Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●記念すべき原発の無い2012年のこどもの日、未来永劫に

2012年05月07日 00時00分34秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY201205050356.html)と東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050690070746.html)。

 原発が〝消えた〟2012年のこどもの日、各地での集会・デモの様子。原発の無い世界への再出発のための第一歩。FUKUSIMA原発人災を経験した我が国で、再び原発を稼働させてはならない。

================================================================================
http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY201205050356.html

2012年5月5日21時6分
「次世代へ、原発ゼロの未来を」各地で集会・デモ

 5日は札幌や東京、大阪、名古屋など各地で原発の再稼働に反対を訴える集会やデモがあった。永久の原発ゼロへ――。「こどもの日」に重ね、次世代への脱原発の思いを語る参加者も多かった。

 東京都内では、脱原発への政策転換を求める1千万人の署名運動の一環で「さよなら原発5・5集会」が開催され、主催者の集計で約5500人が参加した。

 「今日の原発停止は再稼働への準備。社会を転換させないと本当の意味での原発ゼロはやってこない」。呼びかけ人の一人、経済評論家の内橋克人さんが「次の世代のため、今日がスタート地点だ」と呼びかけると、拍手がわき起こった。

 作家の落合恵子さんは参加者に「原発ゼロがずっと続くよう一人一人が約束しましょう。これから生まれる子供たちの未来も含め、ここから再び一歩を始めたい」と語りかけた。

・・・・・・。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012050690070746.html

原発ゼロ未来へつなぐ」 泊3号機停止 立ち上がるこどもの日
2012年5月6日 07時07分

 北海道電力泊(とまり)原発3号機(北海道泊村)は五日午後十一時三分、定期検査のため運転が止まり、国内に五十基ある原発が一九七〇年以来四十二年ぶりにすべて停止した。原発が運転再開するめどは立っておらず、昨年三月の東京電力福島第一原発事故を経験した日本は、発電量の三割を占める原発の運転ゼロが続く前例のない時期に入った。原発の安全性に不信感を抱く市民グループは「原発ゼロ」を脱原発に向けた一歩と位置付け、全国各地で集会やデモを開いた。

 泊3号機は午後五時、核分裂の連鎖反応を抑える制御棒を原子炉に挿入。出力を徐々に下げ、六時間後の午後十一時三分、ついにゼロになった。七日午後には原子炉内の温度が一〇〇度以下の冷温停止状態になる予定。

 北海道電は「泊原発は電力の安定供給にとって重要な基幹電源。安全確保を徹底し、一日も早い発電再開を目指す」とのコメントを発表した。

 原発から四キロ離れた対岸のフェリー埠頭(ふとう)には脱原発の市民団体のメンバーら百人が集まり、停止の瞬間を待った。停止が確認されると、照明でオレンジ色に輝く原発に向かって一斉に手を振り「さよなら原発」と声を張り上げた。

    ◇

 東京都港区の芝公園では午後一時から「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」が開かれ、約四千人(警視庁調べ)が参加した。区内の旧芝離宮恩賜庭園まで約一キロを「原発いらない」などと訴えながらデモ行進した。

 ルポライターの鎌田慧さんや作家の沢地久枝澤地久枝)さん、落合恵子さんらが呼びかけ、市民グループなどが企画。こどもの日にちなんで「さよなら原発」などと書かれた大きなこいのぼりが泳ぎ、「子どもを放射能から守ろう」と記したのぼり旗も掲げられた。

 鎌田さんがマイクを手に「原発が全て止まる歴史的な瞬間。子どもに地球、日本を残す責任がある」と訴え。東京・霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴え続けている福島市の椎名千恵子さん(65)の音頭で、参加者らが「ノーモア原発」「ノーモア」とシュプレヒコールをし、こいのぼり形の小旗を振った。

 泊3号機の地元、北海道では午後一時、四十の市民団体が札幌市の大通公園で集会を開き、雨の中、四百五十人(主催者発表)が集まった。福島第一原発事故で福島市から札幌市に家族で避難した中学二年の渡辺刀麻君(13)は「事故で福島の絆はずたずたに切り裂かれた」と訴えた。札幌市の高校一年の池沢加那さん(15)は「重荷を背負うのは私たち子どもです。原発は本当に必要なのですか」と疑問を投げ掛けた。

 東海地方でも、名古屋市中区の繁華街で二百五十人がデモ行進。参加した愛知県小牧市の会社員船橋憲秀(のりひで)さん(64)は「またどこかで大震災が起きる前に原発をなくさないと」と話した。

(東京新聞)
================================================================================

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●3.11FUKUSIMA原... | トップ | ●消費税増税断固反対!!: ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事