路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【岸田政権】:ロシア軍の反攻も必至! 岸田首相のスケベ心が招く「キーウ訪問」の落とし穴

2023-01-26 14:00:50 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・G7サミット・G20】

【岸田政権】:ロシア軍の反攻も必至! 岸田首相のスケベ心が招く「キーウ訪問」の落とし穴

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:ロシア軍の反攻も必至! 岸田首相のスケベ心が招く「キーウ訪問」の落とし穴

 25日の衆院代表質問でも「諸般の状況を踏まえ検討していく」とウクライナの首都キーウ訪問に意欲を示した岸田首相。念頭にあるのは5月に地元・広島で開くG7サミットのみ。ロシアの侵攻後、ゼレンスキー大統領と対面していないG7首脳は岸田首相だけだ。

<picture>「最後の戦い」が欧米の合言葉(ウクライナのゼレンスキー大統領=右、大統領府提供/AP=共同)</picture>

 「最後の戦い」が欧米の合言葉(ウクライナのゼレンスキー大統領=右、大統領府提供/AP=共同)

 ■G7議長国のメンツ保ちたい一心で

 “電撃訪問”は議長国としてのメンツを保つだけでなく、核の脅威にさらされる現地に立てば、広島サミットで核軍縮の機運を盛り上げたい岸田首相にとって格好のパフォーマンスとなり得る。

 そんなスケベ心を尻目に、欧米各国はウクライナへの軍事支援を巡る動きを活発化。刻一刻と変化する情勢に対し、岸田首相はカヤの外だ。

 25日はドイツ政府が慎重姿勢から一転、攻撃力の高い自国の主力戦車「レオパルト2」の供与を発表。米国も「世界最強」と称される主力戦車「エイブラムス」を供与する方針を固めたことで、攻撃激化に先陣を切る懸念が薄れたようだ。レオパルト2は欧州10カ国以上で計約2000両が運用され、独政府は他の保有国の提供も容認。米ABCテレビは、12カ国が計100両を供与する見通しとなったと報じた。

 「敵陣を正面突破する強度を持つレオパルト2の供与により、旧ソ連時代に開発した戦車に頼るロシア軍との戦力差は決定的となる。今春にも領土奪還と勝利に向けた大規模な地上戦を予定するウクライナ軍にすれば、『ゲームチェンジャー』となり得ます」(軍事ジャーナリスト)

 ただ、実戦配備にはウクライナ兵の訓練が必要で時間がかかる。「切り札」投入前に、ロシア軍も攻撃を強化する構えだ。早ければ今月末から侵攻1年を迎える2月中にも大規模な反転攻勢に打って出る可能性がある。

<picture>ドイツがウクライナに供給する攻撃力の高い主力戦車「レオパルト2」/(C)ゲッティ=共同</picture>

 ドイツがウクライナに供給する攻撃力の高い主力戦車「レオパルト2」/(C)ゲッティ=共同

 ◆広島サミット時点の情勢は混沌

 岸田首相のキーウ訪問も2月中が「一つのめど」(政府関係者)とされ、政府専用機でポーランドなど周辺国に到着後、陸路での現地入りが有力だ。ただでさえ、日本の首相が戦地の外国を訪れた前例はない上、よりによってロシア軍が猛攻撃を仕掛けるタイミングで訪問することになりかねないのだ。

 戦火をかいくぐってゼレンスキーとの会談にこぎ着けても、広島サミットの成功に生かせるとは限らない。

 「ゼレンスキー政権にとって春の大規模作戦が『ラスト・バトル』。その思いは米国をはじめ、欧米の支援国も共有しているはずで、これ以上の犠牲や負担には耐え切れないからこそ切り札を投入するのです。あとは戦況が有利なうちに休戦や和平交渉に乗り出したいのでしょうが、プーチン政権が応じるとは限らない。

 強力兵器の投入はNATOとロシアとの全面衝突にもつながりかねず、5月時点のウクライナ情勢は、あらゆる想定外が起こり得る。そんな難局にサミット議長を務めるのは岸田首相の手にあまる。G7唯一の非欧米圏の首脳として隣国ロシアとの仲介を担うくらいの覚悟を持たない限り、サミットを主導するなんて望むべくもありません」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 岸田首相がキーウ訪問の落とし穴にはまれば即、「墓穴」となる。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・岸田政権・外交】  2023年01月26日  14:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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