素晴らしき茜空の会

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仮面ライダービルド 第22話「涙のビクトリー」

2018-02-12 21:30:00 | 仮面ライダービルド
三都の首相が見守る中、東都と北都の運命を決定するライダーの一騎打ちが開始される。序盤、ビルドはブラッドスタークから手に入れた北都のボトルを駆使し、次々にビルドアップ。グリスはビルドの攻撃に圧倒される。ビルドがそんな攻撃を繰り出すのも、“禁断のアイテム”ハザードトリガーを使わないようにするため。しかし実はその決戦前に、戦兎は美空に“あるもの”を託していた・・・。


「俺とお前で創ったビルドだ! お前にも、その責任がある」
「・・・ずるいよ、そんな言い方」
「悪い、けど、お前にしか頼めないんだ」


もうね、こうなったのは自分の責任だと、全てを背負ってきた戦兎が
ここへ来て、美空を共犯者みたいに言うので本当に驚いたし。

美空は純粋に、正義のためにその力を使ってきた(と信じていた)わけで
そんな彼女に、「お前にも責任が」なんて言い方をするとは思わなかったし。

でも。「動きを止めるだけ」という嘘や、
「俺はもう人間じゃない、兵器だから殺しにはならない」という詭弁、
挙句に「お前にも責任がある」という脅しすら使ってまでも
美空にしか頼れなかった、っていうのがな。

なんつか。私は物書きでも何でもないので、そもそもこんなもの書けはしないんですけれど、
戦兎に「お前にも責任がある」って言わせちゃうのは
いやもう絶対に私には思いつかない、すごい、すごいセリフだなって
思いました22話。

でさ。美空にこれほど酷なことを頼み込むくせに
龍我にはまったく頼らないんですよね、戦兎。

「・・・万丈は戦兎のことを思って」
「わかってるよ、・・・痛いくらい」


なんだろうなぁ、やっぱり戦兎にとっての龍我というのは
「葛城巧の人体実験の被害者」であって、
「平和な世界へ戻さなければならない」対象なんだろうな。
自分は犯罪者で、美空は共犯者で、龍我は被害者なのか。

ビルドが始まったときに、
「戦兎と龍我のベストマッチをお楽しみに」みたいに言われていたので
あぁ、この二人が相棒としてやっていくんだなって思ってたんですよ。
それが、なんかこう現状、予想してたのとイマイチ違うなぁって。

仮面ライダーシリーズにも「相棒」みたいな関係はたくさん出てくるんですが、
私が想像したのは、五代くんと一条さんなわけですよ。
お互いを理解し、信頼しあって、言葉は少なくても通じあってるっていう。

でも戦兎と龍我は全然そんなんじゃなくて。
「あいつは何を考えてるかわかんない」「勝手にしろ」「もう知るもんか!」
って、お互いに思ってるじゃないですか。

でもさ、その一方で。
「あいつはすごいヤツだ」「俺なんか到底かなわない」とも、思ってるわけですよ。

龍我は、戦兎のピンチに常にベストタイミングで登場するんですが、
今回もそう、正義のヒーローですよ、救世主ですよ。
もう絶対絶命だ!っていうタイミングで現れて、
どうすんだよこの状況・・・っていうのを、気合で覆していくんですよ。
すげぇ、すげぇよ万丈。

この二人は、まぁもちろん背中を預けて戦うこともできると思うけど、
「何も言わなくても理解しあえる」とかいう相棒じゃなく、
「なに考えてるか全然わかんねぇけど、とにかく俺なんかよりすげぇヤツで、
 だけど、放っておくと何やらかすか心配で仕方ない」みたいな、
そう思いあってるベストマッチなんだなって。いまごろ思いました。遅い。

「あんたは人間なの。
 自分より他人の幸せを優先する、バカでどうしようもない人間なの!」


前回のスタークのセリフに対するアンサー。

「いいか、殺された青羽も、お前も、
 ネビュラガスを注入した時点でもう人間じゃないんだよ」


ネビュラガスを注入されたかどうかなんて、人間である/なしには関係ない。
大事なのは出自ではなく、どう生きるかなんだよなって。

そう考えると、自分の欲望の赴くまま戦争を始めた幻徳や多治見首相の方がよほど鬼畜だし、
スタークに至っては、「悪いことしたなぁとは思ってるよ」「家族ごっこも意外と楽しかったし」と
他人どころか自分の感情にしか興味ないとか、本当にもう突き詰めて格好いいよね(笑)
格好いいけど、スタークの視界には入りたくないです。

一海。

戦兎を止めようとする龍我に対し「やめろ!もってかれるぞ!」って叫んでて、
あぁ、この人は龍我のいまの状態を一番理解できてるんだなって。
一海もまた、「もっていかれる」恐怖と折り合いをつけながら
戦ってきてたんだなって。

誰だよ、一海はもうネビュラガスの力に飲み込まれて
好戦的な人格をむき出しにしてるなんて言ってたヤツは(自分です)

「これで戦争の兵器になるってわけか」
「どうする?記憶を消すことも可能だが」
「必要ねぇ。俺は全部背負っていく」


その直後の、カシラのあとを追って人体実験受けちゃった三羽烏の姿に
見てて泣きそうになったよ。
「バカどもが・・・」って。本当にな。本当にそれな。

えっと。今回で北都編は完結なのかな?
戦兎が死すら覚悟して代表戦に挑んだように、
ここで決着をつければ、戦争が終結し、戦兎の贖罪も終わるはずだったのでしょうが。

「ところで北都の軍はどうした?」
「あなたの言うとおり、東都に向かわせたわよ。
 グリスが負けた場合は全勢力をあげて東都をつぶす」


代表戦で決着をつけることで、お互いの被害を最小限にしようと考えた氷室泰山の考えとは裏腹に
多治見首相は、なにがなんでも戦争に勝って東都を飲み込むつもりでいた模様。

しかし、三すくみって怖いよね(笑)

「あぁ、確か北都の軍は、全て東都にやってたなぁ。
 こりゃあ、降伏するしかなさそうだ」


予定通り東都に攻め込もうとした多治見首相を
「そいつはルール違反だ」と鼻で笑うスターク。ひどいぞスターク。

まぁ三すくみっていうのは三国の力関係が拮抗してるからこそ成り立つものであって、
抜け駆けしようとしたら、そりゃ足をすくわれるのは当然ですよね。

そんなわけで、存在感の薄かった西都の御堂首相が
とうとう本性を現してきました。

つか。難波重工ってそもそも西都の企業だって設定出てたっけ?
西都が商業の国だとか、難波っていう名前からして
一般企業でも、西都と深くつながってそうだよなと。

んで。スタークが北都のボトルと一緒に西都のも所有してた時点で
彼には、その気になれば全てのボトルを手中にできるっていうことが証明されたようなもんで。
つまりスタークは、全てのボトルを集めること以上に
「ビルドがボトルを使いこなし、さらにハザードトリガーを使ってパワーアップする」ことを
重要視してるってことなんですよね。彼の言うとおりに。

そして、そんなスタークにボトルを貸している御堂首相も、
ボトルを集めること以上の目的を持っているんだよな。なんだ。

あと、東映公式さんのサイトを見たら、
今回のセットはリアルにビルの上に組んだと書かれていて、度肝を抜かれました。
うん、まぁ確かに、リング越しに見る夜景とかメチャクチャ良かったです。すごい。
ジャンル:
特撮
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