Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

2月21日の業務

2019年02月21日 | 日記
2月21日の業務


皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。

ところで、今朝は、先ず幸運な学習塾経営者との対談からスタートしました。

大都会にある大学から、何某かの支援をするから、外国人が多く働くこの地で日本語学校を設置して、外国人との共生を大いに促進するのに役立つ教育を行い、日本国内の平和な社会の実現に貢献しないかと誘われたため、では、その外国人向けの日本語学校を、効率よく設置する要領はいかに?というお尋ねでした。

留学生向けの日本語学校も、そういう意味では良いのですが、自前の土地建物を有してそれを校舎として利用する形態でのスタートは、かなりの資金を前もって用意しないといけないので、設置・運営に大きなリスクを伴うかもしれませんね・・・と水を向けたところ、いや自己所有の校舎を持っていますということでした。

しかし、設置は認可されても、開校当初の2年ほどは、学生向けの入国ビザが認められにくく、かなり経営も苦しい場合が少なくはありませんよ・・・と、再度「水」を向けると、いや、大学が支援をしてくれそうだから…というお返事でした。

ということで、その言葉通りでしたら、随分と幸運な方ですが、このくらいに幸運な方でないと、なかなか日本語学校の設置や運営はできないものとも思います。

しかし、私は、自分が日本語教師養成講座の方からスタートした理由もあって、このコースなら、自前の土地建物もいらないし、経理や財務面のチェックも全くないので、スタートしやすいかもしれませんね?とお誘いしました。

ただし、監督官庁から、教員のレベルの際立つ高さと多くの人数を求められて、その人材確保の点で非常に苦しい思いをする面もありますねと付け加えました。

しかし、留学生向けの日本語学校と日本語教師養成講座とを比較して、単純にはどちらが設置し易くて、どちらが難しいかということは、にわかには断言できませんね。

というのは、双方で随分と設置基準が異なるため、なかなか比較ができないのです。

ただ、日本語教師養成講座の方の難しさは、その準備作業の初めにおいて、もうインターネット上で様々な講座内容や運営方針などを広報をしておいて、それを含めて文化庁に「届け出る」ということが必要で、

それによって、事実上、日本語教師養成講座の開設を目論んで準備を進めていることを、一部分にしろ、早い段階で世間に発表してしまわなければならないということになり、もし開講手続きの最終段階である文化庁による「受理」にまで至らなければ、設置者において、諸種の面でのハイレベルな準備や能力が足らず、

結果的に一般世間に対して講座開設を宣言したことが大嘘だったことになり、その面から悪意の「詐欺師」だという様な風説が広がれば、本体の事業にまで致命的な影響を与えかねないという深刻な恐怖が、毎晩・毎晩、悪夢となって寝床に現れて、心身を痛める基になるということにあります。

そういうわけですが、我が国では、日本語教師養成講座は東京都や福岡県に集中していて、他の府県においては、まだまだ隙間だらけです。

しかし、日本語学校が、国内だけでも約750校あり、海外には数知れずあるのに対し、日本語教師養成講座は、約110校と極端に少なく、この点も、日本語教師数の不足の原因の一つとなっているのではないかと推測しています。

そういう意味で、日本語教師養成講座の方には、まだまだビジネスチャンスがあるのではないかと考えています。

以上のようなことを、各都道府県別に、表や数字を挙げて種々説明しましたので、納得していただいたようには思います。

勇躍してお帰りになられ、再度訪問してくださるということでした。

★午後は、留学生向けの日本語学校の設置申請には、かなりのハイレベルでの財務や経理面での諸準備が必要ですので、そのための資金手当等を済ませました。
 
CJA日本語学校:岡村寛三郎
平成31年2月21日 木曜日
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