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レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

フォアフットラン考。

2015年02月16日 | 徒然
2014東京マラソンを終えてからニュートンシューズによるフォアフットラン改造を始めてボチボチ1年が経つ。
漸くフォアフットランが我がものとなりつつある昨今
身につくまで長かったなぁとか自らの要領の悪さに呆れつつも
それまでに身に染み付いていた走法とタイムを勇気を持って投げ捨て今のフォアフットラン走法を手に入れた事は良かったと思っている。

メリット
・ロスレスで合理的なランニング走法であるなと走ってて実感でき愉しい。
・述べると長いので端折るが走るだけでなく立つ所から人の足の作りを見直すことができ”立つ、歩く、走る”ことの原理原則を学ぶことができた
・常日頃気をもんでいた骨盤が寝てるところからくるであろう猫背気味の姿勢に期せずして改善がみられる
・土踏まずが低い偏平足気味の足に改善がみられる
・オーバープロネーションが改善されている(これはSIDASインソールも有利に働いている)
・足首、膝への負担は軽くなっているはずなので、将来的にも有利だと思う。
以上、改善が見られたり学べたことがあり良いことづくめ。

デメリット
・ニュートンシューズに対する投資
・足に良かれと思って使っているビルケンシュトックのサンダル”ボストン”
が歩くようには作られていないんだなと感じ次は買うのをやめようと思ってしまったこと
・けっこう前のめりで走るので何かにひっかかったら思いっきりこけるんちゃうか、と少々怖い感じがする
くらいか。

今回の結論に至るまでは”Born to run ”の本に感化された所は大きいと考えている。
(シューズメーカーに対する風刺もとても共感できたし)
走るということはどういうことか。
フォアフットランは自らの”かかと着地”に対する疑念から導き出された個人的な回答。
これからの生涯のラン人生に於いて1年の矯正期間は長いもんではなく、寧ろたった一年の有効な投資だったと思う。
生涯を通じて活かせる技能でありますように。



そうそう、もうひとつ結論が出た。
ニュートンシューズを履き出した人はずっとニュートンシューズを履くという話が多い。
そこで僕は、”フォアフットラン練習にはニュートンシューズ、本番は別のシューズを使い分けることは可能だろうか”と試すことにしていた。
結果、できた。
練習ではSIDASインソールをはさんだニュートンシューズを使い、本番ではAdidas Takumi Ren(SIDASインソールは非常に重たいので、軽量シューズのメリットが消えてしまう)
で2足態勢を敷くことができている。

納得の行く結論を出せたことに満足!


今後としては2014年大阪マラソンに完成とは程遠いフォアフットランで臨んで見事完敗したことを踏まえ
フォアフットでフルマラソンを完走できたらなと思う。
どこぞのメジャー大会に当選したらフルを走る予定。
そして自己ベストを更新できれば言うことないけど、そこまではやるかどうか~^^


日曜は大阪に出る機会があったので、大阪城外周を含めて10kmラン。
大阪城に到着するまでのみちみちで信号待ちが鬱陶しい。
それでも知らないところを走るのは気持ちいいし、他にも走る人がたくさんいたので愉しかったけどね^^
信号が全然ない地元の田舎道に感謝。