||||||| ブドウハモグリダニ適用拡大「コテツフロアブル」 |||||||
山梨県病害虫防除暦では小豆大時のチャノキイロアザミウマ防除剤として指導されている「コテツフロアブル」ですが、2019年10月にブドウハモグリダニへの適用拡大が行われました。
近年、ブドウハモグリダニへの防除効果がある石灰硫黄合剤は、休眠期散布が実施できない圃場などが増えています。
また栽培面積が増加傾向にある品種:シャインマスカットにおいて被害が見受けられています。
今回適用拡大になった「コテツフロアブル」の防除時期は休眠期の登録ではなく、生育期の登録となっております。
ブドウハモグリダニは芽の鱗片で休眠しています。
ぶどうの芽が萌芽、展葉すると同時に吸汁害をもたらします。防除時期は生育初期に行わないと被害がでてしまいますので、昨年被害がでた園では展葉初期の頃から散布を行いましょう。
【適用内容】作物:ぶどう
適用病害虫:ブドウハモグリダニ
希釈倍数:2000倍
使用時期:収穫60日前まで
使用回数:2回以内