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計画された電力不足

一昨日の記事「317関東虫食い大停電の謎」の問い掛けに何一つ応えることもなく(そもそも当てにしてませんが)、17日の(真)ブログ記事「地震にまつわる変な停電」の中で予想した通り、東電さんが

 電力不足パフォーマンス

を言い出してきました。


引用元:KYODO https://news.yahoo.co.jp/articles/f591fad0575f900d4e075ba30eb4588e4fa8dce4

一昨日の私の記事に影響されたかどうかは分かりませんが、今度は堂々と「太陽光発電」を持ち出し、その出力が云々を言ってきてますね。

それを理由にするならどうしても一つ確認しなければならないことがあります。

 太陽光パネルの位相合わせはどうやってるの?

少々技術の細部に触れますが、これに返答できなければ、経産省や電力会社さんが喧伝している「電力プール理論(*)」を信じることなどできず、この電力不足の理由自体が嘘だと言うことになります。

*電力プール理論:一つの送電網(電力プール)に複数の発電機が交流電気を注ぎ込んでいると言うおよそあり得ない神話のような理論。多くの人がこの神話を事実だと信じている。電気を水やガスと同様に考えてはいけません。

図:電力プールという神話あるいは妄想

 関連記事:今から心配?夏の電力不足

百歩譲って、電力会社さんが死守している「電力プール理論」が成立しているとしましょう。太陽光パネルの稼働時間は日中のみで、夜間に電力は生み出しません。夜間電力がそもそも当てにならないのに、太陽光云々が電力不足の理由とはおかしな話です。

だいたい、パネルに対し太陽光の入射角が変わると出力に大きな差が出る太陽光発電は、例え晴天の日中でも出力が一定せず、そんなものを当てにした電力デザインを本当にやっているとしたら、とんだお笑い草です。

そして、例え都内の山手線内およそ60平方キロメートルを全て太陽光パネルで埋め尽くしても、そのピーク発電量はせいぜい火力発電器一基分くらいにしかならないのです。ピークの時にですよ、念のため。

全国に雨後の筍のように太陽光パネルが設置されてますが、関東の分を足し合わせたら果たして何基分の発電量になるのでしょうか?東京ディズニーランドを動かすだけでも、大型発電器一つ分が必要だと言われているのに、これまで、そんなもので間に合っていたと言いたいのでしょうか?

以上、また質問の数が増えてしまいましたが、これに答えられないということは、

 再生可能エネルギーは嘘

となり、私たちが月々の電気料金に乗せられ、強制的に徴収されている

 再生エネ賦課金は詐欺

と認めることになります。優秀な人材が揃う経産省さんや東電さんですから、まさかそんな犯罪みたいなことはしてないと思いますので、今回のように利用者に節電を要求する前に、サービス提供者として、最低限これらの疑問に真摯に答えて頂けることを期待する次第です。


 * * *


過去記事「大電力送電の大嘘」では、送電線では大電力は送れないとし、それでは私たちが見かける高圧電線は何のために張り巡らされているのだろう?と疑問を呈しています。

同じように、もしも再生可能エネルギーが嘘ならば、メガソーラーなどの太陽光パネルはいったい何のために使われているのでしょうか?これは読者の皆様も考えてみてください。

追記1:差し替えられた節電理由(22日9:30AM)
この記事を投稿した直後、報道内容に動きがあったようです。

"3月22日の需要ピーク時の予想最大電力は4840万kW(16時~17時)で、その時間帯の供給力は4963万kW。また、使用率のピークとなる6時~7時の予想電力は3190万kWで、その時間帯の供給力は3272万kW。"
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c6f2d7287801320145da5188c5b9fc9d347b0a4

だから総量(電力プール理論)で語る前に、まずその理論が成立する根拠を示せと私は言ってるのです。太陽光の話はいつの間にか消えてるし、適当に節電理由を作ってるとしか思えないのですが?

追記2:電力プール理論とトランス(22日11:00AM)
以下の写真は、2019年に鹿児島県の川内原発に隣接する展示館で撮影したものです。


図:電気が発電所から家庭に届くまでの説明動画から(九州電力)

この説明図は明らかに電力プール理論に基づいて作られています。これまで、この理論が信じられない理由に

 (1)大電力送電は物理的に不可能である
 (2)交流電気の位相差合わせは困難である

の2つを挙げてきましたが、実はもう一つの疑義がこれに加わります。

この図には一次・二次・配電用と3段階の変電施設、即ちトランスを経由している様が描かれています。

実はこのトランス経由こそが疑義の対象なのですが、これの説明はあまりにも技術的な話に寄ってしまうのでここでは致しません。はっきり言えるのは

 トランスを通過するときに位相はズレる(90度進む)

という事実であり、こんなことは電子工作を趣味にする小学生でも知ってることです。このような多段変圧を経た交流電気と遠方で発電した交流電気が果たして100%完全同位相でミックスできるのか?考えなくてもその答は明らかでしょう。

そして、トランスに関する最も大きな誤解とは、電気の教科書にも書かれていますが

 電送効率が100%近い

という神話、はっきり言って「嘘」なのです。以下の記事はちょっと難しいのですが、高校生以上の理系学生なら必読です。

 関連記事:魔法の電圧変換装置(トランス)は存在しない

要するにここでは

 トランスによる送電効率はせいぜい50%程度

つまり、半分以上の電力を送電の為に消費しているということであり、教科書や電力会社による説明は全くの筋違いであることを述べています。つまり、この図の様に多段トランスをかませて送電などしていたら、その電力の殆どは電圧変換機(トランス)を温めるのに消費されてしまうのです。

ここからも、電力プール理論の無理が指摘され、あるとすれば、この図における「配電用変電所」自体が発電所となり、そこから直接末端に電気を供給していると考えるしかないのです。要するに、

 他所の発電機が止まろうと節電する意味などない

のです。



ET PANDENT EA AD SOLEM ET LUNAM ET OMNEM MILITIAM CAELI QUAE DILEXERUNT ET QUIBUS SERVIERUNT ET POST QUAE AMBULAVERUNT ET QUAE QUAESIERUNT ET ADORAVERUNT NON COLLIGENTUR ET NON SEPELIENTUR IN STERQUILINIUM SUPER FACIEM TERRAE ERUNT
それは、彼らが愛し、仕え、その後に従い、尋ね求め、伏し拝んだ太陽や月、天の万象の前にさらされ、集められることも葬られることもなく、地の面にまき散らされて肥やしとなる。
(エレミヤ書 第8章2節)


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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