旅行に行ったり、いろいろとゴタゴタしていて、久しぶりの記事の更新である。
ちょっと休んでいる間に、政局はずいぶんと動いている。
首相の所信表明演説は、長いものだった。
少なくとも、自分の言葉で語っているという点で良い印象を受けた。
国民生活に焦点を当てて、福祉増進や平和を希求する姿勢もはっきりとしていた。
しかし、この所信表明に反して、この間の首相や各閣僚の発言を見ていると、どうも、当初の意気込みからブレていることが多い。
たとえば、普天間危地の移設問題でも、結局はアメリカから文句を言われて、移設自体が立ち消えになりそうだ。
後期高齢者医療制度も、マニフェストでの約束を投げ捨て、しかも野党時代には、参議院で即刻廃止の決議を採択しておきながら、与党になったら2012年まで廃止は先延ばし。これでは公約違反と言われても仕方がない。
財政問題も深刻である。税収が落ち込む中、赤字国債が50兆円を越えるとのウワサもある。節約だけで、子供手当や高校授業料無料化などの財源を捻出できるわけがない。民主党の財源政策に、多くの国民が危惧を抱いてきたが、それが現実になった形である。このままでは、財政破綻まっしぐらという感じである。
ダム建設中止には、編集長も賛成だが、手法はあまりにも乱暴である。ダム建設を望む住民にも、ダムが不要な理由を化学的に示す必要がある。また、今後の待ちの再建にどのようなことを行うのか、具体的な支援策も示すべきである。
政権が変わってまだ数ヵ月、動かそうと思っても、スムーズに動かない部分もあるだろうが、首相や閣僚が、マニフェストで掲げた方針の大本を投げ捨てている側面も否めない。
この国をどのような方向に導こうとしているのか、国民にわかりやすい形で進めてもらいたいと思っている。
ちょっと休んでいる間に、政局はずいぶんと動いている。
首相の所信表明演説は、長いものだった。
少なくとも、自分の言葉で語っているという点で良い印象を受けた。
国民生活に焦点を当てて、福祉増進や平和を希求する姿勢もはっきりとしていた。
しかし、この所信表明に反して、この間の首相や各閣僚の発言を見ていると、どうも、当初の意気込みからブレていることが多い。
たとえば、普天間危地の移設問題でも、結局はアメリカから文句を言われて、移設自体が立ち消えになりそうだ。
後期高齢者医療制度も、マニフェストでの約束を投げ捨て、しかも野党時代には、参議院で即刻廃止の決議を採択しておきながら、与党になったら2012年まで廃止は先延ばし。これでは公約違反と言われても仕方がない。
財政問題も深刻である。税収が落ち込む中、赤字国債が50兆円を越えるとのウワサもある。節約だけで、子供手当や高校授業料無料化などの財源を捻出できるわけがない。民主党の財源政策に、多くの国民が危惧を抱いてきたが、それが現実になった形である。このままでは、財政破綻まっしぐらという感じである。
ダム建設中止には、編集長も賛成だが、手法はあまりにも乱暴である。ダム建設を望む住民にも、ダムが不要な理由を化学的に示す必要がある。また、今後の待ちの再建にどのようなことを行うのか、具体的な支援策も示すべきである。
政権が変わってまだ数ヵ月、動かそうと思っても、スムーズに動かない部分もあるだろうが、首相や閣僚が、マニフェストで掲げた方針の大本を投げ捨てている側面も否めない。
この国をどのような方向に導こうとしているのか、国民にわかりやすい形で進めてもらいたいと思っている。