8刷3万5000部。最近まで同社現代新書シリーズ中、売り上げ第1位だった。
学術会議問題では沈黙を守る著者に、売れ行き好調の感想を聞くと、「<焼け太り>って言われてますけど(笑い)、騒動になったおかげでよく読まれたという手応えはありますね」と率直だった。
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元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【風知草】 2021年01月18日 02:04:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。