粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

浅田真央がキム・ヨナに最後は勝利

2014-02-23 10:55:36 | スポーツ

これは負け惜しみであるが、ある面正しいと思える。すなわちソチでの試合の後で、二人に対する報道では明らかに浅田真央がキム・ヨナに比べて輝かしいヒロインになっているからだ。

真央ちゃんに対しては、世界のフィギュアの現役、OBを問わず圧倒的な絶賛の嵐。キム・ヨナ、ミッシェル・クワン、プルシェンコ…。そして世界中のファンからも感動したという熱い声、それは敵国?の中国のネットからも例外でない。

一方キム・ヨナといえば、韓国民が採点を不服として署名活動をする騒ぎになっている。この国お得意の「ロビー活動」がスポーツの世界でも通用すると思っている。気持ちは分からないでもないが、これを世界はどう見ているかだ。

きっとキム・ヨナ自身はこんな「贔屓の引き倒し」に心を悩ましていることだろう。表彰台に立ったキム・ヨナは銀であっても充分な演技を成し遂げたという満足感に溢れていた。なぜそんな彼女に賛辞を送らないのか、どこか気の毒にさえ思えてくる。

というわけでこの大会で試合の結果とは別に印象面で二人のライバルは明暗を分けたと言える。真央ちゃんがエキシビションでみせた満面の笑顔がそれを物語っている。改めて真央ちゃんのこれまでの功績に大感謝だ。


キャロライン・ケネディというおBAKAさん?

2014-02-22 18:25:48 | 国際時事

大の親日派で、日本を貶める反日の動きに果敢に反撃する米国人トニー・マラーノ氏。日本でも「テキサス親父」の愛称で親しまれている人物だ。年明け前後には、ロサンゼルス近郊のグレンデール市に設置された慰安婦像を、反日宣伝の悪しきシンボルだとしてその撤去の署名をホワイトハウスの請願サイトに呼びかけ、規定数を大幅に上回る成果をあげた。つい最近では、ケネディ米国駐日大使による「日本のイルカ漁は非人間的で中止してほしい」というツイッターにも鋭い反論を返した。

テキサス親父の日本事務局の記事では、ケネディ大使を「おBAKA」と酷評している。彼女が登場するインタビュー動画が添付されているが、30分の会話の中で100回以上も“Ya know”を使っている。記事によれば「その時間に次に何をしゃべるかを考えている=頭の中には何も無い と言う事」らしい。日本語の「そうですね」とか「えーと」という意味なのか。

記事で推測しているが、反捕鯨団体シーシェパーが安倍首相のフェイスブックに送った露骨際まる日本のイルカ漁非難文に彼女が触発されて、このツイートに及んだのではないかとしている。日本の昔からの習慣を理解しようとせず、「日本は非道だ」といって世論誘導して金儲けしようとする過激なこの団体。この「被害者ビジネス」に大使がまんまと騙されその片棒を担いでいると批判している。

テキサス親父側は、アメリカ海軍の超音波発生器や爆薬によって方向感覚を失った鯨やイルカが数百万頭も死傷しているとその犠牲の方がはるかに大きいことを強調している。テキサス親父を始めとして、日本国内からの反発は凄まじく米国大使館のフェイスブックが炎上して反対のコメントを削除したりブロックしたりしたという。

こうした違った意見を封じ込める行為はテキサス親父が大嫌いな「卑怯者」だと批判している。それは中国で起こった高速列車事故のときと同じで、「共産主義者やリベラリストというのは、自分達に反対する意見を理論的に扱えない為(感情が優先し理論が無い為)に「『穴を掘って埋める=削除する』と言う行動に出るのです」と切り捨てている。

ここで登場する「リベラリスト」だが、米国では最近悪い意味に使われていてようだ。

辞書を見てもLiberalismは、Conservatismや保守主義の同義語(異表記)とされています。

しかしながら、実際に米国で使われている「リベラリズム」は、日本の民主党政権が行って来たようなその裏側に責任が伴わない「無責任自由主義」の意味があります。法律を犯しても、公約を守らなくても、違法である外国人や公務員からの献金を受けていても誰も責任を取らずに逃げる連中の事です。

テキサス親父が、よく「リベラルの連中が-」と言うのは、「無責任な連中」「卑怯者」の事なのです。

あの華麗なケネディ王朝のプリンセスもテキサス親父の手にかかると「おBAKA」「無責任」「卑怯者」と、散々なリベラリストになってしまう。ある人がケネディ大使を田中真紀子+小宮山洋子+落合恵子の合成と評していた。これら3人の日本女性も過去の言動を見ると本当に困ったリベラリストだと思うし、寒々しい気持ちになる。そして日本の男たちではどうか。真っ先に例の鳩ぽっぽおじさんを思い出す。そしてあの人気キャスターやテレビコメンテーターたち…。おそらく自分をリベラリストと称する人間ほど胡散臭い者はいないのではないか、



朝日新聞のダブルスタンダード

2014-02-21 12:01:13 | 反原発反日メディア

原子力規制委員会の新基準による審査を巡って朝日新聞の二つ社説を読むと、この新聞のご都合主義が露骨に出ている。政府と規制委員会の関係への認識が完全に矛盾している。

2月15日社説「浜岡原発動かしてはならない」で浜岡を動かしてはならない。その再稼働の可否は、規制委の審査の次元を超えている。国全体のリスク管理の一環として、政府が主導して廃炉にしていくべきだ。」としている。

しかし本日2月20日の社説では「原発審査ー経産省発言は筋違いだ」として、「再稼働に前のめりな電力会社や経産省の思惑を排し、科学的・技術的な観点から審査を尽くすのが使命だ。」と主張している。

朝日新聞は浜岡原発は元々危険極まりない原発だから、規制委員会の審査の次元を超えていて「政府主導」で即廃炉にしろと訴えている。しかし、その一方で他の原発について、茂木経産省大臣が「審査の見通しを示すことは事業者が今後の経営を見通す上で有益だ」と規制委員会にその見通しを示すよう促したことには「経産省の思惑を排し」と政府の干渉に反対している。

朝日は「政府がなんとかしろ」と催促する一方、「政府は規制委への干渉は止めろ」と主張している。こういうのを世間ではダブルスタンダードと呼ぶ。早い話が朝日は原発再稼働阻止のために自社にとって有利な動きに対しては盛んに応援し、不利な場合はクレームをつけるということなのだ。だから規制委員会を「科学的・技術的な観点から審査を尽くすのが使命だ」と持ち上げる傍ら「審査の次元を超えている」としてハシゴ外しも平気でする。

結局朝日は「原発許すまじ」が絶対であって、その視点から物事が解釈される。そこには原発は大嫌いだという情緒が先行していて客観的な真実の追求が疎かになる。早い話だ「坊主憎けら袈裟まで憎い」だ。

おっと、もう一つ憎い対象があった。安部内閣だ。安倍首相が「安部叩きが朝日の社是」と国会で公言しても、朝日新聞はなんら反論せず公然と「肯定」した。したがって、安部内閣と原発推進がシンクロされると朝日の憎悪はより激しさを増す。そして今日もこの「情緒新聞」が宅配される。


森喜朗会長で大丈夫?

2014-02-20 19:07:23 | スポーツ

人が物事を率直にいうのは結構だが、どうもこのおじいさん、少し口が過ぎる。福岡の講演で森喜朗元首相がソチ五輪のフィギュアスケート団体の結果について「(日本が)負けるのは分かっていた。浅田選手を出して恥をかけることはなかった」と発言した。

東京五輪組織委員会会長の森氏、いかにもスポーツ通を鼻にかけた言葉だが、それ以上に許せないのは真央ちゃんの傷口に塩を塗るような冷酷極まる物言いである。「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」ショート失敗からのショックで次のフリーにも不安を隠せない日本のヒロインに言う言葉だろうか。

どこか時代劇の悪代官を思わせるこの人物をみていると正直あまり元気が出ない。ましてこんな暴言を出た日には「控えよ、頭が高い」と思わず言ってしまいたくなる。

どうせ東京五輪組織委員会の会長といってもほとんど名誉職みたいなものだ。特別なイベントに出席して海外の要人と会って挨拶を交わすぐらいなものだろう。だから東京のイメージアップにたりうる人物でなければならない。

他に誰かもっと若く清新な人はいなかったのだろうか。プロ、アマチュアを問わずその世界のOBでもっと顔の引き立つ人がいるはずだ。森元首相は2020年には83歳、おそらくこんな軽口を言えるくらいだから90はおろか100歳も生きられるだろう。しかし、こんな放言が続くようではこの先が心配だ。それこそ2020年がシンキロウ?のようなおぼつかなさだ。

追記:森元総理の発言は全体を通して聞くとかなり印象が違ってくるようだ。やはり、一部だけを切り取って評価するのは問題だろう。百田尚樹氏の発言の時もそうだった。その点では自分自身反省する。


韓国、この期に及んで

2014-02-19 13:46:49 | 厄介な隣国

こじれる日韓関係、これにいら立つ米国が両国に和解を促したが、どうも韓国側の頑な姿勢は変わらないようだ。日韓間の外務省局長レベルの話し合いも日本側が申し出る形で行われたが、首脳はおろか外相同士の会談も韓国側が日本側の歴史認識を持ち出して難色を示している。日本政府が歴史認識などを改めなければ会談に応じないということだ。

ところで日韓の懸案事項は何を指しているのか。あるブログ(私的憂国の書)にあったが、韓国のメディアによれば主に1領土問題、2慰安婦問題、3歴史教科書問題、の3点が解決しなければ首脳会談には応じないという。具体的には「竹島が韓国の領土であることを認め」、「慰安婦には謝罪と賠償金を出しことを明言し」、「歴史教科書は韓国の意のままに採択する」ということのようだ。

会談の前提がこれでは、全く韓国に都合が良過ぎる内容であり、まさに一方的な高飛車の態度といえる。これが本当ならば日韓関係の先行きはあまりにも暗い。4月にオバマ大統領が東南アジアと日本だけを訪問する予定だったが、韓国がそこにチャチをいれて強引に韓国訪問も組み入れさせた。ただし、アメリカ側がそれ以前に日韓首脳会談実現に向けて努力することを条件にしている。わざわざ韓国が来てもらうにも日本側に注文出す厚かましさには呆れるばかりだ。

日本側は首脳会談実現に向けて、こちら側から外相会談を呼びかけたりして努力しているようだが、韓国側にそれに応じる誠意が全く感じられない。ある程度は水面下には進んでいるのかもしれないが、あえて自国の体面ばかりを気にしているとしか見えない。これでは日本人の反韓、嫌韓の流れに歯止めがかからないばかりかますます深刻になっていく。最近は「無韓心」なる言葉も飛び出している。愛の反対語は無関心だとよく言われる。