参院も福島瑞穂党首1人しかいないが、衆院とは慣例が違うため会派名「立憲民主・社民」は維持される。福島氏は衆院の会派名変更について「極めて残念だが、参院で党の存在感を高めて頑張る」と取材に語った。

 社民は昨年12月に分裂し、衆院で野党連携の調整役だった吉川元氏が立民に合流した。照屋氏は次期衆院選に出馬せず引退する意向で、党の役職にも就いていない。

 立民など野党は18日召集の通常国会に向けて定期的に国会対応を協議しているが、社民は分裂して以降は出席しておらず、国会内での活動が乏しくなっている。

 社民は2019年秋の臨時国会前に結成した衆院の野党会派でも、会派にいながら名前が入らなかったことがある。(共同)