さび病の病斑が…
巨峰の収穫も早場は終了し、中間地に入ります。
そして早場ではシャインマスカットの収穫が始まるそうです。
さて先週末、当社試験圃場でぶどうのさび病斑が確認されました。
昨年は6月中から発生が始まり、その後大発生となったのは、記憶に新しいところです。
この病害は直接、果実に被害を出すことはありませんが、多発した場合は早期落葉を起こし果実の品質が低下、また結果母枝の充実が妨げられるなどの被害となります。
本年も気温が高く、さび病が多発しやすい状況となっています。
さび病斑は葉裏に発生するため、有袋園ではボルドー液を葉裏まで丁寧に散布し、傘かけ栽培園では収穫後の散布を出来るだけ早く実施できるよう準備しておいてください。
すでに発生し始めている園では、今後の病害の拡大を遅らせるため、下記の防除薬剤も有効です。
オンリーワンフロアブル:2000倍(前日/3回以内)
フルーツセイバー:1500倍(7日前/3回以内)