【舛添知事問題】:講演料、妻代表の関連会社に 移動は公用車
乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【舛添知事問題】:講演料、妻代表の関連会社に 移動は公用車
■共産党都議団が公表 団長「公用車を使うのは公私混同だ」
東京都の舛添要一知事が行った講演について、共産党都議団は31日、舛添氏の妻が代表で本人も役員を務める関連会社に講演料が振り込まれ、会場への移動 には公用車を使っていたと公表した。記者会見した吉田信夫団長は「講演は関連会社の企業活動といえ、公用車を使うのは公私混同だ」と指摘した。
吉田団長によると、舛添氏は昨年5月~今年3月、毎日新聞社が北九州市で主催したフォーラムなどで計6回講演した。主催者などに確認すると、全てで講演料が関連会社に支払われていた。同社の業務に「講演の企画・開催」があるという。
共産党が情報公開請求で得た知事の日程予定表などを精査すると、6回中4回は「(公務に準ずる)政務」、残り2回は公務扱いとされ、公用車で羽田空港などに向かった記録が残っていたという。
都によると、一般の公務員は地方公務員法で兼業を禁じられ報酬を得る講演はできないが、知事など特別職が講演で報酬を得ることを禁じる法令はない。また、都に報酬の振込先に関する規定はない。【林田七恵】
元稿:毎日新聞社 主要ニュース 社会 【話題】 2016年05月31日 23:54:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。