AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

913:爽快感の裏側

2008年09月15日 | ノンジャンル
 多摩湖の周囲を周っている多摩湖自転車道、1周10kmほどあるのでゴール地点で折り返して戻ってくると約20kmほどの距離となる。アップダウンは若干あるがそれほどの起伏はない。時折、ジョギングやウォーキングをしている方の脇をすり抜けていく必要があるが、停止する必要がないので、快適である。

 路面の状況は良くない。一般の車道のほうがはるかにスムーズである。ごつごつしていたり路面がうねっていたり、さらに木の葉や木の実がゴロゴロ落ちていたりする。雨が降ったあとはとてもスリッピーである。またところどころ土がたまっている所もあるので注意しないとタイヤが取られたリする。

 体が元気なうちは、そういった危険なポイントにさしかかるとスピードを緩めて徐行するのであるが、折り返してからの後半、体が疲れてくると乱雑になったりする。

 今日は、そういった状況での危険性を十二分い思い知ることとなった。ゆっくり走っていたマウンテンバイクを追い抜き少しばかり加速したところで緩やかな右カーブに差し掛かった。路面は昨晩の雨で濡れていて土がたまっているところもある。

 ブレーキングをせずにほぼそのままのスピードで曲がろうとした瞬間、前輪が滑った。車体は何の抵抗もなく右へ傾き、転倒・・・それほどのスピードではなかったので、すぐさま起き上がったが、体の右側を相当強く打ちつけた。

 左肘、左腰、左ひざの全てをすりむいた。ようやくのことで家にたどり着いたら、妻が「あ~あ・・・」という感じで出迎えてくれた。ひりひりするがとにかく消毒剤をぬってもらった。

 2,3日傷みが残るかもしれない。今日は午後テニスの予定が入っていたのであるが、キャンセルするしかないようである。ロードバイクは災難続きである。初めて乗ったときにビンディングペダルが上手く外せないで転倒。これは軽傷ですんだ。そしてまだ乗り始めて1ケ月程度しか経っていないのに派手に転倒。

 ビギナーズラックどころか、ビギナーズバッドラックといったところか。まあ、これで厄払いは出来たのかもしれない。ウィークエンドのみの自転車であるが、爽快感に溢れた体験の裏側には危険もあるのであった。
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