AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

6776:組み合わせ

2024年09月19日 | ノンジャンル
 「CHORDのプリアンプとKRELLのパワーアンプの組み合わせってあんまり例がないから珍しいでしょう・・・このペア、意外と相性は悪くないんだよね・・・」と、小暮さんは話しながら、「オーディオショップ・グレン」の常設機器であるNAGRA CDCに1枚のCDをセットした。

 かかった曲はシューベルトのピアノ三重奏曲第2番であった。

 前回は純正ペアといえるEVOLUTION 222とEVOLUTION302で聴かせてもらったが、今回はCHORD CPA4000との組み合わせである。
 
 パワーアンプであるEVOLUTION302は、高さがあり、奥行きもある。かなりがっしりとした躯体で迫力がある。重さも50kg以上ある。「これぞパワーアンプ・・・」といった見た目である。

 送り出しは、「オーディオショップ・グレン」の常設機器であるNAGARA CDCである。NAGRAらしいコンパクトでメカニカルなデザインが美しい一体型のCDプレーヤーである。

 その音の印象は、有機的でグリップ力が優れたサウンドが好印象であった。低音の音階もあやふやになることがなく、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンの音の纏まりがクリアである。それぞれの演奏者の立ち位置が見えるようである。

 「意外と良いですね・・・いかにもアメリカのハイエンドアンプというKRELLと、イギリス的な斜に構えた独特の感じのCPA4000ですが、まっとうというか、とてもしっかりとしています・・・」と、私は感想を述べた。

 小暮さんも「このプリアンプもパワーアンプも市場ではそれほど評価されたわけではないけど、とてもしっかりとしているよね・・・売れなければ常設機器として使い続けようかと思うくらいだよ・・・」と述べられた。
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