改訂!! 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【社説】:[加計理事長会見]納得できず 喚問不可欠

2018-06-25 08:02:15 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【社説】:[加計理事長会見]納得できず 喚問不可欠

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:[加計理事長会見]納得できず 喚問不可欠

 説明責任を果たす真摯(しんし)な姿勢からは程遠い。

 学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長が岡山市の学園本部で記者会見した。

 愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、「加計ありき」ではないかとの疑惑が浮上してから1年余り。本人が初めて会見に応じた。

 加計氏は、愛媛県文書に記載された2015年2月の安倍晋三首相との面会について「記憶にも記録にもない」と否定した。学園側が県に虚偽の情報を伝えたとして謝罪。事務局長を減給、自身の指示は否定し、監督責任者として一部自主返納を発表した。

 愛媛県が国会の求めに応じて提出した文書には、加計氏が安倍首相と約15分面談。加計氏が「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」などと説明したのに対し、安倍首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたとある。

 加計氏の否定は「物証」に基づく反証でなく記憶や記録がないというだけだ。どれだけの人が納得するだろうか。

 加計学園の学部新設計画を知ったのは17年1月だと答弁している安倍首相に合わせるためではないのか。

 首相面会を捏造(ねつぞう)していたのなら重大な問題だ。

 整備費の半額に当たる約93億円のうち県が約31億円、今治市が約62億円を負担。市は36億7500万円で取得した土地も無償譲渡。巨額の公費を支出することになっているからだ。獣医学部認可の正当性にも疑問符が付く。

■    ■

 加計氏は安倍首相との面会を否定したが、愛媛県文書にある別の記述とつじつまが合わない。

 文書には安倍首相との面会以前に作成された部分に「理事長が総理と面談する動きもある」と記載されている。首相のコメントに続き「柳瀬唯夫首相秘書官(当時)から、改めて資料を提出するよう指示があった」と記され、実際に約1カ月後の15年3月、柳瀬氏と事務局長らが首相官邸で協議している。文書を見る限り、首相面会をきっかけに獣医学部新設への動きが一気に加速しているのである。

 加計氏はなぜ、突然、記者会見をしたのか。しかも地元記者クラブに限り、連絡はわずか2時間前、時間は30分足らずである。

 国会の会期末のタイミングや大阪府北部地震の混乱の中で幕引きを図ろうとしたのではと疑われても仕方がない。

■    ■

 国会は会期末の20日、来月22日まで延長することを与党の賛成多数で決めた。

 与党は、働き方改革関連法案やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案、参院選挙制度改革を盛り込んだ公職選挙法改正案の成立を念頭に置くが、国民の反対や問題含みの法案ばかりだ。

 加計氏の国会招致は自民党の反対でこれまで実現してこなかったが、本人は「私が決めることではない。お待ちしております」と会見で国会に委ねる考えを示した。

 むしろ急がなければならないのは、国会の大幅延長に合わせ、疑惑解明のための証人喚問である。

 元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2018年06月21日  07:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【社説①】:加計氏の会見 国会での解明が必要だ

2018-06-25 06:10:00 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【社説①】:加計氏の会見 国会での解明が必要だ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説①】:加計氏の会見 国会での解明が必要だ

 「一切獣医学部の話はしていない」と言うだけでは信じ難い。きのう初めて記者会見した加計孝太郎学園理事長。行政の公平・公正性に関わる問題である。国会に証人喚問し、事実を解明すべきだ。

 公平・公正であるべき行政判断が、安倍晋三首相の直接または間接的な影響力で歪(ゆが)められたのか否か。この極めて重要な問題を報道機関に対するただ一回の会見だけで幕引きとすることはできない。

 学校法人「加計学園」による獣医学部の愛媛県今治市への新設問題。県の文書には加計氏が二〇一五年二月二十五日、首相と十五分程度面談した際「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」ことを説明し、首相から「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったと、学園が県に説明した、と記されていた。

 しかし、学園側は愛媛県の文書が五月に国会提出された後、県への説明が虚偽だったとして首相と加計氏との面談を一転して否定。加計氏はきのうの会見で「記憶にも記録にもない」と強調した。

 首相と加計氏の面談は本当になかったのか。獣医学部の話は両氏の間で一切していないのか。県に対しても虚偽の情報を伝えた学園の説明だ。にわかには信じ難い。

 そもそも県への虚偽説明をなぜ三年以上も隠蔽(いんぺい)したのか。県への説明を虚偽としたのも、加計氏との面談を否定し、学部新設計画を初めて知ったのは一七年一月二十日だと強弁する首相を守るためではないのか。疑問は尽きない。

 県文書は一五年四月、当時の柳瀬唯夫首相秘書官が県職員同席の場で「獣医学部新設の話は総理案件になっている」と話したことも記す。こうした発言が出るのも、加計氏の学部新設を「腹心の友」の首相が支援する構図を政権内で共有していたからではないか。

 事実解明には加計氏に加え、虚偽説明をしたとされる渡辺良人事務局長も証人として国会に招致することが必要だ。国会は国民の疑問に応えるため、国政調査権を発動し、国権の最高機関としての役割を果たすべきである。

 加計氏はきのう、虚偽説明について、渡辺氏が学部新設を「前に進めるため」だったと述べた。

 たとえ加計氏の直接の指示ではないとしても、自治体に虚偽の説明をしてでも学部新設という目的を達成しようとした学園に、大学という高等教育機関の運営に携わる資格があるのか。事実解明と併せて厳しく問われるべきだろう。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年06月20日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【HUNTER】:【加計疑惑】:真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(下) 

2018-06-23 09:11:30 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:【加計疑惑】真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(下) ■「国会の要請」を無視 露骨な安倍・加計擁護

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:【加計疑惑】:真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(下)

   ■「国会の要請」を無視 露骨な安倍・加計擁護

市章2.png 次々に飛び出す新証言や証拠文書によって、深まるばかりの学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る疑惑。真相究明を阻んでいるのは、愛媛県今治市(菅良二市長)の隠ぺい姿勢である。
 愛媛県は国会の要請に従って一部の公文書を提出したが、今治市はこれを拒否。同市の情報公開請求も形骸化しており、すでに開示した加計関連文書を、一転して「非開示」にするという異常な対応だ。
 情報公開請求や国会の資料提出要請は、いずれも主権者である国民の意思に基づくもの。これを無視する今治市の姿勢は、異常と言うほかない。一体、何を守りたいのか――。

 ◆国会の要請を尊重した愛媛県と無視した今治市
 愛媛県が国会に提出した文書は計27枚。参議院予算委員会の要請に従って提出されたもので、この中に、安倍晋三首相と首相の“腹心の友”加計孝太郎加計学園理事長が会談した時のやり取りが記された復命書などが含まれていた。下が、参院予算委が愛媛県に出した要請文である。

依頼文.png 提出が求められたのは、平成27年3月27日、4月2日、6月4日ないし5日の前後を含む日程で行われた国家戦略特区に関する出張の命令書や復命書など。愛媛県と今治市の職員が加計学園関係者とともに内閣府や官邸を訪ねたとされていたことから、出張の状況を確認するためだった。

 これに対する愛媛県側の姿勢を知ることができるのが、下の文書。同県が加計関連文書の提出にあたって添付した回答書で、県としての対応、提出文書の内容が記されている。

000000000-愛媛.jpg 冒頭には、『参議院予算員会における与野党の合意により、国政調査権に基づいて平成30年5月10日付けで依頼があり――(以下省略)』とある。提出されたのは、存在が確認された4月2日の出張関連文書だったが、愛媛県は“国政調査権”に基づく依頼であったことから、“県庁をあげて調査”し、提出に応じたとしている。

 当然今治市にも同じ文面の要請が送られているのだが、同市は参議院の要請を拒否している。なぜ同じ愛媛の県庁と市で、こうも対応が違うのだろう。確認すべきは、資料提出の要請が“国政調査権”に基づくものであったか否かという点だ。

 ◆今治市が歪めた「国政調査権」の解釈
 国政調査権は、憲法に定められた国会の権能で、第62条に「両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる」と規定されている。官公庁に対する資料要求は、国会法104条の「各議院又は各議院の委員会から審査又は調査のため、内閣、官公署その他に対し、必要な報告又は記録の提出を求めたときは、その求めに応じなければならない」という規定に基づいている。

 今回の愛媛県と今治市に対する資料提供の要請は、たしかに参議院予算委員会から出されたものだ。しかし、前掲した愛媛県の回答書の冒頭にあるように、「参議院予算員会における与野党の合意」によってなされた要請で、じつは議決を経たものではない。国政調査権に基づく資料要求を行うためには委員会なり院なりの「議決」が必要だったのだが、参議院の予算委はこれを省いて要請を行っていた。厳密にいえば、愛媛県と今治市に出された資料提供の要請は、「国政調査権を背景にしたもの」であって、「国政調査権に基づくもの」ではない。

 参院側は、地方の一都市が、議決の有無を理由に資料提出を断ってくるとは思っていなかったのではないか。今治市側に取材したところ、「参議院に確認したところ、資料提供の要請が『国政調査権に基づくものではない』という回答だったので、資料提出を断った」と明言している。国政調査権の解釈を歪めた今治市に、国会がなめられたということだ。

 ならば、参議院予算委員会の要請に効力が全くなかったのかというと、決してそういうわけではない。今回の資料提出要請にあたっては、参院予算委の理事会で合意がなされており、自民党も賛同している。つまり、議決可能な状態にあったということだ。「国政調査権」を背景とする資料提出要請であったことは間違いない。愛媛県は、そうした事情をすべて承知の上で、国会の要請に応じたと考えるのが妥当だろう。日本の役所として、極めて常識的な判断をしたと言えよう。県が国会に資料を提出した後の騒ぎについては、周知のとおりである。

 理論上、今治市の「国政調査権に基づく資料要求ではないから、資料提出を断る」という主張は間違いではない。だが、“予算委理事会での与野党合意”を前提とした今回のケースに限って言えば、それは同市が議会制民主主義の本質を理解していないことの証明でもある。

 国会は、選挙で選ばれた国民の代表によって組織されており、特定の委員会であったとしても、与野党合意がなされた場合は、合意事項が“国民の意思”に等しいと見るべきだ。議会制民主主義である以上、当然の解釈だろう。しかし、今治市はなんとかして資料提出を拒む構えで、いまだに国会の要請を無視し続けている。同市が守ろうとしているのは国民ではなく、加計学園であり安倍首相なのだ。

 ◆隠蔽は加計と安倍のため
 HUNTERの情報公開請求によって、今治市が、同市の職員らが官邸を訪ねた平成27年4月2日から国家戦略特区諮問会議で加計学園の獣医学部新設が事実上決まった28年11月9日までに、内閣府に19回職員を出張させ、加計学園側とは13回も協議を重ねていたことが分かっている。すべての出張命令書と復命書が開示されれば、より詳しい状況が明らかになるはずだが、重要とみられる大半の文書は「非開示」としており、原本を見せることさえできないという。

決定結果.png 隠蔽姿勢も度を越すと犯罪的で、かつて他の情報公開請求で開示した平成27年4月2日の出張復命書を平気で「非開示」にし、理由を問うと「状況が変わったので、方針を見直した」と開き直る。今治市に、正常な判断ができなくなっている証左であろう。

 同市は、加計絡みの出張関連文書を「非開示」にする理由として、“関係者との信頼関係”が損なわれることを挙げている。しかし、行政機関がもっとも信頼関係を保たなければならない相手は「国民」。今治市にとっては「市民」ということになる。

 同市は加計学園に対し、評価額36億7500万円の約16.8ヘクタールにおよぶ広大な土地を無償譲渡しており、さらに施設整備費として63億円の補助金まで支出する予定だ。その方針決定過程を隠蔽することが、本当に許されるのか?

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【政治・社会ニュース】  2018年05月31日  09:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント

【HUNTER】:【加計疑惑】:真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(上)

2018-06-23 09:11:20 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:【加計疑惑】:真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(上) ■重要文書はすべて「非開示」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:【加計疑惑】:真相究明阻む今治市の隠蔽姿勢(上)

 ■重要文書はすべて「非開示」

加計学園.png 着地点が見えなくなったモリ・カケ問題。昨年の総選挙で政府・与党による強引な幕引きが行われたが、新たな事実が出るたびに疑惑が再燃する状況だ。
 真相究明を阻んできたのは、国や関係自治体の隠蔽姿勢。疑惑発覚当初、それぞれの役所が関連文書の「不存在」を理由に情報開示を拒否したことが、問題を長引かせた原因だろう。
 とりわけ悪質なのは、加計学園の獣医学部を誘致した今治市。重要な関連資料を保有しながら頑なに情報公開を拒んでおり、国会の資料提出要請もはねつけている。今治市による隠蔽の実態とは……。

 ◆真相究明のカギを握る「今治市文書」
 昨年から続く加計学園の獣医学部新設を巡る問題。前川喜平元文部事務次官の告発、文科省メール、愛媛県文書と次から次に安倍晋三首相の関与をうかがわせる証言・証拠が出てくる状況だが、疑惑の中心人物である首相はギブアップしそうにない。「(加計学園の問題に)関わっていない」「(加計孝太郎理事長から)獣医学部新設について聞いたことはない」「一点の曇りもない」――。首相の口から出るのは、何の根拠もない強弁ばかりだ。

 誰もが首相の言葉に疑問符を抱く事態となっているが、ここに来て首相をはじめ政府・与党がもっとも恐れているのは、今治市が保有する公文書が明るみに出ることだ。評価額36億7500万円の約16.8ヘクタールにおよぶ広大な土地を学園に無償譲渡し、施設整備費として50億円という莫大な公金まで投入した同市は、加計学園にもっとも近い自治体。獣医学部が新設されるまでの過程では、頻繁に学園側と協議を重ねていたことが分かっている。加計疑惑解明のカギを握っているのは明らかに今治市。しかし、同市は加計学園関連資料の重要な部分を開示しようとしない。

 下は、HUNTERが今治市への情報公開請求で、開示決定書に添付されてきた関連文書一覧表の一部だ。赤い囲みの中が、愛媛県、今治市、加計学園の関係者が内閣府と首相官邸を訪れ、国家戦略特区担当の藤原豊内閣府地方創生推進室次長(当時)や柳瀬唯夫総理秘書官(同)と面談した平成27年4月2日の出張関連文書である。

 旅費支出など、どうでもいい文書は開示されるが、出張命令や復命書といったアンダーラインで示した肝心な文書は「非開示」。その後の内閣府や県庁に出張した時の復命書も「非開示」となっていた。開示対象文書は7,715枚と膨大だが、「非開示」の文書はカウントされていない。

20180530_h01-01.jpg ◆国会の文書提出要請も拒否
 問題となっている内閣府・官邸への出張があった平成27年4月2日から、国家戦略特区諮問会議で加計学園の獣医学部新設が事実上決まった28年11月9日までに、今治市が加計絡みで内閣府、加計学園、愛媛県とそれぞれ協議したとみられる折の記録は計40件。その時の復命書や協議記録について、相手ごとの件数と市が出した情報開示の方針をまとめた。

決定結果.png

 内閣府への出張は19回ともっとも多く、次が加計学園側との協議の13回。県との協議はわずか8回で、数字がそのまま今治市とそれぞれの機関、法人との関係性を示している。今治市が守ろうとしているのは、政府と加計学園なのである。だから、重要な記録は「非開示」。加計の獣医学部新設までの過程は、完全に隠蔽された形だ。

 しかし、愛媛県は国会の要請に応えて、一部の文書を提出した。なぜ今治市だけが国会の要請を拒絶できるのか――?

(つづく)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年05月30日  09:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【HUNTER】:森友の次は「加計」 今治市が公文書を不要な隠蔽

2018-06-23 09:11:10 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:森友の次は「加計」 今治市が公文書を不要な隠蔽

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:森友の次は「加計」 今治市が公文書を不要な隠蔽

3c241d9af76cfbd8cc0574401aaa4a657ac39726-thumb-550xauto-21356.png 学校法人「森友学園」の国有地払い下げに関する疑惑が噴き出したのは昨年2月。それから1年経って財務省による公文書改ざんという新たな事実が発覚し、日本の政官を揺るがす事態に発展した。
 一方、森友に続いて昨年5月に浮上したのが国家戦略特区を悪用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題。その後の解散総選挙でうやむやにされた形となっていたが、学部新設のため加計学園に評価額36億7,500万円の土地を無償譲渡した上に96億円もの補助金を愛媛県と分担支出する今治市が、この問題に関する情報公開請求に対し、意図的な引き延ばしで開示決定時期を遅らせるなど後ろ向きの姿勢を露わにしている。
 偶然が暴いた今治市の隠蔽手法とは……。
(写真左から安倍総理、加計孝太郎氏、萩生田光一前官房副長官。萩生田氏のフェイスブック投稿から)

 ◆隠蔽される加計関連文書
 加計学園の獣医学部新設問題を巡っては、官邸サイドから文部科学省に圧力がかけられたことを示すメールの存在が明らかになったほか、「行政が歪められた」とする前川喜平元同省事務次官の証言などで国家戦略特区の認定過程に疑念が生じる事態となっていた。

 加計学園の理事長は、総理が「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎氏。「総理のご意向」による加計氏側への便宜供与が疑われる事案だったが、北朝鮮危機に紛れた10月の解散総選挙で自民党が圧勝したため、野党や報道機関の追及が途切れる格好になっている。

 財務省の文書改ざんが明らかになったことで森友問題に関する情報開示は進みつつあるが、加計絡みの公文書は眠ったまま。特に今治市の隠蔽姿勢は悪質で、真相解明に必要な文書は一切開示されていない。

 財務省の騒ぎを目の当たりにして、今治市も態度を改めるのではないか――。確認のため、今治市と関係機関及び加計学園側との交渉過程について情報開示を求める過程で、HUNTER編集部の勘違いから重なった2件の請求が、同市の悪質な隠蔽姿勢を露呈させることになった。

 先月23日、まずHUNTERの記者が個人名で今治市に対して開示請求したのは、次の3点についてである。

  • 今年4月に開学する加計学園の獣医学部新設に関し、国家戦略特区の認定に至るまでの今治市と愛媛県の交渉記録及び打合せ記録。
  • 今年4月に開学する加計学園の獣医学部新設に関し、家戦略特区の認定に至るまでの今治市と加計学園側の交渉記録及び打合せ記録。
  • 今年4月に開学する加計学園の獣医学部新設に関し、家戦略特区の認定に至るまでの今治市と内閣府、文部科学省との交渉記録及び打合せ記録。

 これに対する同市の対応が、「一部開示」と「全面非開示」。対象文書の写しはまだ送られてこないが、決定通知に記された47件の文書の内、7文書が部分的な開示、40文書が全面非開示だった。黒塗りなしの開示は、1件もなく、ゼロ回答に等しい。

20180326_h01-02.jpg20180326_h01-03.jpg ◆同様の開示請求、理由なく期限延長

 この情報公開請求に対する開示・不開示の決定は、下の非開示決定通知にあるように3月9日付け。請求から14日間で、同市の情報公開条例で定めた決定期限(開示請求があった日から起算して15日以内)に従ったものだった。(*以下、文書中の赤いアンダーラインと囲みはHUNTER編集部)

20180326_h01-04.jpg おかしくなるのはこの後だ。じつは、先月23日に情報公開請求を行った後、今治市から何の連絡もなかったため記者が請求を怠ったものと勘違いしたHUNTERの編集部が、今月5日に会社名で情報公開請求を行っていた。請求内容は以下の通りだ。

  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する愛媛県側との打ち合わせや協議の記録
  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する内閣府及び文部科学書との打ち合わせや協議の記録
  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する加計学園側との打ち合わせや協議の記録
  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する首相官邸側との打ち合わせや協議の記録及び旅行命令書と復命書。
  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する市内部の会議の記録。
  • 国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設に関する行政行為すべての決裁文書及び決裁文書の添付文書。

 6件の請求内容の内、太字で表した3件は先月23日に請求した内容と同じ。首相官邸との打ち合わせに関する文書については、肝心な部分が「非開示」となっていることが既に報道され、国会で問題視されている。

 残るは“獣医学部新設に関する市内部の会議の記録”と“獣医学部新設に関する行政行為すべての決裁文書及び決裁文書の添付文書”だが、市内部の会議記録はHUNTER以外の開示請求に対して「非開示」となっていることが確認済み。決裁関連文書は、HUNTERが請求した一連の文書に付帯するものであることから特定が困難という性質のものではない。

 当然、開示・非開示の判断に時間はかからない。ところが、今治市の回答は下の文書。送られてきたのは「開示決定期間延長通知」だった。判断を下すのは、請求から2か月あまりも先になるのだという。

20180326_h01-05.jpg 延長理由は、《開示請求のあった公文書の種類・量が多く、開示決定等に相当の日数を必要とすることから、事務処理上困難であるため》――。しかし、前述したように、いずれの請求文書もすでに多くの報道機関などが請求してきたものであり、そのほとんどが「一部開示」か「全面非開示」。いまさら文書の特定や黒塗りに時間を費やす必要はないはずだ。森友問題で世間が騒然とするいま、不都合な事実を指摘されないよう時間稼ぎをしていると考えるのが妥当だろう。つまりは「隠蔽」ということになる。

 加計学園に対しては、約16.8ヘクタール、評価額36億7500万円の広大な土地が今治市から加計学園に無償譲渡され、県と市からはさらに施設整備費として96億円という莫大な補助金まで支給されている。今治市議会で土地の譲渡と補助金支給が決まったのは昨年3月。疑惑が囁かれる中、わずか数日の審議で結論を出すというドタバタぶりだった。

 加計疑惑の焦点は、特区申請から獣医学部新設許可に至る過程に「安倍晋三総理」の介在があったか否か。森友問題同様に、加計学園を巡る疑惑を徹底究明すべきだろう。鍵となるのが、今治市の保有する公文書であることは言うまでもない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年03月26日  09:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

コメント

【HUNTER】:愛媛県文書が示す黒幕たちの役割

2018-06-23 09:10:50 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:愛媛県文書が示す黒幕たちの役割

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:愛媛県文書が示す黒幕たちの役割

集中審議.png 28日、衆参両院の予算委員会で行われた集中審議で、野党から森友学園や加計学園を巡る問題について追及された安倍晋三首相は、長々と自説を主張するこれまで通りの態度で質問をかわし続けた。
 新たに出てきた愛媛県文書に記載された、加計学園の加計孝太郎理事長と自身の面会を、集中審議の直前に加計学園側が否定。追い詰められた首相が、“腹心の友”に救われた格好だ。
 しかし、“安倍―加計会談”が事実であろうとなかろうと、加計学園の獣医学部新設が、官邸や内閣府による特別待遇で国家戦略特区の認定事業に選ばれたのは確か。関係者のすべてが内容の正確さを認めている愛媛県文書の記述が、それを証明している。

 ◆藤原、柳瀬の果たした役割
 “安倍―加計会談”が虚構であったとしても、加計学園が首相周辺から特別な待遇を与えられ、結果的に文部科学行政が大きく歪められたという事実は覆らない。愛媛県文書には、平成27年4月2日に県、今治市、加計学園の関係者が特区担当の藤原豊内閣府地方創生推進室次長(当時)や柳瀬唯夫総理秘書官(同)と面談した折の内容が、詳細に記録されているからだ。

 下は、県職員が復命書を作成するにあたってまとめた藤原次長と柳瀬秘書官の発言。復命書の記述以上に、詳しい内容となっている。(以下、文書中の赤いアンダーラインはHUNTER)

20180529_h01-01.jpg

20180529_h01-02-thumb-autox869-24545.jpg

20180529_h01-03-thumb-580xauto-24543.jpg まず、当時内閣府地方創生推進室次長だった藤原氏の発言。同氏は、平成27年6月5日に開かれた国家戦略特区ワーキンググループヒアリングに事務局側として参加。28年9月21日と29年1月12日の「今治市分科会」にも事務局(肩書は地方創生推進事務局審議官)の立場で参加し、それぞれの会議を進行役として仕切っていた人物だ。いわば、公正中立が求められる行司役であるはずの藤原氏が、愛媛県や今治市、加計学園に対し次のような発言を行っていた。

『今後4月末か5月の連休明けには提案を募集するので。それにぜひ応募を』
『公衆衛生の観点、公務員獣医師の確保といったこれまでの獣医学部ではなかったようなものを提示することも重要』
『資料を作成されたら、早めに相談してもらいたい』
『今治市の方が上』

 どうみても、特区認定を前提として愛媛県や今治市、加計学園に指導した格好だ。この面談日以降に開かれた特区関連会議における藤原氏の役割からしても、「特別な便宜供与」だったことは明らかだろう。とくに、藤原氏が指示した“公務員獣医師の確保”は、その後加計学園が特区申請した時の獣医学部新設に向けた最大の目的となっており、先生が生徒に“あんちょこ”を渡したに等しい。戦略特区を活用した獣医学部新設には、新潟や京都も動いていたことが分かっているが、いずれも冷淡な扱いしか受けておらず、加計学園への厚遇ぶりは異常というしかない。

 藤原氏の果たした役割が大きかったことは、いわゆる“文科省メール”でも明らかだ。文科省内の職員間で共有されていた加計学園関連メールのうち、平成28年9月26日のメールには文科省側が内閣府の藤原豊審議官らと行った「打ち合わせ」の記録(下の文書参照)が添付されていた。

内閣府30461d179da40e6080ec72265b968bd18576a078.jpg 文科省メールの記載によれば、戦略特区「今治市分科会」(9月21日)の5日後となる9月26日、分科会で進行役を務めた藤原氏が文科省高等教育局専門教育課長に協議を要請。残されていた「藤原内閣府審議官との打ち合わせ概要(獣医学部新設)」には、同日夕に行われた協議の場で、内閣府側が≪平成30年4月開学を大前提に、逆算して最短スケジュールを作成し、共有いただきたい。これは官邸の最高レベルが言っていること(むしろもっと激しいことを言っている)≫などと求めたことや、≪「できない」という選択肢はなく、事務的にやることを早くやらないと責任をとることになる≫と発言していたことが記されていた。この時の内閣府側の発言者が藤原氏である。

 柳瀬総理秘書官の発言は、より明確に“総理のご意向”を示したものだ。『獣医学部新設の話は総理案件になっている』――この一言がすべてだろう。官邸側で動いたのは柳瀬氏、内閣府側は藤原氏だったという構図が明確になる。これに加えるとすれば、特区諮問会議で加計の獣医学部新設を露骨に推したワーキングチーム座長の八田達夫氏や竹中平蔵氏といった政権の犬たち。どの口が「一点の曇りもない」などと言えるのか……。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【政治・社会ニュース】  2018年05月29日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【HUNTER】:加計疑惑 嘘をついているのは……

2018-06-23 09:10:40 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:加計疑惑 嘘をついているのは……

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:加計疑惑 嘘をついているのは……

加計学園.png 学校法人・加計学園の獣医学部新設を巡って愛媛県が5月21日、新たな記録文書を国会に提出した。A4番27枚の文書の中の復命関係資料には、県職員らが面会した柳瀬唯夫総理秘書官の発言内容や、加計学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と2015年2月25日に面会して学部の新設計画を説明し、首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と語ったことなどが記されていた。
 25日には、沈黙を守っていた今治市長も首相と加計氏の面談について報告を受けたと発言。「(加計学園の獣医学部新設の計画を知ったのは)2017年1月20日」と主張してきた首相は、土壇場に追い詰められていた。
 ところが、翌26日になって加計学園が「県と市に誤った(嘘の)情報を与えた」として、“首相―加計会談”そのものを否定する動きに――。きょう、衆参両院の予算委員会で行われる集中審議を前に、首相に助け船を出した格好だ。
 嘘をついているのは誰か……。

◆追い込まれた安倍首相
 安倍首相はこれまで「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない」「獣医学部新設に関して(加計氏から)相談や依頼があったことは一切ない」などと答弁し、加計学園による獣医学部新設への関りを否定してきた。愛媛県文書に出てきた加計氏と自身の会話内容が事実だと証明されれば、辞任するしかない。そうした中、これまでの沈黙を守ってきた菅良二今治市長が記者団に、「理事長と首相が会ったという報告は受けたと思う」と述べたことで、愛媛県文書の記述内容が補強された形となっていた。

 下が愛媛県が国会に提出した文書のうちの「復命」に関する6枚。平成27年4月2日に、県、市、加計学園の関係者が特区担当の藤原豊内閣府地方創生推進室次長や柳瀬総理秘書官と面談した折の内容が、詳細に記されている。(*クリックで拡大) 

20180528_h01-01.jpg 20180528_h01-02.jpg 20180528_h01-03.jpg 20180528_h01-07.jpg 20180528_h01-08.jpg20180528_h01-06.jpg

◆不確かな話で幕引き図るも……
 復命内容が正確だったことは、今治市長の発言で証明済みだ。加計学園の緊急コメントも、愛媛県文書の記述内容が正確であることを前提に作成されたもの。“安倍―加計会談”が行われたという話があったことは、否定できない状況となっていた。その上で加計学園側は、「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした」――。すべてを学園の職員が嘘をついたことにして、首相がらみの疑惑を終わらせようという魂胆だ。

 しかし、国政を揺るがす問題だというのに「与えてしまったように思うとの事」とは、なんとも悠長な言い訳だ。“~ように思う”、“との事”といった不明確な学園側のコメントを、信用しろという方が無理な話だろう。加計学園は、問題の深刻さが理解できていない。

 首相周辺も、“安倍―加計会談”が学園職員の虚構だったとして幕引きを図りたいところだろうが、そうはいかない。加計学園に対しては約16.8ヘクタール、評価額36億7500万円の広大な土地今治市から学園に無償譲渡され、県と市からはさらに施設整備費として96億円という莫大な補助金まで支給されている。学園県と市=国民だまして、これらの公有財産を手に入れたことになり、こうした詐欺的手法が容認されていいはずがない。

◆苦し紛れ、学園と首相の嘘
 苦し紛れとはいえ、“安倍―加計会談”を作り話とするには、無理がある。愛媛県の地域政策課職員が平成27年2月に作成した「獣医師養成系大学の設置に係る現在の情勢について」と題する報告メモには、今治市が加計学園側から得た加藤勝信官房副長官(当時。現・厚労相)のコメントに加え、今後予想される学園側の動きが記されている。それが下の記述だ(以下、文書中の赤いアンダーラインはHUNTER)。

0000000-愛媛文書1.jpg

 2月の段階で、加計理事長と安倍首相が面談する可能性があることが予告されている。この動きは現実となり、3月3日の県と加計学園側との打合せ会では、学園側から会談の模様が報告されていた(下の文書参照)。

000000-愛媛県文書2.jpg

 加計学園はコメントの中で、獣医学部設置の動きが停滞していたため、職員が《構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路が見いだせるのではないかとの考えから》ありもしない“安倍―加計会談”をでっち上げたと結論付けている。しかし、県や市を相手にした協議の中で、半月以上前からでっち上げの伏線を張るということができるだろうか?愛媛県文書に記された一連の流れを見る限り、「NO」という答えしか出てこない。

 そもそも、加計学園は、県や市を相手に嘘の会談話を作り上げる必要がない。獣医学部誘致は、県や今治市が、構造改革特区の制度を利用して平成19年(2007年)から15回にわたり国に要望してきて課題。事を進めるためとはいえ、いまさら県や市をだます意味がない。県や市は、国家戦略特区の活用が有利と判断すれば、喜んで飛びついたはずなのだ。実際、加計の獣医学部新設は、国家戦略特区の一環として実現している。

 百歩譲って、加計側のコメントに記されたことが事実だったとする。ならば、それは極めて悪質な詐欺的行為。加計学園に、公有地をタダでもらい、補助金まで受け取る資格はない。学園は、“安倍―加計会談”をでっち上げた責任を取り、すべての公有財産を返上すべきだろう。

 曖昧な首相や加計学園の主張に対し、愛媛県が国会に提出した新文書の記載内容は詳細かつ正確だ。どちらに証拠能力があるのか歴然。嘘をついているのは、首相と加計学園と見るのが普通だろう。加計の理事長は首相の「腹心の友」であり、その関係が国政の私物化を招いたということだ。

 加計学園はコメントの最後に、《学生達の平穏な境域環境を確保することが大学の責務と考えますので、夢と希望に満ち溢れて勉学に励んでいる在学生を、どうぞ暖かく見守っていただけますようお願い申し上げます》と記している。学生を人質に、学園犯罪的行為に目をつぶれと言っているに等しい。これが教育機関と言えるのか?

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2018年05月28日  08:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント

【HUNTER】:文科省文書が暴いた萩生田氏の暗躍(下) 【加計疑惑検証】

2018-06-23 09:10:20 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:文科省文書が暴いた萩生田氏の暗躍(下) 【加計疑惑検証】

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:文科省文書が暴いた萩生田氏の暗躍(下) 【加計疑惑検証】

1-.jpg 一連の文科省文書が怪文書でなくなったいま、検証すべきは、文書の記述内容と現実に加計学園の獣医学部新設が決まるまでの過程がいかに符合するかという点。文部官僚がヤンキーあがりの副大臣に守秘義務違反で脅され、表立って証言ができない以上、真相究明は国会や報道に課せられた義務である。
 前稿で指摘した通り、“加計学園の獣医学部新設”を決定付けたのは昨年11月9日に開かれた国家戦略特別区域諮問会議で配られた1枚の文書。この「資料3」として用意されていた「国家戦略特区における追加の規制改革事項について(案)」の記述を巡り、加計学園の身内ともいえる萩生田光一官房副長官の暗躍があったことを文科省文書が暴いている。
(写真は、萩生田氏の公式サイトより)

 ■諮問会議決定、3カ所加筆で加計学園に限定 
 昨年11月9日の諮問会議。まともな議論を経ぬまま、事務方が用意した「国家戦略特区における追加の規制改革事項について(案)」が、『意義なし』の唱和によって決定事項となっていた。“加計学園の獣医学部新設”を決めたのが、同文書に記された次の一文である。

○ 先端ライフサイエンス研究や地域における感染症対策など、新たなニーズに対応する獣医学部の設置
・ 人獣共通感染症を始め、家畜・食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、創薬プロセスにおける多様な実験動物を用いた先端ライフサイエンス研究の推進や、地域での感染症に係る水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するため、現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を、直ちに行う。

1-会議7r-2.jpg 『広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域』というのは四国。ここに『限る』となれば、該当するのは加計学園の獣医学部新設を特区申請した愛媛県今治市だけ。この時点で、同じく獣医学部新設を申請していた京都産業大学は、周辺地域に獣医師養成機関があるため失格ということになる。つまり、『広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域』という文言を入れたこと自体が、加計への便宜供与。公表された文科省文書は、この文言が入ることになった経緯を示すものだった。

 ■加筆指示は萩生田氏
 下の2枚は、政府が存在を認めた文科省文書。上が問題の一文の原案で、下はその修正案だ。手書きで加えられた『広域的に』『存在し』『限り』がどのような意味を持つのか、もうお分かりだろう。この三つのワードを加筆した人間に、「何がなんでも加計に獣医学部新設を」という意思があったことは明白だ。

2-加計6.jpg矢印-thumb-200x46-11214-thumb-200x46-11217-thumb-200x46-11248.jpg2-加計7.jpg 文科省文書のうちのメールの記述(下のメール参照)には、はっきりと加筆を指示した人間の名前が記されていた。原案に手書きの文言を入れるよう指示したのは、萩生田官房副長官。指示が事実なら、萩生田氏こそ加計の獣医学部新設を実現させた立役者ということになる。

2-加計8--2.jpg2-加計9.jpg ■写真は語る
 萩生田氏の立ち位置を示す写真が存在する。2013年5月、萩生田氏は自身のブログに次のように記し、数葉の写真を添付していた。

 ≪GW最終日は青空のもと安倍総理とゴルフをご一緒させていただきました。きっと外遊の疲れがあったので、一年ぶりにクラブを握った私に・・・(笑)スコアは国家機密です。前日は夕方から河口湖の別荘にてBBQ。国民栄誉賞授与式から戻ったばかりの総理から長嶋・松井のサイン入りユニフォームと、審判としての現場のホットな話を聞き、盛り上がりました。背番号96は96条ではなく第96代内閣総理大臣の意味です。
寒い中取材待ちで外にいた番記者さん達もインタビュー無しを条件に中に招き、〆は総理自慢のスパイスやきそばを自ら振る舞っていただきました。≫

 添付された写真の中の一枚がこれ。左端が安倍首相、右端でビールを片手にポーズしているのが萩生田氏。そして真ん中に立つ人物こそが、首相の“腹心の友”加計学園の加計孝太郎理事長である。場所は首相の別荘。萩生田氏が自慢げに添付した写真が、3人の親密な関係を物語っている。

1-萩生田-2.png 首相、首相の親友、首相の側近――。獣医学部新設の裏に、この3人による共謀があったと見るのが自然だろう。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【政治・社会ニュース】  2017年06月23日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【HUNTER】:文科省文書が暴く戦略特区諮問会議の裏(上)【加計疑惑検証】

2018-06-23 09:10:10 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:文科省文書が暴く戦略特区諮問会議の裏 【加計疑惑検証】(上)

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:文科省文書が暴く戦略特区諮問会議の裏 【加計疑惑検証】(上)

首相会見会見 1.png 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、次々と存在が明らかになる“文科省加計文書”。安倍政権の歪んだ国政運営を示す重要な証拠物件だが、この問題の核心が文書の存否にあるわけではない。
 注目すべきは、学部新設を決定するに至った過程。学部新設を決めた国家戦略特別区域会議(議長:安倍首相)の議論経過と政府が存在を認めた文科省文書を突き合わせると、諮問会議の議論が単なるアリバイに過ぎないことが明らかとなる。加計の獣医学部新設は、水面下で決まっていた。

 ■諮問会議民間議員、潔白を主張したが……
 今月13日、国家戦略特区諮問会議の民間議員を務める八田達夫アジア成長研究所長、竹中平蔵東洋大教授、坂根正弘小松製作所相談役特別顧問ら4人が内閣府で記者会見し、「政策判断と決定プロセスはすべて正当であり、何らかの意向で歪められた事実はない」「首相から特に推進してほしいとの要請は一切なかった」などとして「総理の意向」によって行政が歪められたとする見方を否定した。しかし、諮問会議の議論経過を見ると、熟議の末の獣医学部新設ではなかったことが歴然。特区関係会議の議事録は、すべて“アリバイ”に過ぎない。

 表に出ている記録では、加計の獣医学部新設をリードしたのが特区諮問会議の正当性を訴えた当の八田氏だったことが分かる。下は、昨年9月21日に開かれた諮問会議「今治分科会」における八田氏の発言だ(以下、発言部分は諮問会議議事録から抜粋)。

1-分科会発言.png この段階で、八田氏は既に今治市が申請していた加計の獣医学部新設を「ぜひ推進していくべきだ」と述べている。八田氏は、特区ワーキンググループの座長として諮問会議にかける議論の前段階を仕切る立場。加計の獣医学部新設は決まったようなもので、あとは所管官庁である文部科学省や農林水産省の判断待ちだったと言ってよい。ちなみに、京都産業大学提出の獣医学部新設申請についてワーキンググループの会議が開かれるのは10月17日。京産大の申請を検討する前に、加計の計画にゴーサインが出ていたということだ。

 次いで10月4日、議長である安倍首相を交えて開催された特区諮問会議で八田氏は、ワーキンググループを代表する形で次の様に発言していた。

1-会議4.png ■唐突に進んだ獣医学部新設の議論
 じつはこの日の会議、加計の獣医学部新設問題は正式な議題にあがっていない。議論されたのは中山間農業改革特区 特区民泊などについて。獣医学部新設うんぬんについては、今治市について言及した委員の言葉をとらえて、八田氏が一方的に持ち出した話だった。その証拠に、この日の安倍首相のまとめでは、獣医学部新設について一切触れていない。下が当日の安倍発言だが、ここで首相は、「重点課題」について「農業の外国人材の受入れ」、「地域主体の旅行企画」、「小規模保育所の対象年齢の拡大」だと明言している。

1-会議5.png 記録された諮問会議の議論は、まさに表面だけのもの。10月4日の諮問会議で獣医学部新設について言及しなかった安倍首相のまとめ発言が、11月9日の諮問会議では、何故か“獣医学部新設を進めよ”という具体的な指示に変わっていた。仕組んだのは、首相に近い山本幸三特区担当相である(下の議事録参照)。
 
1-会議1.png 驚くべきことに、前回会議で首相が述べた「重点課題」を「先端ライフサイエンス研究や地域における感染症対策など、新たなニーズに対応する獣医学部の設置、農家民宿等の宿泊事業者による旅行商品の企画・提供の解禁」にすり替えている。前回会議で首相が「重点課題」としたのは「農業の外国人材の受入れ」、「地域主体の旅行企画」、「小規模保育所の対象年齢の拡大」。議題にもあがっていなかった獣医学部新設が、いつの間にか「重点課題」となり、関係各省と合意が得られたとする「本諮問会議の案」(議事録中の「資料3」)なるものまで用意されていた。つまり、肝心の議論が進められたのは水面下。裏で何もかも用意し、10月4日に開かれた会議の議論内容をねじ曲げ、あくまでも諮問会議で獣医学部新設を決めた形にしていた。核心に直結するのが、このインチキ諮問会議で配布された「資料3」の文書である。

1-会議7.jpg 「資料3」は、国家戦略特区において新たに規制改革を図るべき事項の案。この案は修正されることなく諮問会議の決定事項となり、獣医学部の新設が決まっていた。以下、当日の議事録。

1-会議2.png
1-会議3.png 一連の議論経過を見る限り、安倍首相もグルだったことは明らか。“加計の獣医学部新設”を決定付けたのが、「文書3」の文言であることも分かる。そして、ここに至る裏協議の過程をつまびらかにしたのが「文科省文書」なのである。

(つづく)

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年06月22日  09:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【HUNTER】:【加計学園疑惑】:隠蔽の果てに「首相案件」文書

2018-06-23 09:10:00 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:【加計学園疑惑】:隠蔽の果てに「首相案件」文書 ― 追い詰められた安倍政権 ―

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:【加計学園疑惑】:隠蔽の果てに「首相案件」文書 ― 追い詰められた安倍政権 ―

DSC05803.JPG 学校法人「森友学園」の国有地払い下げに関する疑惑が再燃したとたん、今度は加計学園の獣医学部新設を巡って安倍首相本人の関与をうかがわせる文書の存在が明るみになった。愛媛県職員が作成した文書に記されていたのは、加計学園問題で重大な意味を持つ「首相案件」という文言。“やっぱり”というのが正直な感想である。
 新設された獣医学部の関係自治体である愛媛県と今治市は、保有する加計学園絡みの文書を隠蔽し疑惑に蓋をしてきた。だが、問われているのは首相関与したかもしれない“便宜供与”の有無。関係機関は、速やかに情報公開を行うべきである。(写真は、「首相案件」を報じた朝日新聞の紙面)

◆安倍首相答弁に虚偽の疑い
 朝日新聞が10日の朝刊やデジタル版で報じたのは、2015年(平成27年)4月に愛媛県や今治市の職員などが首相官邸を訪れ、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)及び藤原豊内閣府地方創生推進室次長(同)と面会した際の記録文書の内容。それによると、柳瀬氏が面会で「本件(加計学園の獣医学部新設)は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」と発言、藤原氏も「要請の内容は総理官邸から聞いており」などと安倍首相意向進める特別な事業であることを示唆していた。

 その後、同様の内容について報道各社が報じており、新たな加計文書が存在するのは確か。一連の報道を受け、愛媛県の中村時弘知事が10日午後に緊急会見を開き、県職員が作成した文書であることを認めている。

 問題の文書には、「先日安倍総理学園理事長会食した際、下村文科大臣加計学園課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があった」とも記されており、安倍首相が2015年4月2日以前に“腹心の友”である加計孝太郎学園理事長と獣医学部新設について話し合っていたことを示す内容だ。首相は、国会答弁で獣医学部新設計画を把握したのは「2017年1月20日以降」と明言しており、文書の記述が事実ならば虚偽答弁が証明されることになる。「(加計学園の獣医学部新設に)関わっていれば辞める」と言った首相の喉元に、匕首(あいくち)が突き付けられた格好だ。

 ◆隠蔽の実態
 「首相案件」発言があったとされるのは2015年4月2日。この日、愛媛県と今治市の職員、加計学園の関係者が首相官邸を訪れていたことが同市が保有する旅行命令書などから明らかになっていたが、主な内容などは「非開示」とされていたため、官邸側の面談相手や会話の中身については分かっていなかった。

 都合の悪い情報を意図的に隠してきた愛媛県と今治市――。今年2月、HUNTERの記者が愛媛県と今治市に加計学園に関する公文書の開示請求を行ったが、県は関連文書の種類や分量さえ明らかにせず「隠蔽」。一方、保有文書を明示した今治市は大半の書類を「非開示」にして、説明責任を放棄している。今治市による隠蔽の実態は、下の通りである。(*赤い矢印とアンダーラインで示したのが、同市や県の担当者が柳瀬秘書官らと面談した日の復命書)

20180326_h01-02-thumb-autox734-24102.jpg
20180326_h01-03.jpg 森友に続いて昨年5月に浮上したのが、国家戦略特区を悪用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題だ。その後の解散総選挙でうやむやにされた形となっていたが、学部新設のため加計学園に評価額36億7,500万円の土地を無償譲渡した上に96億円もの補助金を愛媛県と分担支出する今治市は、この問題に関する情報公開請求に対し、意図的な引き延ばしで開示決定時期を遅らせるなど後ろ向きの姿勢を露わにしていた。

 財務省の文書改ざんが明らかになったことで森友問題に関する情報開示は進みつつあるが、加計絡みの公文書は眠ったまま。愛媛県と今治市は悪質な隠蔽を続けており、真相解明に必要な文書は一切開示されていない。昨日会見した中村時広愛媛県知事は、問題の文書を「備忘録」と位置付けたが、「備忘録」は役所が内部文書を開示対象となる「公文書」から外す時に使う常套文句。公文書を破棄していれば公文書毀棄に問われることもあって、予防線を張った可能性が高い。

 加計学園の獣医学部は今年4月に開学して新入生を迎え入れており、開学認可が取り消されることはない。ならば、政府や愛媛県、今治市は保有する加計学園関連の公文書をすべて公開し、すっきりした形の教育環境を整えるべきではないのか。それでも国民への説明責任を果たせないというのなら、首相の知事も市長も、即刻辞任するしかあるまい。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】  2018年04月11日  08:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント

【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

2018-05-29 08:50:00 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:歪む国政 戦略特区を支えるお友達人脈

1-特区会見2.png まさに、“お友達の、お友達による、お友達のための政治”である。
 国政を揺るがしているのは、加計学園の加計孝太郎理事長、失態続きの稲田朋美防衛大相、政治資金に関する疑惑の釈明で傷口を広げる形となっている下村博文元文科相、加計疑惑の中心人物である萩生田光一官房副長官といった首相のお友達ばかり。森友学園の籠池泰典氏にしても、元は安倍昭恵首相夫人のお友達だった。
 国民不在の安倍政治を象徴する事態なのだが、この期に及んでも政権にしがみつかざるを得ない“お友達”の方々がいる。(写真は、首相のお友達・高島宗一郎福岡市長)

 ■政権擁護のパフォーマンス
 先月26日、国家戦略特区諮問会議の民間有識者議員を務めている八田達夫アジア成長研究所所長や竹中平蔵東洋大教授らが、関係自治体の首長と、特区制度の推進を求める要望書を山本幸三地方創生担当相に提出。その後、そろって内閣府で記者会見した。

 23日に告示された都議選直後のこの動きは、安倍政権擁護のためのパフォーマンス。特区の意義を強調することで、批判が集まる加計学園の獣医学部新設問題から国民の目を逸らそうという魂胆がミエミエだった。首長も有識者議員も、大切なのは自己保身。安倍政権が崩壊した場合、自分の立場が危うくなると思ってのことだろう。懸命に特区の必要性や選定の公平性を訴えたが、見え透いた政権擁護が共感を呼ぶはずはなく、逆に反発を買う形となっている。(下が、26日に開かれた記者会見。FNNネット動画の画面より)

1-特区会見.png

 特区担当大臣への要望書提出や記者会見をリードしたのは、全国の首長の中で安倍首相に最も近いとされる高島宗一郎福岡市長。ここ数年、戦略特区にご執心で、市民の暮らし向きのことには目もくれず「天神ビッグバン」だの「観光」だのにうつつを抜かしている御仁である。毎年正月には首相の地元にある神社に出向き、記念撮影に収まるのが恒例。昭恵夫人とも昵懇なのだという。

 大臣への要請のみで会見には参加しなかった黒岩祐治神奈川県知事は、同県内を地盤とする菅義偉官房長官と極めて近い関係。高島氏も黒岩氏も、“官邸の最高レベル”とお友達という共通点がある。つまりは、お友達がお友達を庇うため、公金を使ってパフォーマンスを行ったということ。国政だけでなく、地方自治も私物化されていると言わざるを得ない。

 ■加計の獣医学部を推進した竹中、八田
 民間の有識者議員にしても、まったく信用できない。諮問会議の議事録などから獣医学部の認定過程を確認してみると、あららさまに加計学園の計画を推したのがワーキンググループの座長でもあった八田氏。それを竹中氏が援護射撃するいう展開だった。両人とも、政治権力と結びつくことで名を成してきた学者。安倍政権が選んだ彼らが、総理の“腹心の友”を粗略に扱うはずがない。加計の獣医学部新設について、「一点の曇りもない」としてきた有識者議員たちだが、選定過程は不透明。曇りがないどころか、真っ黒で見えないというのが加計学園疑惑なのである。

 ■誰も信じぬお友達の主張
 そもそも、加計学園疑惑と戦略特区の是非は別問題。「特区がけしからん」という国民は少ないだろう。岩盤規制は確実に存在するし、そこに穴をあけるのは結構なことだ。ただし、獣医学部新設が認められてこなかったのは、獣医師が不足する状況ではない上に、大学で獣医学を教える人材が少ないという理由があってのこと。決して岩盤規制なのではなかったというのが本当のところである。

 戦略特区は、一部の規制を外すことで、全国にその効果が波及することを目的とする制度。加計学園だけが利を得る計画が、特区の目的に合致しているとは思えない。高島市長や有識者議員らの主張は、「特区制度を推進するため、加計学園問題を早く終わらせろ」という趣旨。自分たちの主義・主張のためなら、犯罪行為に目をつぶれと言っているに等しい。

 首相のお友達から、特区推進の要請を受けた山本幸三大臣も、アベノミクスの仕掛け人と言われる首相側近だ。時の宰相が、お友達のために国政をゆがめたあげく、それをまた首相のお友達が庇うという見苦しい構図である。安倍くんグループの言い訳など、信じる国民は少ないはずだが……。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年07月10日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【自民党】:加計氏を国会招致すれば「すっきり」…石破氏

2018-05-29 08:49:50 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【自民党】:加計氏を国会招致すれば「すっきり」…石破氏

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【自民党】:加計氏を国会招致すれば「すっきり」…石破氏

 自民党の石破茂・元幹事長は27日、学校法人「加計(かけ)学園」(加計孝太郎理事長)の獣医学部新設を巡る問題について、「加計さんが(国会に)出てこられ『全く何の問題もない』と言ってもらえれば、かなりすっきりするのではないか」と述べ、加計理事長の国会招致が必要との考えを示した。

 東京都昭島市で記者団に語った。

 石破氏は「国民のもやもやした思いを払拭(ふっしょく)するためにできることは何でもやるべきだ」とも主張した。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局・加計学園問題】  2018年05月28日  09:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【加計学園】:「総理と理事長会っていた」は加計発の誤情報と発表

2018-05-28 00:15:20 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【加計学園】:「総理と理事長会っていた」は加計発の誤情報と発表

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園】:「総理と理事長会っていた」は加計発の誤情報と発表

 学校法人「加計学園」は26日、獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が15年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会したとする「新・愛媛文書」の記載について、首相と加計氏の面会は「実際にはなかった」とするコメントを発表した。首相が出席する28日の衆参予算委の集中審議は加計、森友学園問題が議題になる見込みで、直前に加計学園が急きょ否定した形だ。

「総理と理事長会っていた」は加計発の誤情報と発表
加計学園から報道機関に送られたファクス(共同)

 一方、愛媛県幹部は学園側の主張を疑問視。野党も「首相をかばうため、想像を絶する言い訳」(共産党・小池晃氏)、「うその上塗り」(国民民主党・玉木雄一郎氏)など一斉に批判し、追及を強める構えだ。

 学園のコメントによると、新文書の内容を関係者に確認した結果「担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまった」ことが分かったと説明。虚偽の面会情報を伝えたとする理由には当時、獣医学部設置の動きが停滞していたとし「打開策を探している状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区に切り替えれば、活路が見いだせるのではないか」との判断があったとしている。学園は報道機関にファクス1枚のコメントを送付し「関係者に迷惑を掛けた」と謝罪したが、記者会見は開かなかった。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・加計学園問題】  2018年05月27日  09:57:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【加計学園問題】:首相会食受け柳瀬氏助言 加計側に学部新設対応策

2018-05-14 06:14:30 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【加計学園問題】:首相会食受け柳瀬氏助言 加計側に学部新設対応策

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:首相会食受け柳瀬氏助言 加計側に学部新設対応策

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡り二〇一五年四月、学園や愛媛県幹部らが柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した際、学園側出席者が「安倍晋三首相と加計孝太郎学園理事長が会食した際、『下村博文文部科学相(当時)が、加計学園は課題への回答もなくけしからんといっている』との発言があった」という趣旨の説明をしたことが、政府関係者の証言で分かった。この発言を受け、柳瀬氏は「課題への取り組み状況を文科省に説明するのがよい」と、学園側に助言したという。

写真

 このやりとりは面会に同席した県幹部が作成した文書に記載されている。下村氏はこれまで発言を否定。柳瀬氏も十日の衆参両院の参考人質疑で、「そのような話が出た記憶は全くない」と答弁したが、安倍首相が一五年四月二日の面会前から、学園の獣医学部開設計画を聞かされていた可能性が出てきた。

 政府関係者によると、学園関係者が「(下村氏の指摘への)対応策について意見を求めた」ところ、柳瀬氏が「今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよい」とアドバイスしたとされる。こうしたやりとりは、県文書に記載されているが、発言者が明示されていなかった。

 柳瀬氏は参考人質疑で、一五年二月から六月の間に加計学園関係者らと首相官邸で三回面会したと認め、国家戦略特区での獣医学部開設を協議したと明らかにした。しかし、四月の面会の際、安倍首相と加計理事長の会食が話題になったことを「記憶がない」とし、自身の助言についても「私がそういう発言をしたという覚えもない」と述べた。

 安倍首相は昨年七月の国会で、学園の学部開設を知ったのは「(学園が事業者に正式決定した)一七年一月二十日」と答弁している。下村氏はこれまで「加計学園は課題への回答もなくけしからん」という趣旨の発言について「全く言っていない」と否定している。本紙は十一日、下村事務所にあらためて質問状を送ったが、期限までに回答はなかった。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・国家戦略特区・加計学園問題】  2018年05月12日  06:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント

【加計学園問題】:柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明

2018-05-11 23:12:30 | 【国家戦略特区・地域限定で規制を緩和】:

【加計学園問題】:柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:柳瀬氏発言は「ウソ」…愛媛知事が不快感を表明

 学校法人「加計(かけ)学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、同県の中村時広知事は11日、県職員が2015年4月2日に首相官邸で元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官と面会した際、県側から説明した内容をまとめたメモを公表した。

記者会見で柳瀬氏と県職員との面会についての質疑に応じる中村知事(11日午前、愛媛県庁で)

  記者会見で柳瀬氏と県職員との面会についての質疑に応じる中村知事(11日午前、愛媛県庁で)

 柳瀬氏から職員が受け取った名刺も示した。

 柳瀬氏は10日に行われた衆参両院の予算委員会の参考人質疑で、学園関係者との面会は認めたものの、県や今治市の職員の出席は「記憶にない」とし、「お話しになったのはほとんど学園関係者」と説明した。

 これについて、中村知事は記者会見で、「県の信頼に関わること、極論で言えば、ウソ」と不快感を表明。県職員3人に今治市職員、学園関係者を加えた計6人が柳瀬氏と同じテーブルに着いていたと明らかにした。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【地方自治・愛媛県・加計学園問題】  2018年05月11日  23:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント