神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

月へ誘う[夢へ誘うの前編]

2017-10-22 03:00:00 | 短長編小説
実は…夢へ誘うには前編がある
書いたのは勿論私だけど~

なぜ後編を先に載せたのか・・・

う~ん・・・なんとなくって事で

少し説明
月へ誘うは
私の見る変な者や変な夢です

現実世界を無視した人達が行き着く世界があるなら
これだったのかも?

私が意識を失っていた時に見た
本物の世界です

では始めます

ーーーーーーーーーーーーー

月(無)へ誘う



都会の中には
色々な人々が居る

そんな中に暮らす人々
今の現実の中で夢(未来)を見失い
失望する人が後を絶たない

ある者は働き疲れ
毎日をロボットのように繰り返し

ある者は友人に裏切られ
人を信じる事を見失う

ある者は目先の将来に失望

ある者はパートナーを失い

ある者は大切な人を亡くして
無気力に

ある者は……無

ありとあらゆるものに
夢を奪われ未来を見失い

自害

そんな世界を夢で見た私は

それでも生きる事を止めない

私は望まないのに
なぜか現実で無い世界に迷い込む

綺麗な川のせせらぎに導かれ
川の向こう側の美しい景色

何度も川を渡ろうする
綺麗な真水に足を入れる
でも何時も誰かが呼び止める

夢から現実に戻り我に還る

私の見た世界は…
足を踏み入れてはいけない
とても怖い世界だ

あの世界に似た世界に居る
でも何かが違う

そこは何故か心の安らぎを与える世界だった

でも何時もと何かが違う

そこには人々が居た
今まで遠くで見ていた人々が目の前にいる

始めて安らぎの世界へ入った
だがそれは
私の思い込みだと気付くのに
時間は必要なかった

沢山の人々が居るにも関わらず
誰も皆共に居る者以外は眼中無い
自分だけの世界

共に過ごす者は皆自分自身の光と影だった

一方は光を表す人
一方は現実世界で見る影

ここに居る人達は皆
ひとりぼっち

だから互いを絶対裏切らない
代わりに誰とも接しない

沢山の人々
のどかで安らぎを与える代わり
暖かい他人に触れる事は無い

私は今なぜ?
こんな不思議な世界に居るのか?

今は夢の中のはず…なのに?

村の中を一回りした
やはり誰も
私を気にかける様子は無い

多分誰にも私が見えていないのだと確信

誰かの家に勝手にお邪魔
家の中は皆違う
豪華な物が有ったり

ほとんど何も無い家も有った
でも全ての家の中には食器等は二組有った

私はまだこの夢から覚め無い?

夜が来て
月が輝く

綺麗な月大好きだから
適当な場所に腰掛け眺めてた

なぜだろ?
村人は家から誰も出て来ない

綺麗な月…
村人の家々の窓が全開
窓から見てる?
綺麗だから外に出れば良いのに?

だが私の言葉は誰の耳にも届かない

今まで見た事無い
綺麗だけど…物悲しい月…

まるで…
月が泣いてる?

私は思わず月に話かけた
「ねえ、泣かないでよ…私まで悲しくなるから…」
涙が流れた

その時
月が私に話をしてきた
凄く不気味な声

[お前は何故ここに居る、ここは自殺して誰も迎えが来なかった者達が、自分の邪念と共に留まる場所、お前の様に命を何より重んじる者が留まる場所では無い、この世界は自害してどこにも行き場所を許されない者達の無の世界だ、お前は無を求めていない、お前は誰かの気にのりここへ入り込んだだけだ、月と共に現実をお前の望むままに、限りある命と共に生きなければ成らない、お前の中には何か他人とは違う者が存在する、その者と共に生きる為に現実へ帰れ、自分に与えられた未来から目を反らすな、生きろ!!]

声を聞いている間私は光の輪を幾つもくぐり抜け

現実に目覚めるのを感じた

意識を取り戻す瞬間に
私は娘の声を聞いた
「お母さん」
はっきり聞こえた娘の声

私はその声で現実世界に目覚めた

不思議だが
恐い世界だった・・・〆

/////////////


私が見た不思議な世界のひとつです

もしあの世界が存在するなら
あの時の月はいったい
何だったのか未だに不明?

でも存在するような気がする

なぜ?って聞いてます…?

えっ!?
聞いて無いの?
まあ良いかな

私の見たただの夢かな~



ではまたね~~~(^.^)


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