時々新聞社

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歴史から何を学ぶか

2006年08月29日 | 社会問題
編集長は歴史が好きである。世界史に関する書籍も読むが、特に、日本史が好きである。
歴史小説を読んだり、歴史の研究書や歴史書そのものに目を通したり、史跡や遺跡、考古学的な出土物などを見物するのも好きである。
特に興味のある時代というのはないが、弥生時代から古墳時代にかけての古代史、平安末期~鎌倉初期、戦国時代、幕末~明治時代を描いた蔵書が自然に溜まっているところをみると、このあたりの歴史がお気に入りなのかもしれない。
古代史は、わからないことが多いこともあって、謎解きのような気持ちで読めるところが面白い。いろいろな著者のものを読んだが、記紀や風土記などの神話の世界、邪馬台国論争などに関して、最もリアリティを感じたのは、古田武彦氏の著作である。氏の論理展開に比較すると、他の論者、歴史学者の論拠はどうも説得力に欠けている。古田史学については、異端の史学とのレッテルが貼られることも多いようだが、今後も学問上の論争を大いに進めて、古代史の真実に迫って欲しいと願っている。
また、平安末期~鎌倉初期、戦国時代、幕末~明治時代というのは、いずれも時代が大きく変化した時代だ。こういう変化の時代にあって、新しい時代の流れを敏感に読み取り、社会を前向きに動かした人たち、逆に、古い社会体制にしがみつこうとした人たちなど、その人間模様に考えさせられることは多い。
もし、読者諸氏が幕末から明治維新という激動の時代に生を受けていたら、どのように行動したことだろうか。
一般的に、人は急激な変化を望まない。未知の世界が自分をどこに連れて行くのかがわからないという不安のため、とりあえず現状を維持しようと努める。このような中にあって、新しい社会のあり方を研究、模索し、その展望を示し、多くの人々を導いていく事業は、通常多くの困難を伴うのである。
21世紀という時代もまた、社会が大きく動く時代であろう。
18世紀にイギリスで始まった産業革命以来、人類は化石燃料を大量に消費しながら、資本主義社会という新しい文明社会を築いてきた。しかしながら、それもそろそろ限界ではなかろうか。特に、先進諸国が化石燃料を消費し、有害物質を撒き散らしながら、経済成長を競い合ってきた結果、地球の温暖化、森林資源の破壊、砂漠化の進行、多種多様な生物種の絶滅などの地球規模での環境破壊、それに伴う水不足や食料不足、南北問題などが急速に進行している。これらの問題は、地球規模で進行しているため、一国の努力ではもはや解決できない段階に達している。しかし、こういう問題が極限にまで達しない限り、各国が一致して解決に取り組むことはないだろう。なぜなら、資本主義社会は、自国の経済成長、経済発展を唯一の目的とする社会体制だからである。
だからこそ、こういう問題が極限に達する前に、これに歯止めをかけグローバルな協力体制の確立や新しい社会体制の実現が求められているのである。
21世紀は、人類が変化を恐れずに、新しい社会体制に足を踏み出す時代になることだろう。
変化の時代、激動の時代に生を受けているあなた、これからあなたはどう行動しますか?

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